2018年12月10日発売の『週刊少年ジャンプ』2号に連載されている、
「ぼくたちは勉強ができない」の第91話のネタバレです。
【前回のあらすじ】
うるかは友人達の作戦により、プールで成幸と2人きりになってしまいました。
しかし「溺れたふりをして人工呼吸作戦」は失敗します。
その帰り道、うるかは成幸に不意打ちでキスをしました。
そして、海外留学に行くことを告げたのです。
前回の詳細はこちらの記事をどうぞ

今週のネタバレ
【うるかの決意】
キスをされ動揺する成幸でしたが、うるかが海外留学と言っていたことに気づき、大喜びしました。
もう迷うのやめた、あたしやっぱり一番になりたい。
成幸があたしのことから目が離せなくなるくらい、成幸にもっといっぱい勇気をあげられるくらい。
今は死ぬ気で水泳頑張るから、だからずっと、ちゃんと見ててね!と、うるかは言いました。
引用:週刊少年ジャンプ2号
そんなうるかの姿に成幸は、うるかがこんなに可愛かったっけ?とドキドキしています。
勉強しよ、とうるかは成幸の手を引きました。
少ししてから、お互いに先程のキスを思い出し、真っ赤になります。
我に返ったうるかは、勢いに任せて自分はスゴイ事をしてしまったのでは、と唇を押さえました。
慌てて、海外じゃふつうの挨拶だから、練習だと誤魔化します。
後日、友人二人に出来事を話したうるかは、ふつう海外だって挨拶はほっぺとかでしょ、と突っ込まれていました。
大胆だとからかわれ、うるかはこれ以上ないくらい真っ赤になり、恥ずかしさに転げまわります。
そんなうるかに二人は顔を見合わせ、微笑みました。
よく頑張ったと、うるかを抱き寄せます。
でも成幸の周りには、なんだかんだで可愛い子が多いし、気は抜けなさそうだけど、と心配していました。
【緒方家】
その頃成幸は緒方うどんの店舗で、理珠と勉強をしていました。
うるかのこともあり、成幸は心ここに在らずといった様子で、理珠に話しかけられて我に返ります。
成幸は辺りを見渡し、そういや今日親父さんは?と聞きました。
今日は両親共、組合の旅行で不在だということは、既に理珠から聞いていたはずなのですが。
本当に大丈夫かと聞かれた成幸は、慌てて誤魔化しましたが、二人きりという事実にまた、動揺するのでした。
そんな中、理珠は成幸に漢字をどう書けばいいのかと質問します。
その問題は、アイサツ、セップン、キスといった単語であり、成幸は激しく動揺し、机に頭を打ち付けました。
成幸が不調なので、理珠は熱を測ろうとお互いのおでこをくっつけます。
引用:週刊少年ジャンプ2号
少々高いですが問題なさそうです、と冷静な理珠でしたが、成幸は驚いて真っ赤になりました。
【催眠療法】
最近疲れているだけだと離れた成幸は、床に置いていた理珠のカバンを倒してしまいます。
カバンの中から落ちた心理学のテキストは、使い込まれてぼろぼろになっていました。
あくまで受験勉強の息抜きとして、目を通しているくらいで、と理珠は照れながら話します。
理珠だけではありません。
文乃やうるかだって、自分の夢に向かって真っ直ぐ、一生懸命頑張っています。
彼女たちの姿を思い浮かべ、成幸は頬を緩めました。
自分の進路に迷ったりした時って、と成幸は理珠に話しかけるも、理珠は迷いません、と即答します。
誰がなんと言おうと、自分の決めた道を生きます、自分の人生ですからと、一切の迷いを見せない理珠なのでした。
それはそうと、と理珠はポケットを探ります。
お疲れのようでしたらと取り出したのは、紐を繋いだ五円玉でした。
あからさまな道具に、成幸は引き気味です。
本で読んだ催眠療法を試そうと、理珠は目を輝かせました。
成幸の目の前で五円玉を揺らすも、これはさすがに、と苦笑いされてしまいます。
やはりそうですよね、と理珠が顔を上げた次の瞬間。
成幸が理珠の胸に顔を埋めてしまったのです。
【成幸の悩み】
どうやら先程の催眠術にかかってしまったようで、成幸はぼんやりとしていました。
仕方なくその体勢のまま、催眠療法を続けます。
あなたの悩みを教えてください、そう尋ねられた成幸は、古橋も、うるかも、緒方も、みんなすごいよな、と話し始めました。
やりたいことをしっかり持って、毎日懸命に努力して、困難に全力で立ち向かって。
そういう姿って、やっぱり輝いて見えるよ。
だから、寂しい。
自分には何もないから。
そう話す成幸に、理珠は本当にやりたいことが何もないのかと問いました。
その問いに対し、成幸は少し考え、いや、とだけ返します。
でもだめなんだ、それを選んでしまったら色んな人に迷惑がかかってしまう。
甘えるわけにはいかない。
その言葉に、どうして、甘えたっていいのではないのかと理珠は言います。
そんなわけにはいかない、自分は長男だから、親父がいない今、自分が頑張らなきゃと成幸は答えました。
理珠は成幸の言っていることが理解不能でした。
でも、と成幸を抱きしめます。
じゃあ一度、私に甘えてみればいいじゃないですか、と言いながら。
引用:週刊少年ジャンプ2号
成幸が目を覚ますと、いつのまにか布団の中にいました。
そしてそのすぐ側では、服を脱いでいる理珠の姿があったのです。
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【感想】
うるかとの出来事があった次は、理珠の家で二人きりという、なんとも急展開が続きます。
両親がいないというこの状況で、次回はどんなハプニングが起こるのか楽しみです。
また、催眠状態の成幸が言っていた、やりたいことというものも気になります。
自分がそれを選択することで、家族に迷惑がかかると成幸が思っていることから、もしかしたら家を出なければ叶わないことなのでしょうか。
個人的には、成幸は教師が向いているのではないかと思います。
成幸やその周りの女の子たち、それぞれが悩みつつ、毎日を過ごしている様子に、読んでいて応援したくなりました。