コレットは死ぬことにした 第80話
Contents
【前回のあらすじ】
天界にバイトに行ったコレット。軍神アレスと出会い、同じく軍神の女神アテナにも気に入られます。アテナのお茶会で突如始まった勝負師としてのアテナとアレスの闘い。
序盤はアレスの優勢でしたが、結局はアテナがまた勝利しました。
コレットを迎えに来たハデスは二人きりになるところに行こうとコレットを誘うのでした。
前回の詳細はこちらの記事をどうぞ

★最新話のあらすじ
引用:花とゆめ5号
シェフの骸骨が洗い物をしています。
夕食を弁当に変更したらしいです。
しかし、と他の骸骨が「デートの後押しになっている」と言うとシェフの骸骨がうめき声を上げます。何とかとりなす骸骨達。
【一方のコレットとハデスは】
一方コレットは弁当を広げて歓声を上げていました。
寄り道先はハデスの好きな黄色スイセンの島でした。
引用:花とゆめ5号
「おいしい…今日は濃い一日だったからご飯が沁みる…」
とコレット。
アレスに会い、アテナのお茶会に誘われ、アテナとアレスの対決に巻き込まれた話をハデスにします。
アレスと過去に何があったか聞くコレット。
一度負けて転がっていたアレスを拾ってから懐かれるようになったそうです。
アレスがまだ諦めていないと知って嬉しそうにするハデス。
アテナとの思い出がないかと聞くと、
「見る度に貫禄が増していた気がする」
とハデス。
ご飯を食べ終えると風が強くなってきました。
羽織っておけと布を渡されたコレットでしたが、風に飛ばされそうになります。
コレットを抱きしめるハデス。
引用:花とゆめ5号
「お前が天界に行くと私の予想外のことばかり起こる。遭難然り、今日然り。
次からは面倒事に巻き込まれない加護でも追加するか」
「もしかして今、私に加護ついてるんですか?」
と驚くコレット。加護の発動はしてないからハデスの負担にはならなかったはず、けれど、
「返します。取って下さい。
ほら早く取って!」
とずいずいと迫るコレット。
ハデスが額にキスして加護は取ったようです。
引用:花とゆめ5号
「ハデス様は自分を惜しまなさすぎです」
とコレット。
しかし、今日、薬箱を持っていったコレットも似たようなものだとハデスは言います。
「ただ心配だから加護を与えるわけじゃない。
コレットだからだ」
とハデス。
(ハデス様は私が気づかない私のことを見てくれてるのね。そっと守ってくれてるのね。
わたしは幸せ者だね)
「ハデス様、大好き」
「私もお前が好きだ、コレット」
微笑む二人。
引用:花とゆめ5号
「ここに来たのはディオの宴会以来だな。
いま共に寝ようと誘ったら拒むくせに」
「それはだって、そーゆーものなんですっ」
「ふ」
【ある島での会話】
とある島では二人の人間の会話がされていました。
「あーーーー!!退屈だ」
「ぼくらはもう時間という概念から解き放たれた存在なんだよ?」
「そういえばこの島久しぶりにオリンポスに近づく頃合じゃない?」
「誰か遊びに来てくれないかなあ、
このエリュシオンに」
★最新話の感想
天界でいろいろあったコレットでしたが、ハデスが迎えに来てようやく一息つけました。
お弁当で黄色のスイセンの島に二人きりです。
ご飯が沁みるというコレット。話を聞いて「何をやっているんだ、ここの連中は」とハデスはあきれます。
諦めないアレスに少し嬉しそうなハデスでした。
コレットは羽織をハデスに借りるも風で飛ばされそうになります。抱きしめるハデス。
加護の話になり、コレットが寝ている間にハデスが加護をつけていたことがわかります。
ハデスの負担になりたくないと加護を取れとコレットは迫ります。
コレットはハデスが見ていて、守ってくれたことに思いがつのります。
大好きというコレット。
そんな二人をよそに、とある島では人間の会話がされていました。エリュシオンという島にいる二人は一体どんな人物なのでしょうか。
次号8号(3月20日発売)に続きます。