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アクタージュ

アクタージュ|最新話第36話ネタバレ考察予想(2018年10月6日発売45号ジャンプ)

2018年10月6日発売の『週刊少年ジャンプ』45号に連載されている、
「アクタージュ」のscene36のネタバレです。

 

前回のあらすじ

巌に余命を告げられ、稽古に集中出来ない夜凪。この夜凪の状況は巌が関係していると、阿良也は「夜凪に何をした」と巌を責める。しかしそんな阿良也に「お前はまだ知る必要はない」とあしらう巌。そしてその日の稽古の後も、夜凪に自分の死を語るのだった。

ひとり秘密を抱え悩む夜凪に今日は事務所へ泊まれと言う黒山。眠れずに屋上にいた夜凪に自分も巌の病状の事を知っていると打ち明ける。そして夜凪に銀河鉄道の夜は宮沢賢治が亡くなった後に発見された未完成品である事、その中に繰り返し出てくる「本当の幸い」という言葉について語る。

黒山の話で巌にとっての「本当の幸い」は最高の舞台を夜凪たちに演じさせる事であると自覚する夜凪に、黒山は巌になって劇団を導く事がお前の最後の役作りだと言うのであった。

その頃、巌は自宅で倒れていた。

今週のネタバレ

◆夜凪の決意

翌朝、黒山との語らいで覚悟を決めた夜凪は自ら巌の話を聞きたいと巌の家を訪ねました。しかしチャイムを押しても返事はない事を不思議に思った夜凪は家に入り、そこに倒れている巌の姿を見つけます。夜凪が驚いて巌の名を叫ぶと巌は起き上がり一安心するのですが、痛みで倒れたという事実に夜凪は巌を病院へ連れて行こうとします。

舞台が始まる前に死んじゃったら困るでしょ!と言う夜凪に巌は末期だから医者に行っても病室で死を待つだけ、演出家として最後まで舞台を見届けるには痛みに耐えながら過ごすしかないんだ、と医者へ行くのを拒否しました。

そんな巌に「わかった」と答える夜凪。やけに素直だと驚く巌に、夜凪はもっと巌の話が聞きたい事、今日から本番までずっと巌と一緒にいる事を告げます。

そんな夜凪に勝手にしろと言いながら、心の中は別の事を考えていました。

◆最後の稽古

公演初日まであと僅かな時、舞台で演技するアキラに巌は「いつまで恰好つけてんだテメェ!」と怒鳴りつけます。「つけてません!恰好なんて!」「つけてんだよ!自分の状態に自覚的になれボケェ!」と、そのまま怒鳴り合い状態になります。

その二人を見ていた亀太郎や七生たちにも同じように未熟なところを怒鳴りながら指摘します。そして再び稽古を始めた団員たちを見て、巌は思います。

こいつらがいるから どんな激痛にも耐えられる

痛み止め(モルヒネ)なんかよりも 強い薬だ

そしてずっと稽古をつけている巌を気遣う夜凪にお前のカムパネルラはまだ生者のままだ、いつ死者になるんだ、と言いながら過去を回想します。

自分を恐れて逃げていった役者、家庭を省みないで愛想をつかせて出て行った家族、自分の舞台を最期に役者を辞めた天才女優、自分の劇団に入る為にやって来た亀太郎に七生、自分がスカウトしたまだ幼かった阿良也、そして自分に星アリサの再来だと夜凪を持ちかけてきた黒山。

自分はろくでなしで、「ほんとうの幸」とは程遠い人間だと思ってきた

そんな風に思っていた巌ですが、初日の前日、劇団員たちに囲まれ無意識のうちに呟きます。

「これが幸せか」

と。夜凪だけが、その言葉の意味を把握したようでした。

そして巌は、進化し続ける芝居こそ演劇だ。ここからは俺の想像を超える芝居をし続けろ、と本番に向けて最後の活を入れるのでした。

◆公演初日

公演初日、舞台『銀河鉄道の夜』を見に、デスアイランドで共演した仲間たちや監督、エキストラ時代に夜凪と関わった人たち、それに千代子や星アリサまで多くの人が劇場にやってきました。

楽屋では、母が来ている事で緊張しているアキラに声をかける亀太郎や、3時間も鏡の前で集中している阿良也等の姿がありましたがやがて、巌の姿が見えない事に七生が気付きます。

いつも誰よりも早く来ている巌なのにおかしいと七生が他の団員たちに言っている時、楽屋のドアが開き、入ってきた夜凪が皆に「巌さんは来れない」と告げたのでした。

今週の感想・考察

先週倒れてしまった巌ですが、なんとか初日前日までもってくれました。 けれど、今回のタイトルが巌裕次郎なだけあってかなりの割合が巌の独白になっています。

これまで演劇の為に人を傷つけ色んなものを犠牲にしていった過去を振り返り、それでもまだ懲りずに阿良也や夜凪のような若い才能に喰いつく自分。そして団員たちをとても愛している事を自覚している自分。

こんな風に考える事が死へ向かう時の心情なのかと思います。しかしせめて1日でもいいので何とかして本番の舞台を見て欲しいです。

ところで気になるのが、巌の舞台を最後に引退した天才女優の後ろ姿がどう見ても星アリサなのですが、これは過去になにがあったか気になるところです。アリサが巌の舞台にアキラを出させる交渉をした時の言葉が公演を見るアリサによって語られるのでしょうか?

また、稽古の時はまだ死者になっていなかった夜凪とまだ覚醒していないアキラの2人が本番でどのように進化してどのような芝居をするのかを見るのが待ち遠しいです。