2019年4月27日発売の『週刊少年ジャンプ』22、23合併号に連載されている、
「僕のヒーローアカデミア」の第225話のネタバレです。
Contents
【僕のヒーローアカデミア 前回のあらすじ】
泥花にて、敵連合と大勢の解放軍が戦っていました。
トガの事件に興味があるのだと、レポーターの気月がインタビューを始めます。
気月は地雷という異能を使い、トガを追い詰めました。
【僕のヒーローアカデミア 今週のネタバレ】
【インタビュー】
トガの事件に関するインタビューが、テレビのニュースで報道されていました。
トガはいつもニコニコしていて人当たりも良く、今でも信じられないと人々は言います。
そんな中、犯行の瞬間を目撃した人物が当時の様子を語りました。
トガは被害者の傷口にストローを差して、血を飲んでいたのです。
その表情は恍惚としていて、なんとも悍ましいものだったと言います。
引用:週刊少年ジャンプ22・23号
トガの親は、自分たちが悪い、頑張ったけど駄目だった。
あの子は悪魔なのだと語りました。
トガの言った、普通に生きるという言葉。
そして今のトガの表情こそ、素の顔だと気月は嬉しそうに言いました。
トガは超人社会の闇を体現する者だ、自分の勘が正しかったのだと噛み締めます。
トガの体は既にボロボロでした。
気月はトガに近づき、異能の抑圧によって自分を殺した不幸な少女だとトガを撫でます。
【血と憧れ】
自他理解の歪みを矯正し、社会性の擦り合わせを施す情操教育である、個性カウンセリング。
それは完璧なプログラムではなく、個人差をより強く感じてしまうという問題を抱えています。
血を飲み変身するという、生まれつき持つ異能によって、トガは血に強い興味を引かれるようになりました。
しかし真の不幸は、憧れという誰しもが抱く普通の感情だったのかもしれません。
トガの場合、血と憧れ。
噛み合ってしまった二つの要素は、到底社会に受け入れられるものではありませんでした。
だからトガは自分に蓋をして、抑圧し、仮面を作った、というのが気月の想像したシナリオです。
ベラベラと喋り続ける気月に、うるさいなとトガは刃を向けました。
気月はデトネラット社謹製の武器で、トガの顔面を攻撃します。
トガの普通と、解放軍の目的に相違はない。
あなたは解放軍の正しさを立証しうる人柱となれるのです。
あなたの人生は現代の聖典として語られるでしょう、と気月は傷ついたトガを抱きかかえました。
【変身】
自分の推測が間違っていたら、あなたの口からご指摘ください、と気月は言いました。
しかしトガはそれを拒絶し、腕を振り払って逃げ出します。
トガは気月のことを嫌な人だと思っていました。
彼女は自分を不幸だと決めつけていましたが、トガはちっともそうは思っていません。
トガはストックしていた血液を摂取し、お茶子に変身しました。

引用:週刊少年ジャンプ22・23号
しかし、トガの変身は見た目しか変わらないと敵に知られています。
トガは、デクから信頼されているお茶子のことを、羨ましく思っていました。
自分も好きな人に近づきたい。
そう強く念じ、トガは叫び声をあげました。
【決着】
武器を手に近づく気月に、トガは手を伸ばします。
すると、トガに触れられた気月がどんどん浮かんで行きました。
空高く浮かぶ気月を、仲間たちが驚き見上げます。
その隙間をすり抜け、トガは次々と解放軍たちに触れていきました。
あっという間に、周りの人間が皆浮かび上がります。

引用:週刊少年ジャンプ22・23号
これまでできなかった、相手の個性が使えるという事実に、トガ本人も驚きました。
死への恐怖が異能を伸ばしたのか、と気月は叫びます。
しかしトガはそれを否定しました。
自分は恋して生きて、普通に死ぬ。
私はもっと、好きになる。
トガのその言葉を聞き、とってもステキな見出し、最高の記事に、と言いながら落下しました。
お茶子の個性の使い方を知っていたトガが、皆を一斉に落下させたのです。
ギガントマキアのためには殺さない方がよかったのですが、仕方ありません。
気に入らないのは壊す、それが死柄木の考えでもありました。
僕のヒーローアカデミア 単行本を無料で読む方法?
本誌ネタバレを読んで、単行本で過去の話を読みたくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のために、単行本を無料で読む方法を下記の記事にまとめてみました。
もちろん違法ではない方法ですし、5~6冊は読める方法です。

【僕のヒーローアカデミア 感想】
今回はトガの過去が少し描かれていましたね。
幼い頃からその個性により、両親からは気味が悪いと思われていたようです。
かわいいねと言いながら鳥の血を啜る姿は、確かに衝撃的でした。
そしてついにトガの個性が進化します。
今までは見た目のみの変身でしたが、ついにその変身相手の個性も使うことができるようになりました。
これによりトガの危険度は増しましたね。
紛れ込んでいてもなかなか気づくことができそうにないですね。
ボロボロになりながら、自分の生き方を貫くトガの姿は、かっこよさも感じました。
これからの彼女にも注目です。