2018年11月12日発売の週刊少年ジャンプ50号に連載の『鬼滅の刃』第134話「反復動作」のネタバレです。
【前回のあらすじ】
不死川兄弟の間に割って入った炭治郎でしたが、乱闘騒ぎになってしまいます。
結局、不死川兄弟の仲を取り持つことはできませんでした。
不死川実弥との接触禁止令がでた炭治郎は、善逸と共に岩柱の修行場へ向かいます。
そこには滝修行をする伊之助の姿がありました。
前回の詳細はコチラ

【今回のネタバレ】
炭治郎は過酷な岩柱の修行をこなしていきます。
最後の岩押しに苦戦していると、なんと玄弥が岩押しのコツを教えてくれます。
半天狗との闘いや前回の不死川兄弟の一件もあり、ぐっと仲良くなっている炭治郎と玄弥。
一方、鳴りを潜めていた鬼舞辻無惨は、禰豆子と産屋敷の居場所を探っているのでした。

サバイバル溢れる表紙です!そして村田さんも参戦!?
【岩柱の修行開始!】
岩柱の修行では、強靭な足腰を鍛える内容になっています。
1.滝修行
2.丸太担ぎ
3.岩を押す
引用:週刊少年ジャンプ50号
この三つのみの分かりやすい修行です。
しかし、丸太や岩の大きさが半端なく、容易く想像できる地獄の修行に、善逸は気絶してしまいます。
悲鳴嶼は、善逸を川につけるように言います。
真冬の川よりも冷たい水に、善逸は飛び起き、内臓が悲鳴をあげてる!と陸に急いで上がります。
善逸の走る先には、岩にくっつく隊員たちと共に、村田さんの姿もありました。
「岩にくっつけ…あったかいぞ」
言われたとおりに善逸も岩にくっつき、暖かさで、お袋の腕の中に抱かれているようだと涙を流します。
滝に向かった炭治郎は、滝に打たれている伊之助の元に来ます。
しかし念仏が聞こえなくなっており、よく見ると伊之助は意識を失っていました。
滝修行中に念仏を唱えるのは、「集中」するためと「意識があることを伝える」ためだそうです。
【鬼殺隊最強】
「アイツすげぇよ。玉ジャリジャリ親父」
魚を食べながら悲鳴嶼の話題をだす伊之助に、炭治郎は変なアダ名をつけちゃだめだよと諭します。
初めてあった時からビビッと来た伊之助は、悲鳴嶼の事を「鬼殺隊最強だ」と断言します。
炭治郎も、匂いが全然違うと伊之助の言葉を肯定します。
二人の言葉を信じない善逸は、若手をいびって楽しんでんだよと悪態をつきます。
そんな善逸を炭治郎は諭しますが、善逸は騙されてんだよ、と聞く耳を持ちません。
そこに丁度良く、岩を押す悲鳴嶼が通りました。
引用:週刊少年ジャンプ50号
炭治郎達の岩より2・3倍ほども大きい岩を、「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えながら押してます。
悲鳴嶼の凄さを純粋に憧れる炭治郎。
俺もあんなふうになれるかな!?と目を輝かせる炭治郎に、善逸はなれてたまるか!と怒りで暴走します(笑)
騒がしい善逸を見てるとなんだか元気でてきますね!全く怒らない炭治郎もすごいいい子です。
魚を10匹も食べていた伊之助は、丸太担ぎと岩押しに向かうようです。
炭治郎も、善逸と共に滝修行をクリアし、丸太担ぎもクリアします。
岩押しに挑む炭治郎ですが、力を込めても押し負けて、足が地面を滑ってしまいます。
これはかなり苦戦しそうな予感。。
岩柱の訓練は、強制ではなく、やめたいと思ったらいつやめて山を下りてもいいらしいです。
炭治郎のにぎったおにぎりを食べながら、村田さんや隊員達は、「今の柱たちに、ほとんど継子がいない理由」を話します。
しんどすぎて皆逃げてしまったり、柱との力の差に打ちのめされて心折れたり。
地獄のような修行を当然のようにこなす柱の事を、やっぱりすごいと改めて思い知ったようでした。
【玄弥のアドバイス】
炭治郎が岩押しを始めて六日が経っても、岩は少しも動きませんでした。
(鬼だって、いつまで大人しくしてるかわからない)
炭治郎は焦りを感じていました。
そんな炭治郎の元に、玄弥が現れます。
玄弥は兄の不死川実弥との騒ぎの後、悲鳴嶼に怒られて謹慎していたと言います。
兄弟の事に炭治郎を巻き込んだ事を謝り、庇ってくれてありがとよ。と玄弥は言います。
突然のことに照れる炭治郎。
炭治郎の痣が濃くなっていると玄弥は指摘します。
自分では気づかなかった炭治郎は、鏡を持ってないので後で玄弥に貸してもらえることになりました。
普段はぶっきらぼうな玄弥が、炭治郎と普通に話しをしていて、ぐっと距離が縮まってるのを感じて、嬉しくなるシーンです!
炭治郎のやっている岩の訓練を自分もしていると玄弥は言います。
どうやら玄弥は岩を動かせるようです。
岩を動かすコツは「反復動作」。
集中を極限まで高めるため、予め決めておいた動作をするようです。
悲鳴嶼さんは教えるの上手くないから、よく見て盗まないと駄目だと玄弥は言います。
玄弥は物語当初から、悲鳴嶼とよく一緒に居るのが描かれていましたし、さすがによくわかっているようです!
「反復動作」玄弥の場合は、念仏を唱えているようです。
悲鳴嶼がいつも南無南無言っている意味に気付いた炭治郎と、笑顔を返す玄弥の姿はすごい仲が良さそうです。
それを、物陰から悲鳴嶼が見守っていました(笑)
【鬼の棲む無限城】
「肆」の字を刻む目玉が地面を這って、巡回中の鬼殺隊員を尾行しているようです。
下弦の肆も、上弦の肆(半天狗)も既に死んでしまったハズですが…。
引用:週刊少年ジャンプ50号
無惨側近の「鳴女」が「肆」に昇格していました。
鳴女は、琵琶を奏でることで異空間・無限城の部屋を操ることが出来る女性の鬼です。
どうやら、目玉だけを切り離して移動させ、その視界を共有できるようです。
既に、六割ほどの鬼狩り共(鬼殺隊)の居所を把握済みのようですが、禰豆子の居場所はまだ見つかっていませんでした。
傍の椅子で地図を開いている鬼舞辻無惨は、鳴女の功労を褒めます。
この辺りと地図を指し示す鬼舞辻無惨は不敵な笑みを浮かべます。
「禰豆子も、産屋敷も、もうすぐ見つかる」
134話はここで終わりです。
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【134話の感想】
炭治郎と玄弥の距離がグッ縮まっているのを、感じた回でした!
いつもの玄弥は喧嘩腰だったり口が悪かったりというのが目立っていましたが、今回は普通に喋って、炭治郎にコツを教えてくれたりと、やりとりを読んでいてとっても楽しかったです。
炭治郎と一緒に滝修行をした善逸は、水に押しつぶされていましたが、あの後どうなったのかが気になります(笑)
山を去った隊員のなかにも見かけませんでしたし、おにぎり夕食のときもいなかったので…。
ちょっと期待していた”128話で禰豆子に「おかえり、いのすけ」と間違えて呼ばれて物騒な事を言っていたフラグ”もやっぱり無かったので、ちょっぴり残念です。
【次回の展開予想】
まずは、玄弥に岩押しのコツを教わった炭治郎が、岩柱の修行を全行程クリアする事になると思います。
また、とうとう鬼舞辻無惨サイドの話が入ってきたため、「珠世さんが鬼殺隊の本拠地に来るのか」「胡蝶しのぶが語る鬼の殺し方」の伏線が回収されてほしいなあと思います。
あと、柱稽古に途中参加した水柱(冨岡義勇)の訓練内容も個人的に気になっているので、ちょっと期待です!
次も楽しみです。