コレットは死ぬことにした 第106話
【前回のあらすじ】
生まれ故郷から戻った翌日、コレットはめずらしく熱を出してしまいます。
幼い頃、よく見た両親に取り残される夢を思い出すコレット。
寂しさを思い出してしてしまったコレットはぎゅっとして?とめずらしくハデスにおねだりするので
【106話のネタバレ】
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2020年11月5日発売の花とゆめ23号に掲載「コレットは死ぬことにした 106話」のネタバレ・感想です。
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【見張られるコレット】
ハデスに付き添われ食事をするコレットでしたが、食事姿をみなに見られていました。
いっそ中に入ってほしいというコレットに対して、ガイコツたちはお邪魔になってしまうからと入り口に集合していました。
遠慮なく部屋に入っていたのはクロノス。
クロノスは狼藉が過ぎるとハデスに文句を言います。
ハデスはコレットの側で熟睡していたクロノスの足を掴むとその辺にあった空き箱に放り込んだのでした。
どうりで起きた時にクロノスがいなかったわけだと納得したコレットは実況されつつ、食事を終えます。
【クロノスの部屋のお披露目会】
まだ冥府に残っているクロノスに聞くと今日は冥府に泊まるそう。
こつこつ作っていた部屋がとうとう完成したのです。
というわけで、ハデスも連れて、新しい部屋のお披露目会が開かれることになりました。
部屋の奥にいくと、可愛いぬいぐるみにオーナメントがきらめき、縄が張られ、上に登れるようになっていました。
ベッドから見上げると天井は星空になっており、コレットはまるでパーティー会場みたいだとうっとりします。
ガイコツたちの腕に驚くハデス。
しかし、コレットたちの嬉しそうな顔を見ると自然と笑みがこぼれるのでした。
【寂しいという感情】
ハリーはコレットに旅もいいがお出かけもしてほしいと頼みます。ハリーのお願いはハデスの新しい服を作ることだったのです。
そういえば自分もお願い事を保留しているけど、いま叶えてもらっているもののようだと口にします。
ハデスはコレットを抱きしめるとこれは願いには入れない、熱だからと答えます。
そういえば、とコレットはハデスに本が好きなのかと尋ねます。
ハデスは人間を知るために集めたもので、好きでも嫌いでもないと答えます。
ちなみにコレットは医学書以外は読んだことがないそう。
ハデスが持っていたのは誰かの日記で、コレットは読んで?とおねだりします。
ハデスは静かに日記を読み始めます。
それは山羊を飼っているある男性の日記で他愛のないできごとが書かれていました。
寂しいから日記を書くのだろうという記述にコレットはこの気持ちからは逃げられないんだと悟ります。
ハデスは日記を読むのをやめるとコレットにキスをします。
コレットはハデスにどうして寂しいなんて気持ちがあるのだろうかと問います。
ハデスはコレットが地上に行ってしまう度に寂しくなる自分の方がきっといいと語ります。
コレットは寂しいを知っている自分だからここにいるのだと思いたいと眠りにつきます。
そしてみなが安眠する夜がふけていったのです。
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【感想】
生まれ故郷に帰り、一人取り残された寂しさから熱を出してしまったコレット。
ハデスはそんなコレットを抱きしめて慰めるのでした。
クロノスの部屋は予想以上に豪華でびっくりしました。
寂しいという感情を知るからこそ得られるものもあるのかもしれません。