2018年10月29日発売の『週刊少年ジャンプ48号』に連載の「HUNTER×HUNTER:386話:仮説」のネタバレです。
【前回までのあらすじ】
第4王子ツェリードニヒはテータと念修行の〝絶〟に取り掛かっています。
〝絶〟の状態で60分間外部からの肉体的・心身的な接触に反応して〝絶〟を解除してはならないとテータはツェリードニヒに試練を与えました。
これがテータの作戦の一つのようでツェリードニヒが〝絶〟の状態に入り最低40分はその状態を維持してもらわないと作戦は決行できないようです。
そしてテータはツェリードニヒの額を銃で打ち抜きます!!
ですがツェリードニヒはテータの背後に立っており修行の一環だと片付けられ、
ツェリードニヒの念獣に警告をされてしまうテータでした。
しかしまだ作戦を続行の意志を変えないテータです。
テータたちの作戦とはなんなのでしょうか?
今週のネタバレ
【現実と幻想】
テータはツェリードニヒ銃撃の一件を整理しています。
現場の状況を知らされより困惑してしまうテータです。
現場には血痕もなくルミノール反応も出ていなかったので、結論から言うとテータはツェリードニヒを撃っていないことになってしまいます。
だがテータの中には確実に王子を撃った感触・音などがあるのですがそれ自体がツェリードニヒがテータに見せた幻なのか、一体どこまでが現実でどこからが幻想なのか困惑してしまいます。
【センリツと司法機関】
9日目第2層司法局
カチョウとフウゲツの脱出作戦が失敗したセンリツは第2層の司法局で取り調べを受けています。
司法局の者は自殺したハンター協会・協会員キーニの遺書を信用しておらずキーニが単独犯であると罪を被っているのではないかと疑っているようです。
センリツの演奏を聴いた他の王子たちがセンリツの会見を求めているのだと、
そしてセンリツは自分は今司法機関に軟禁されているから他の王子たちから守られているのだと理解します。
司法局員はじっくりと調査していくとのことでセンリツはこの時間を利用して次の手を考えていくようです。
【ハルケンブルグの覚悟と仮説】
ハルケンブルグは覚悟を決めて、新たな能力に目覚めました。
第1王子ベンジャミンの私設兵であるシカクのカルドセプト(遊戯王)を破って、部下であるスミドリの人格と入れ替えてしまいます。
ハルケンブルグは部下を大切にしていた人格者です。
そしてある仮説を試します!!
引用:週刊少年ジャンプ48号
その仮説を確かめる方法は、スミドリの精神が入ったシカクを自殺させてみるというとんでもない方法でした。
人格者の筈なのに覚悟を決めると人はこうも変わってしまうようです。
部下は第7王子ルズールスの部屋の前に行き、銃で自分の頭を打ち自殺してしまいます。
ハルケンブルグは第7王子ルズールスに、より要注意人物として怪しまれるのです。
シカクと入れ替わった部下が目覚めハルケンブルグに尋問されますが様子からして状況を理解できていない様子でシカクの精神が入ってしまっている可能性が高いように見えます。
【クラピカの念修行】
念講習中のクラピカですがシカクの自殺には気付いている様子です。
講習は進み念能力の系統を見極める「水見式」まで来ました。
クラピカのところへ第1王子ベンジャミンの私設兵ヒュリコフとバビマイナが来ます。
リハンは第5王子ツベッパに張り付いているとのことで、疑り深いツベッパの念獣もなかなか尻尾を出さずリハンも成す術がないようです。
クラピカの念講習には暗殺者サイレントマジョリティーの座敷人形と呪唇白蛇が潜んでいるのですがそろそろ暗殺が開始していくような様子に見えます。
バビマイナはクラピカが守っている第14王子ワブルの念獣の情報がまだ掴めていないようです。
【裏表のある女】
四大行の応用までをたったの一週間でマスターし〝絶〟のスピードを早める特訓にまできているツェリードニヒに驚く護衛の男です。
ツェリードニヒは今の段階ではまだ〝絶〟に時間がかかるので1秒切ったら手合わせをしようと言っています。
ある領域に達すると実践が不可欠だと感覚でわかってしまっているようですね。
そしてツェリードニヒは自身の心境の変化に驚かされていると伝えてきます。
ツェリードニヒ「裏表のある女って可愛いよな」
それはテータを指すのでしょうか?
【感想】
脱出作戦が失敗し当然ですがセンリツも疑われ始めました。
人格者で部下のことを大切にしてきたハルケンブルグも覚悟を決め
仮説を試すために部下の命を犠牲にしていきます。
クラピカの念講習もついに「水見式」に突入できました!!
そして驚異のスピードで念修行体得していくツェリードニヒは
自身の念獣の力に気付いているかのような不可解な発言してきます。
それぞれの思惑が交差していきます。
次回に期待です。