2018年12月22日発売の『週刊少年ジャンプ』4、5合併号に連載されている、
「Dr.STONE」の第88話のネタバレです。
【Dr.stone 前回のあらすじ】
気球を作るには、大量の布が必要になりました。
そこで杠率いる手工芸チームの出番です。
千空たちの作った織機も導入し、大量の布が出来上がりました。
失敗品も出ましたが、それを服に加工して龍水に売り付けることで、軍資金も大量に手にしたのです。
前回の詳細はこちらの記事をどうぞ

【Dr.stone 今週のネタバレ】
引用:週刊少年ジャンプ4号
【完成】
千空たちとの電話により、気球を作っていることを聞いたクロムは慌てて戻ります。
自分だけ車も戦車もノータッチだから、今回だけは絶対、と気合を入れて走りました。
その頃千空は、気球を飛ばすための計算をしていました。
その結果、気球に乗ることができるのは3名と決定します。
どうしても気球に乗りたいクロムは、一目散に千空の元へ急ぎました。
手工芸チームは、出来上がった布を手作業で縫い合わせています。
陽も手伝っていましたが、慣れていないためか、針で指を刺してしまいました。
スイカたち村のみんなは、普段から皮の服を作ったりしていたおかげで、慣れた手つきで作業しています。
そんな中でも、黙々とすさまじい速さで縫い続けていたのは杠でした。
そして、ついに気球が完成します。
【定員】
定員は3名、一人は仕組みを知っている千空に決まりです。
気球は自分では動かず、操縦は風を読んで合わせるしかありません。
そうなると必要になるのは、風のプロ、龍水でした。
大樹が龍水に声をかけようとするも、慌てて幻が止めます。
龍水のことだから、またボッタくられると考えたのでした。
千空に交渉を任された幻は、みんなを集めて気球に乗るメンバーをくじで決めようと提案します。
引用:週刊少年ジャンプ4号
トランプのジョーカーを引けば当たりというルールで、龍水にもカードが差し出されました。
龍水は幻が自分にジョーカーを引かせようとしていると気づき、わざとそれに乗ります。
しかし、龍水が引いたのは違うカードでした。
人間は、手に入ったかと思ったものを失うのが1番惜しくなる、という心理実験があるのだそうです。
その心理を利用した幻は、自分でジョーカーを引きました。
そして自分は怖いな?とわざとらしく言ってみせます。
それを聞いた龍水は、代わってやってもいいぞと言い出しました。
そこですかさず幻は、せっかく当たったチケットだし、タダってわけには、と言います。
結果、幻は龍水を定員にしただけでなく、大金までも手に入れたのでした。
【あと一人】
あと一人は運で決めようか、と話していたところにクロムが登場します。
自分も気球に乗れるくじを引く、気合一発で当たり引いてやるからと、息絶え絶えになりながらも叫びました。
世界が本当はどうなっているのか、この目で空から見たい。
千空から地球は丸いと聞いたけど、それは聞いただけだ。
クロムの純粋な気持ちは、千空や幻に届きました。
そして幻は、クロムがジョーカーを引くようにフォーシングを行います。
これにより、クロムは無事気球に乗るチケットを手に入れたのでした。
引用:週刊少年ジャンプ4号
【空へ】
夜明け前、千空たちは鹿の内臓と水素で作った、案内用風船を飛ばしていました。
その風船の飛び方により、龍水は絶好の出発日和であると判断します。
そして火が入れられ、気球が浮かび上がりました。
引用:週刊少年ジャンプ4号
無事浮かび上がったことに、クロムをはじめ、村のみんなが驚きます。
気球はあっという間に高度を上げました。
気球を見上げ、カセキは思います。
人は欲張りで、翼が無くても諦めず、何百万年かかったとしても、科学で作ってしまうんだもの、と涙をにじませました。
気球は雲の上へ浮かび、気球が光ったことに気づきます。
地上はまだ真っ暗なのに、と不思議そうにクロムは地上を覗き込みました。
上空1200メートル、今自分たちは地上より7分未来の日の出を生きてんだ、と千空は話します。
その目で世界が丸いことを目撃したクロムは、もっと見たい、世界の全部が知りたいと大粒の涙をこぼしたのでした。
自分たちも知らないし、見てみたい。
石化光線の出た丸い世界の真裏に今、何があるのかを、と千空も言います。
それに対し、任せとけ、必ず連れてってやると龍水は笑いました。
今、世界は丸ごと俺たちの物だ、そう叫びます。
そこに広がるのは、どこまでも続く、美しい世界の姿でした。
引用:週刊少年ジャンプ4号
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【Dr.stone 感想】
ついに気球が完成しました。
クロムがどうしても空を飛びたいと必死だったのは、飛行機などですぐに空を飛べる、今の私たちでは分からない気持ちかもしれません。
龍水を定員に入れるための幻の作戦が、一枚も二枚も上手で、さすがだと思いました。
クロムの気持ちを汲んで、クロムにジョーカーを引かせてあげたのも嬉しかったです。
気球から地上を見渡せるようになり、次回からは地図を作ることになりそうですね。
地図を完成させ、石油を手に入れ、そして地球の裏側へ行く、その日が来るのが楽しみです。