2018年12月18日発売の『月刊Gファンタジー』で連載中の「ホリミヤ page.98:ホリコレ」のネタバレです。
タイトルにある「ホリコレ」とは、一体どういう意味の言葉なのでしょうか。
【前回のあらすじ】
前回は京子と宮村、そして友人達との高校生らしい日常の一コマが描かれた回となっていました。皆の仲の良さをあらためて感じながらも、きもだめしのオチはとてもらしい終わり方でした。
【page.98のネタバレ】
引用:月刊Gファンタジー1月号
【もののけ】
風呂上がりに着る服をすべて洗濯してしまった堀京子は、父親である京介に何か代わりになる服を貸してほしいと頼みます。
しかし京介は「雑巾にすんの?」と勘違い。
服を貸してほしいと頼んだ理由を話す京子に京介は言います。
「かわいいやつないよ」
「かわいいの出されたら引くわ」
そんなやりとりをしていた京子達の元に弟の創太がやってきます。
「これママに買ってもらった!!」
目を輝かせながら、買ってもらった猫のぬいぐるみらしきものを自慢する創太を見ていた京子は何を思ったのか、おもむろに創太の着ているパーカーの裾をめくりあげます。
突然の京子の行動に驚いた創太は思わず叫びます。
引用:月刊Gファンタジー1月号
「もののけ!!? もしかしてケダモノって言いたかったの!?」
京子のこの行動に、さすがの京介もドン引きしますが……。
「なんだ京子お前弟に対して急に…プラ板か!?」
「プラば…ブラコンのこと!?」
【ホリコレ開催】
京子は「創太の服のが合うかなと思っただけ」と説明しますが、京介の「小さすぎないか?」という言葉で火がつき「ちゃんと着れるってことを見せてやるわよ」と躍起になります。
創太の部屋に向かう京子に「宮村くん呼んでいい?」と京介はたずねます。
京子から「好きにすれば!?」と言われた京介は宮村に電話をかけます。
そうしている間に京子は創太のパーカーを着て出てきますが「…パーカーは卑怯じゃね?」という京介の言葉に負けて、再び創太の部屋に向かいます。
「これなら文句ないでしょう」と創太のTシャツに着替えてきた京子を迎えたのは、
京介・創太、そして2人と一緒のこたつに入ってみかんを食べる宮村でした。
恥ずかしさから叫ぶ京子に宮村はどうしてこうなったのかをたずねますが、そこに入ってきた京介の「京子がケダモノになったんだよ」「いやもののけの方だったか!?」という言葉に、宮村は何がなんだかわからず「え!? 服借りるだけなのに!?」と?マークを浮かべるのでした。
【今からここは】
部屋で宮村と一緒に勉強をしている京子の元に、古いカーペットを持った創太がやってきて突然こう言います。

引用:月刊Gファンタジー1月号
「ここ宇宙空間」
そんな創太の発言を「何言ってんの堀家よ」と一刀両断する京子でしたが、宮村が教科書やノートをしまったこともあり、創太の遊びに付き合うことになります。
しかし遊びの中でも創太に容赦のない京子。
そんな京子を見ていた宮村は「船を乗っ取ったばかりか新たなクルーまで補充…」「堀さん何者…!?」とつい考えてしまいます。
創太がかわいそうになった宮村は「創太乗せてあげれば…」と京子に言いますが、京子から返ってきたのはこんな答えでした。
引用:月刊Gファンタジー1月号
厳しい言葉ですが、正論すぎる京子のこたえに宮村はそれ以上何も言えません。
2人をよそに創太はクッションにまたがったかと思うと「実は脱出用のやつにうまいこと乗ってた」と新たな設定を作り出します。
復讐を誓う創太を応援する宮村を京子はスパイだと責めます。
創太はそんな京子の頭を後ろから丸めた新聞紙で思いきり叩いてしまいます。
「たおした!!」と無邪気に喜んでいた創太でしたが、痛みから復活し、怒りに満ちた京子を前にただ震えるしかないのでした。
【page.98の感想】
今回はとくに創太の言動が可愛い回でした。
子供の不思議な言い間違えもそうですが、宇宙空間の下りは子供の頃に誰もが一度はやったことのある「ごっこ遊び」を思い出し、どこか懐かしく感じました。
何だかんだ言いながらも、全力で創太と遊んであげる京子はとてもいいお姉ちゃんです。
【次回予想】
次回はどんな京子と宮村の日常を見ることができるのでしょうか。
次回も楽しみです。