2018年11月12日発売の『週刊少年ジャンプ50号』に連載の「HUNTER×HUNTER第388話:思案」のネタバレです。
【前回のあらすじ】
ツェリードニヒの能力が次々に明かされていき驚くスピードで
念修行を体得していってしまいます。
テータがツェリードニヒを殺そうとしたことがバレてしまうのです。
しかしテータの本心を聞くのは後回しにし念の修行を優先し
継承戦を完全に勝つ為に算段し始めるツェリードニヒでした。
前話の詳細はこちらの記事をどうぞ

今週のネタバレ
【ヒュリコフの憶測】
引用:週刊少年ジャンプ50号
護衛のものたちがクラピカの好きにしていいのかどうかを論議していますが、念修行の習得が最優先のため仕方ありません。
ですがこの状況こそがクラピカたちの狙いだとするなら自分たちはクラピカたちの術中にはまってしまっていることになります。
ヒュリコフはもしクラピカたちが危険作戦を実行しようとしたら、私設兵たちを意のままに操ってくるはずだが、念能力の操作が行われば自分たちが阻止するというのです。
自分たちの防衛にも関わることなので操作されていたら注意深く観察すればすぐわかるので信用して欲しいとマオールに言って聞かせます。
能力を把握するにはある程度泳がせないと意味はありません。
室内で使っているのは、見られるとマズイのかもしくはそう臭わせるための情報遮断が目的なのか憶測が飛びかいます。
対象者にダメージを与えず強制的に精孔を開くには参加者には練習不足で、クラピカの能力的に考えられることは、操作系能力で半強制的に開いてく方法でそれならばクラピカのオーラを混ぜることもできます。
被験者は複数いるのでもしクラピカがオーラによって操作していればヒュリコフは見破ることができる自信があるようです。
だがここで別の憶測も出てきます。
クラピカがもし特質系の場合能力発動の副産物として、非攻撃者が念に目覚めるとしたらクラピカの自信の根拠も理解できてしまい、念取得の条件でヒュリコフたちを延命の道具として利用したという事実確認のみになってしまうのです。
可能性としては極めて低いのだが排除できない要因の一つになってしまいます。
【水見式見極め】
クラピカたちは室内より出てきます。
ヒュリコフは見定めますが一人だけですと、断言しかねるのだが操作されているとは思えないようです。
クラピカは条件として箝口令を敷き、もし違反者が発覚すれば講習は中止とするというのでした。
マオールは意図的な違反を阻止するための抑止に利用するため、自分たち第三私設兵が最後の被験者になると言いますが、クラピカはまず第三私設兵のマオールからと言います。
年齢など修練速度は賞賛に値するものでそれを鑑みての判断だそうです。
そしてマオールの番になります。
クラピカは話し始めます。
自分たちの目的は第14王子と第8王妃の生命を守ることにあって、その為にマオールたちと情報を共有するのだ、とのことです。
水見式は本来念能力を習得したものが本人の能力系統を識別するために行うものだが、今回は念能力の発作とその証明のために使用します。
コップの中に入っているのは植物の種で通常の水見式では予め異物を入れることはせず、やむを得ずこういう仕様にしているだけだそうです。
念能力とは誰でも修得出来るものだが修練速度は個人差が出るし、一朝一夕で手に入るものでもありません。
強引に修得する方法は外法、念による攻撃です。
マオールは警戒しますが、クラピカは自分は傷つけることは絶対にしないので信じて欲しいと言います。
攻撃という言葉になっていますが実際は貸すといったほうが正しいそうです。
ビルは強化系能力者で〝発〟によって対象物の成長を促すことが出来ます。
引用:週刊少年ジャンプ50号
この種のようにビルがマオールに手をかざしても、マオールは能力には目覚めません。
ビルの能力をクラピカが借りてそれをマオールに渡します。
間接攻撃になるが能力自体に攻撃性はありません。
しかし発動することで能力を持たない者は半強制的に覚醒させる副次効果があります。
説明を聞いたマオールにクラピカはもし説明した内容で納得できなければ能力は使わなく、
マオールはこのまま部屋を出て「私は降りた」と言って欲しいがこれまでのことは内密にして欲しいが
強制は出来ないのは承諾しているそうです。
部屋から出てきたマオールを見て、ヒュリコフは間違いなく操られていないと言います。
これでバビマイナはクラピカが特質系能力を使い念能力を覚醒を促したことに確信を持つのです。
水見式は継続していきます。
ビルから見てクラピカの戦略は現状ベストあることは間違いないが
もし現状が変わってしまうと自分たちが与えた能力で自分たちが苦しむことになってしまうことを危惧しているのです。
今日の分が終わったクラピカはビルにお礼の言葉を言います。
引用:週刊少年ジャンプ50号
クラピカ自身もそうだが敵に知られていないほうが都合のいい能力だったためである。
ビルはクラピカが見せたのだから構わないと言ってくれます。
このまま続けていってもいいか不安もある二人だが前に進んでいくようです。
【自重の真意】
マオールは水見式の経過報告をします。
それを横で聞いているリハンは考えるのです。
バルサミルコから「今は自重しろ」と言われたのですが
第五王子ツペッパの念獣が姿を現さないからといって第九王子ハルケンブルグより安全という保証は
どこにもなく、リハンはどこにいてもどのみち危険であることには変わりはありません。
敵の能力を調べなければリハンの〝異邦人〟が育たないから
避けていれば能力が本領発揮できないのです。
危険視するのはそれだけでなくマオールの様子をみて今朝とは圧倒的に違うジャンプアップをしていてクラピカは本当に武力の拡散均衡を狙っているのだと理解します。
リハンは武力の拡散均衡の影響で自身の能力に対抗しうる能力の発言が出て来る可能性は高いと考え
動くなら尚更早いほうがいいと行動に移すのです。
クラピカを攻撃したいのは山々だがそれにはクラピカの5つある能力を全て把握しなければならないのです。
〝異邦人〟は「下手な鉄砲」であります。
能力使用後は48時間の充電期間が必要にもなってくるのです。
ならば狙うのは第五王子ツペッパではなく危険があっても動いている分能力活かせる1009号室で第九王子ハルケンブルグを狙うのが最適と考えました。
バルサミルコからの「今は自重しろ」の意図は理解できるが今は前進するべきだとリハンは疑問に思います。
バルサミルコはその意味に早く気付いて欲しいようでした。
ツベッパは自身が次の標的になっていると予測して対抗策を練ろうとしますが
国防法もありあまり大きく動けずにいます。
そして作戦の先にはクラピカが必要になってくるようです。
10日目 午前11:30
4度目の鳴動が始まります。
引用:週刊少年ジャンプ50号
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【感想】
水見式はなんとか順調に進んで行くクラピカたちでありました。
マオールたちもいい関係になれていると思い始めますがリハンがそれを警戒しています。
ツベッパは自分が次に習われると危惧し対抗策に移行していくなかでクラピカが必要だと考え始めるのです。
そして4度目の鳴動は何なのでしょうか?
次回も期待です。