2019年3月4日発売の『週刊少年ジャンプ』14号に連載されている、
「僕のヒーローアカデミア」の第218話のネタバレです。
Contents
【僕のヒーローアカデミア 前回のあらすじ】
力の話を聞いた爆豪は、まるでオール・フォー・ワンのようだと言います。
元々ワン・フォー・オールはそこから派生したものでした。
一方物間はエリの元へ訪れていました。
エリの個性も蓄積するタイプだったため、コピーしてもうまくいきませんでした。
落ち込むエリでしたが、出久はかつてエリに救われたんだと伝えます。
その言葉で、エリは頑張ろうと前向きになれました。
前回の詳細はこちらの記事をどうぞ

【僕のヒーローアカデミア 今週のネタバレ】
【ニュース】
12月初旬、日曜日の朝。
雄英学生寮では、降ってきた雪にみんながわくわくしていました。
この日は仮免補講の最終日です。
轟と爆轟の二人がテストに合格すれば、晴れてA組は全員が仮免取得となるのでした。
上鳴がつけたテレビでは、天気予報が終わり、ニュースが流れます。
ライフスタイルサポートメーカー大手のデトネラット社が、ヒーローサポート事業への本格参入に踏み切ったそうです。
自分たちの会社は、一人一人に寄り添ったモノ作りを大切にしてきました。
そしていよいよヒーロー社会へ。
これからのデトネラット社にご期待ください!と、CMが流されました。
【デトネラット社】
そのCMを見ながら、デトネラット社の社長と、その社員の宮下が会話しています。
ヒーローサポート事業への参入は、どこも反応がよろしくない、と社長が言いました。
日常品や業務用品とヒーロー用品とでは、畑が違います。
自分たちの会社はまだ比較的若く、蓄積も薄いので、と宮下は返しました。
しかし、と社長は続けます。
異能のことならこちらの方が、ずっと手広くやってきた。
蓄積ならあるし、必ず成功すると確信している、と社長は言います。
異能、という社長の言葉に宮下は引っかかりました。
今では個性と呼ばれているそれは、かつて異能と呼ばれていたのです。
社長は最近読んだ本の影響でつい、とある本を手に取りました。
それは異能解放戦線という本です。
同じ本を読んだという宮下によると、それは異能解放軍の指導者の本のようでした。
やっていることはテロばかりで、人を巻き込んでおいて、そのくせかっこつけている、とあまりいい反応ではありません。
宮下のその言葉を聞いた社長は、口を押さえ、頭を抱えました。
いきなり宮下に身寄りがいないのだな、と確認しながら肩を抱きます。
良く働いてくれた、残念だ、そう言いながら社長は腕に力を込めました。
君とはわかりあえなかった。
グシャ、と音を立て、宮下は崩れ落ちます。
とても残念だ、そう言った社長の目からは涙が流れ落ちていました。
君のことは忘れないと、宮下へ最後の言葉をかけます。
【デストロ】
「超常」が起きて混乱の後、人々は平和を望んで超常との共存を図り始めました。
ちょうどその頃、異能者の間である一つの思想が流行します。
抑圧ではなく、解放を。
異能の自由行使は、人間として当然の権利である、というものでした。
そこへ現れたのが、四ツ橋主税。
四ツ橋は解放主義者をまとめ上げて、「異能解放軍」を結成しました。
彼は自らを現在を壊す者として、デストロと名乗ります。
法の整備を進める国と対立しますが、数年の拮抗の末に敗北しました。
その後解放軍は解体され、多くのメンバーが捕まります。
四ツ橋は獄中で執筆活動の後、自決しました。
その四ツ橋に子どもがいたことは、四ツ橋自身も知りませんでした。
そして今、彼の子どもが動こうとしています。
進捗を尋ねられ、サングラスをかけた男が答えました。
連合に繋がりそうな人間が見つかったので、接触するなら早い方がいいそうです。
男はすぐ動くように命じました。
彼らは解放軍の敵であり、国が手をこまねいている以上、自分たちで始末するしかない。
デストロの名において、敵連合の解体を。
そう発言したこの男こそ、デトネラット社の社長その人でした。
引用:週刊少年ジャンプ14号
解放を求める者は全国に潜在する、それこそが彼の言っていた蓄積だったのです。
【仮免】
その頃街の片隅で、個性を使った犯罪が行われていました。
炭酸水を大量に発生させた男は、入れ食いだと人々の持ち物を奪っていきます。
そんな様子を、ある人物たちが車内から目撃していました。
発生直後なため、ヒーローはまだ来ていないようです。
じゃあ俺が行くぜ、と一人が言いました。
周囲の状況は確認した、避難誘導は頼む、ともう一人が言います。
あなたは戦えないが、自分たちは戦える。
そう言ったその手にあるのは、HEROと書かれたカード。
嬉々として戦利品を手にする犯罪グループたちが、突然の爆発と氷に襲われます。
そこに現れたのは、30分前に仮免を取ったばかりの轟と爆豪でした。
引用:週刊少年ジャンプ14号
僕のヒーローアカデミア 単行本を無料で読む方法?
本誌ネタバレを読んで、単行本で過去の話を読みたくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のために、単行本を無料で読む方法を下記の記事にまとめてみました。
もちろん違法ではない方法ですし、5~6冊は読める方法です。

【僕のヒーローアカデミア 感想】
今回から新章が始まりました。
表向きは善良な企業の社長、しかしその裏では解放軍リーダーと、なかなか濃いキャラが出てきましたね。
その対象が敵連合ということで、久々に死柄木たちの姿を見ることができそうです。
出久たちのパワーアップと同様に、向こう側も何かしらパワーアップしてそうですね。
そして解放軍ということで、ヒーローとも敵連合とも違う、第三の勢力なのでしょう。
彼らがどのような個性を持っているのか、どのような展開となるのか楽しみです。