2018年12月10日発売の『週刊少年ジャンプ』2号に連載されている、
「鬼滅の刃」の第138話のネタバレです。
【前回のあらすじ】
産屋敷の元へ無惨が訪れます。
無惨を前に、産屋敷は人の想いについて話しました。
自分が死ぬことで鬼殺隊の士気があがると言う産屋敷に、無惨は手を伸ばします。
一方、隊士達には緊急招集がかかり、産屋敷邸へと急いでいました。
前回の詳細はこちらの記事をどうぞ

今週のネタバレ
引用:週刊少年ジャンプ2号
【爆発】
無惨の襲撃が始まるその裏では、柱たちが集まって話し合っていました。
実弥は、産屋敷に最低でも二人は護衛をつけるべきだと提案します。
何とかできないのかと聞かれた悲鳴嶼は、無理だと返しました。
悲鳴嶼は十九の時に柱になりましたが、その頃から言い続けても、聞き入れてはもらえなかったそうです。
柱という貴重な戦力は、自分一人のために使うものではないとの一点張り、困ったものだと言いました。
実際、産屋敷家の歴代当主は皆誰一人として、護衛をつけなかったのです。
そして今、産屋敷の危機に必死に駆けつけた実弥の目の前で、建物全体が大きな爆発を起こしました。
引用:週刊少年ジャンプ2号
その爆発を、産屋敷の無事を願って急いでいた隊士達全てが目撃します。
突然の爆発に、皆目を見開き固まりました。
そんな中炭治郎の鼻は、大量の爆薬と、血と肉の焼けつく匂いを感じとります。
【産屋敷の策】
正面から大きな爆発を受け、無惨の体は激しく破損していました。
両腕で防ごうとした体制のまま、無惨は悔しそうに産屋敷の名を叫びます。
無惨が最後に見たのは、仏のような笑みを貼りつけた産屋敷の顔でした。
その笑みのまま、自身と妻と子供諸共、爆薬で消しとばしたのです。
無惨は思い違いをしていました。
産屋敷という男を、人間にあてる物差しで測っていたが、あの男は完全に常軌を逸している。
何か仕掛けてくるとは思っていた、しかしこれ程とは、と無惨は考えます。
爆薬の中にも、細かい撒菱のようなものが入っていて、殺傷力が上げられていました。
それは一秒でも無惨の再生を遅らせる為であり、まだ何かあると無惨は見渡します。
無惨は柱たちが向かって来ていることを感じていました。
しかし、それではないもっと別の何かを、産屋敷は用意しているのだと警戒します。
産屋敷は自分自身を囮に使ったのでした。
無惨への怒りと憎しみを、強い殺意を産屋敷は隠し抜いていたのです。
そのことは驚嘆に値すると無惨は思いました。
この爆発は妻と子供は承知の上だったのか、と考えたところで無惨は考えるのをやめます。
間もなく体が再生するという頃、無惨の周りにたくさんの肉の種子が浮かび上がりました。
【珠世】
肉の種子から飛び出した大量の棘が、無惨の体を貫き、その場に固定させます。
無惨の体の中でも棘が枝分かれしていて、抜けなくしていました。
しかし問題ない、大した量ではないと、無惨は棘を吸収します。
その瞬間、無惨の体に拳を埋め込んだのは、珠世でした。
引用:週刊少年ジャンプ2号
先程の棘の血鬼術は、無惨が浅草で鬼にした人のものであり、珠世自身は目くらましの血鬼術で無惨に近づいていたのです。
無惨が棘を吸収しようとした瞬間に拳を埋め込むことで、拳の中の鬼を人間に戻す薬を、無惨に吸収させることに成功したのでした。
【一撃】
そんな薬ができるはずないと言う無惨に、状況が変わった、完成したのだと珠世は言いました。
大概しつこい女だ、逆恨みも甚だしい、と無惨は珠世の頭に手をかけます。
お前の夫と子供を殺したのは誰だ?
他ならぬお前自身だ、お前が喰い殺した、無惨は珠世に話しかけました。
そんなことがわかっていれば、自分は鬼にはならなかった、と珠世は涙を流します。
珠世が病で死にたくないと言ったのは、子供が大人になるのを見届けたかったからでした。
そんな珠世に、無惨は追い討ちをかけます。
その後も大勢人間を殺していた、楽しそうに人間を喰っていたように見えたと言い、無惨は珠世の右目を潰していきました。
自暴自棄になって大勢殺した、その罪を償う為にも自分はお前とここで死ぬのだと、珠世は叫びます。
その時、無惨の後ろには悲鳴嶼が迫っていました。
珠世と同じく、目くらましの血鬼術で近づいていたのです。
珠世の掛け声で、悲鳴嶼は念仏を唱え、無惨の頭を潰しました。
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【感想】
あの大きな爆発は、産屋敷自身が仕掛けたものでした。
鬼である無惨にも、人間の物差しで測るべきではなかったと思わせるほどの産屋敷が、少し恐ろしく感じます。
棘を吸収するタイミングで薬を仕込むという作戦は、さすがだと思いました。
何としてもここで無惨を倒すのだという珠世の執念が伝わってきます。
最後に悲鳴嶼によって、無惨の頭部が粉々にされましたが、無惨は本当にこれで終わるのでしょうか。
人間に戻す薬が本当に効いているのか、来週も気になります。