2018年11月5日発売の『週刊少年ジャンプ49号』に連載の「Black Clover:第180話:研ぎ澄ます刃」のネタバレです。
【前回のあらすじ】
王の間に現れたランギルスは、クローバー王の魔法をいとも簡単に破ります。
そこにヤミとジャックとフィンラルが紙一重で間に合います。
強力な空間魔法を操り、自動防御という最強の盾まで備えたチート並みの能力を有するランギルスとの闘いの火蓋が切って落とされたのでした。
【180話のネタバレ】
首尾よくクローバー王を避難させたヤミ、ジャック、フィンラルの3人は、ランギルスと熾烈な死闘を繰り広げます。
死闘の中でランギルスの防御空間を切り裂くヤミとジャック。
そして、フィンラルの捨て身の戦法が、ランギルスの虚を突きます。
勝負の行方は!?
以下ネタバレです。
引用:週刊少年ジャンプ49号
【避難】
クローバー王との間に、ランギルスが立ちはだかるシーンから始まります。
フィンラルは自身の右側に空間魔法を発動させ、父親とフィーネスを先に逃がそうとします。
「よせ!黒の暴牛の運び屋のオマエでは、ランギルスは…」
ランギルスの魔法に圧倒されてしまっている父親は、フィンラルには無理だと言います。
しかし、フィンラルは退きません。
「今、オレが戦うのは
オレがアイツの、兄だからです…!」
それでもなにか言おうとするフィンラルの父親ですが、ヤミに首根っこ捕まれて空間魔法に叩きこまれます。
ついでに、ランギルスの母親もさっさと逃がします。
フィーネスが、フィンラルに「生きて戻ってきてね」と声をかけます。
フィンラルがそれに応えると、クローバー王から怒声が飛んできました。
「余をまず逃がさんかあぁぁー!!」
すっかり忘れていたフィンラルは、クローバー王の近くで空間魔法を発動させますが、ランギルスから邪魔されてしまいます。
「まぁ待てよ。オマエはオレが、
バラバラに削り飛ばしてやるんだからな…!」
クローバー王を逃がすつもりは微塵もないランギルス。
ランギルスの言葉に、裂き甲斐がありそうだとジャックがやる気になります。
裂断魔法”デスサイズ・狂い裂き”
引用:週刊少年ジャンプ49号
ジャックから放たれた無数の刃は、ランギルスに一つも当たっていません。
しかし、ランギルスの後ろの位置にいるクローバー王の周りの壁を切り裂き、崩れ落ちる壁の破片と共に、クローバー王もこの場からの避難(?)に成功します。
メチャクチャな逃がし方したー!とフィンラルも驚きです(笑)
「斬撃を抉りやがった!イイぜイイぜ~!」
舌なめずりをするジャック。
もう敵しか見えてないようです。
【熾烈な死闘】
「まだオレとやり合える気でいるのか…
身の程を知れ、人間共!」
ランギルスは、球状の空間魔法をいくつも発動させます。
一発でもまともにくらえば即死の相当やばい魔法みたいです!
”大天使の撃墜”
発動させた空間魔法を放つランギルスに、
フィンラルは対抗して魔法を発動させます。
”堕天使のはばたき”
引用:週刊少年ジャンプ49号
激しい空間魔法のぶつかり合い。
ですが、魔力の総量が違いすぎて、フィンラルの力では半分も防ぎきれません。
「残りどうにか避けてください!」
フィンラルは、ヤミとジャックに叫びます。
「テメ誰に命令してんだフィンラル!」
ヤミは怒鳴りながら、闇魔法”黒穴”でランギルスの魔法をやりすごします。
ジャックは、強化魔法”脚力上昇”で跳ねるように攻撃を避けました。
ヤミは闇魔法”闇纏・無明斬り”でランギルスに反撃しますが、ヤミの放った刃は空間魔法に遮られてしまいます。
空中で良い的になったヤミは、ランギルスに空間魔法で攻撃されますが、フィンラルが咄嗟にヤミの移動させて避けます。
(あの防御空間をどーにかしねーと、ヤツの懐に潜り込みようがない)
ヤミは長期戦は不利だと考え、ムリヤリ突破するには、防御空間を打破出来る一撃が”もう一つ”必要だと考えます。
その時、ジャックに変化がありました。
”
ジャックの刃は、魔法の性質そのものを天性の感覚によって変化させ、どんな魔法も裂断してきました。
今回も例外ではなく、
特異な空間魔法をも、裂断できるようになったのです!
”
「出たよ。天才変態 縦長奇人」
ニヤリと笑みを浮かべるヤミが誉め言葉を述べます。
ヤミとジャックは振りかぶり、同時に魔法を放ちます。
闇魔法”闇纏・次元斬り”
裂断魔法”デスサイズ”
2人の魔法が、ランギルスの防御空間を切り裂きます!
勝ったかに見えたその時、ランギルスの球状の空間魔法がヤミとジャック、フィンラルに襲い掛かりました。
【捨て身の戦法】
ランギルスと正面向かって対峙するフィンラルは、魔力差で押されているのか、両方の脇腹の部分に攻撃がかすり、抉られます。
(自分の魔法では倒すことは出来ない)
フィンラルは魔力差を冷静に判断します。
(でも)
フィンラルの目は全く諦めていません。
ランギルスがとどめを刺そうと手を振りかぶった瞬間、ランギルスの目の前にヤミとジャックが現れます。
引用:週刊少年ジャンプ49号
驚くランギルスは、フィンラルが防御を捨てて仲間の移動に力を使った事を瞬時に理解します。
(だが遅い!死ね!)
ランギルスは目を見開いて口元を吊り上げます。
(仲間と一緒に、オマエを救う!!)
フィンラルはランギルスを見据えます。
180話はここで終わりです
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【180話の感想】
フィンラルがものっすごいカッコイイ回でした!
「オレが戦うのはオレがアイツの兄だからです」と言うセリフや「ランギルスと一緒に戻る」とフィーネスへ返答するセリフなど、どれだけいい兄なんでしょう。
ますます好きなキャラになりました!
ランギルスの凶悪な空間魔法にひるまず戦う3人はもちろん、ヤミとジャックが防御空間を切り裂いたシーンも迫力満点で見ごたえがありました。
【次回予想】
ランギルスの虚を突いて、刃が届く距離まで迫ってきましたね!
だが遅い!と自信たっぷりのランギルス。
ランギルスの攻撃が早いか、ヤミかジャックの攻撃が早いか…、
どっちの攻撃が先に届くかが勝負の分かれ道になりそうです。
次も楽しみです。