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アクタージュ

アクタージュ|最新話第35話ネタバレ(2018年10月1日発売44号ジャンプ)

今回は、2018年10月1日発売の週刊少年ジャンプ44号に連載の

「アクタージュ」のscene35「秘密」のネタバレです。

引用:週刊少年ジャンプ44号

私も大好きな作品です!

では早速いってみましょう!

 

前回のあらすじ

自分の俳優としての不遇を嘆く酔った亀太郎に絡まれたアキラは、逆に自分の方こそ実力を認められ巌の舞台に立てる亀太郎たちの方が羨ましいと言い返す。

そんなアキラに亀太郎と七生は、巌は自分の舞台の出演者を絶対に政治では選んだりなんかしない事、そして自分たち天球の団員たちは今回の舞台で演劇に関わる事を止めようとしている巌に、もっと演劇を続けたいと思わせるような演技をするのだという決意を語る。

一方巌に呼ばれた夜凪は、巌の余命が3か月程しか残されていない事、死者カムパネルラの役作りの為にこれから舞台までの間、夜凪に自分の体感を語っていく事、そしてこの事は二人だけの秘密である事を告げられる。

 

『アクタージュ』scene35 「秘密」 ネタバレ

立ち稽古

公演に向けての立ち稽古、少し前までは阿良也と対等に渡り合い団員たちを驚かせる程の演技をしていた夜凪でしたが、「お母さん」と言うべき台詞を「皆」と言い間違えてしまったりと無自覚なミスが増え、精度を上げ続けている阿良也とは対照的に集中力が欠けた状態が続いてしまっていました。

そんな夜凪の様子に阿良也は立ち稽古の中断を言い出し、巌に、夜凪に何をしたのか問いただします。その阿良也の問いに新しい価値観を教えていると答える巌。

価値観の内容を聞くも、「お前はまだ知る必要はない」と言われた阿良也は、余計な事をしたらあんたでも許さないと凄みます。

引用:週刊少年ジャンプ44号

やはり巌の死と思惑を知ってしまった夜凪の芝居には影響出まくってますね。「どんな事が「お母さん」の一番の幸いなんだろう」という台詞を「どんな事が「皆」の一番の幸いなんだろう」と言い間違えてしまう夜凪の頭の中は、カムパネルラではなく巌と劇団員の皆の事でいっぱいになってしまっているようです。

稽古の後

皆が帰った後、巌は夜凪を残し、カムパネルラと自分の死を受け入れている心情を語ります。
そして夜凪の皆に嘘を吐くのは辛くないのかとの問いに芝居の為だからと答えます。

引用:週刊少年ジャンプ44号

巌との対話を終え、夜凪が外に出ると、団員たちが待っていてくれました。

憎まれ口を叩きつつも、読み合わせでも何でも付き合ってやるという亀太郎でしたが、続く七生の巌と芝居を続ける為にこの舞台は必ず成功させないといけないからという言葉に夜凪は誘いを断り事務所へと帰ります。

ひとり帰る夜凪を団員たちは巌さんにこっぴどくやられたな、と解釈しますが七生はその後ろ姿に意味深な視線を向けていました。

 

屋上で

事務所で弟妹たちと食事をしている間も心ここにあらずな状態の夜凪に、黒山は今夜は事務所に泊まれと言います。

夜も更けて、皆が寝静まっている中夜凪は眠る事が出来ずに屋上でひとり月を見上げていました。そこに、巌のじいさんに「言うな」と言われたか、と言いながら黒山がやって来ました。その台詞に、巌の状態を知っているのが自分だけではなかった事を知り、夜凪の気が弛みます。

引用:週刊少年ジャンプ44号

死んでしまったらもう二度と会えない、病気の事を劇団の皆に伝えるべきだ、と言う夜凪に、黒山は「銀河鉄道の夜」は宮沢賢治の死後に発見された未完成作品であり遺作である事を告げます。

「銀河鉄道の夜」の中に繰り返し出てくる「本当の幸いってなんだろう」という言葉は病床に伏していた賢治の最後の人生の疑問である事。友達の為に死んでしまって、でもその自己犠牲は「本当はいいこと」だから母親は自分の死を許してくれるとカムパネルラは信じている事。巌もカムパネルラも残された者の気持ちなどお構いなしに「本当にいいこと」をすれば許されると思っている似た者同士のエゴイストである事を語る黒山。

引用:週刊少年ジャンプ44号

そして最後に、巌にとっての「ほんとうにいいこと」は最高の舞台を夜凪たちに演じさせる事で、夜凪は巌裕次郎になって劇団を導く事が夜凪の役作りだと夜凪の自覚を促します。

その頃、思っていたよりも病状が進んでいた巌は、医者に悪態をつきながら自宅で倒れていたのでした。

 

感想

巌と夜凪の対話、多分30分以上かかっていると思うのですが、外でずっと待っていてくれたみんな、優しいです。そして舞台を成功させる為に出来る限りの事はやるという姿勢が伝わってきます。って、いつの間にか亀太郎とアキラ、仲良くなってませんか?(笑)

そんな中、ひとり皆とは違う表情の七生が気になります。単にコマ割りの関係でひとり1コマになっただけなのか、それとも何かに気付いている表情なのか?気になりますね。

そして黒山の導きでようやく巌とカムパネルラの「本当の幸い」を演じる覚悟が決まった夜凪。本当に辛い立場だけれど、覚悟を決めた夜凪はきっと絶好調の阿良也のジョバンニに負けないくらいのカムパネルラを演じてくれると思います。

しかし巌さんが……「ヤブ医者め」って、団員たちに気付かれない為だとは思いますが、安静にしてなくて、禁酒も禁煙もしていなければそりゃ病状は進みますよ、巌さん……そもそも、医者の言う余命なんて信じちゃいけないんですよ。

多分巌さんの事ですから、意地でも翌日の稽古には平気な振りをして出てくるとは思います。ですがこうなってくると無事に初日を迎えられるのかどうかが怪しくなってきました。せめて最後の舞台、皆が演じているところは幕が下りるまでちゃんと見て欲しいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。