2019年2月25日発売の『週刊少年ジャンプ』13号に連載されている、
「鬼滅の刃」の第147話のネタバレです。
【鬼滅の刃 前回のあらすじ】
獪岳を倒して力を使い果たした善逸は、落下し続けますが、愈史郎に助けられます。
途切れた意識の中で、善逸は師匠と再会します。
謝り続ける善逸に、師匠はお前は誇りだと言いました。
その頃炭治郎は上弦の鬼と遭遇します。
それは猗窩座でした。
前回の詳細はこちらの記事をどうぞ

【鬼滅の刃 今週のネタバレ】

引用:週刊少年ジャンプ13号
【手を止めるな】
現在みんながいる屋敷図を描きながら、輝利哉の妹は涙を流します。
爆破により亡くなった、父、母、そして姉たちを思い出したのでした。
そんな妹に輝利哉は、泣くな、絶対に手を止めるなと声をかけます。
自分たちは絶対に負けないという兄の言葉に、妹ははい、と頷き手を動かしました。
そんな三人を守るように、部屋の外では煉獄槇寿郎と音柱の宇髄が座っていました。
父を亡くしたばかりというのに、鬼殺隊の指揮をとる輝利哉は立派であると、宇髄は槇寿郎に話しかけます。
煉獄家の名に恥じないように、命をかけて輝利哉たちを守ると、槇寿郎は言いました。
【最終局面】
その頃、ある一室では禰豆子が布団の中で苦しんでいました。
看病を任された鱗滝は、禰豆子の汗をぬぐってやります。
禰豆子は珠世の持っていた薬を使ったのでした。
果たして禰豆子は人間に戻れるのだろうか、と鱗滝は思います。
禰豆子が人間に戻れば、無惨の目論見は潰えることになるのでした。
無惨が千年以上もかけて探し続けて来た、完全体の夢は振り出しに戻ります。
日光を浴びても消滅しない鬼は、禰豆子ただ一人でした。
最終局面という言葉が、何度も頭を過ぎります。
その度に鱗滝は体の芯が震え、心拍が上がるのを感じました。
人と鬼、この長い戦いが今夜終わるかもしれません。
まさかそこに自分が生きて立ち合おうとは、と鱗滝は考えます。
そして炭治郎のことを思いました。
思えば彼が、鬼になった妹を連れてきた時から、何か大きな歯車が回り始めたような気がするのだと鱗滝は感じていました。
負けるな禰豆子、負けるな炭治郎。
絶対に負けるな、と鱗滝は強く願いました。
【猗窩座との戦い】
その頃炭治郎は、猗窩座と戦っていました。
向かってくる猗窩座をかわし、炭治郎はヒノカミ神楽、火車で猗窩座の腕を狙います。
腕ぐらい斬れなければ、頸なんて斬れないと、刀を握る手に力を込めました。
そして炭治郎の刃は、猗窩座の腕を斬り落とします。
引用:週刊少年ジャンプ13号
猗窩座の攻撃もかわし、腕を斬ることができた炭治郎は、自分の力は通用する、戦えると手応えを感じました。
先程は頸を狙えませんでしたが、次は頸を、と炭治郎は振り返ります。
すると既に猗窩座の拳が目前に迫ってきていました。
すぐに炭治郎は、ヒノカミ神楽、幻日虹で姿をくらまします。

引用:週刊少年ジャンプ13号
猗窩座の背後に炭治郎が現れると同時に、猗窩座の顔に斜めの傷ができました。
炭治郎の刃が再び届いていたのです。
【術式展開】
炭治郎の戦う姿を見ていた義勇は、炭治郎の技が格段に練り上げられている、と感じました。
猗窩座の顔の傷は、一瞬で消えていきます。
炭治郎は猗窩座から目を離さず、呼吸を整えようとしていました。
炭治郎の実力は、柱に届くと言っても過言ではない、と義勇は思います。
そしてかつての炭治郎の姿を思い出しました。
あの日は雪の日で、絶望して頭を垂れ、涙を流しながら妹の命乞いをするしかなかった炭治郎。
その炭治郎が、命を、尊厳を奪われないために戦えるようになったのです。
そして炭治郎の実力を評価していたのは、義勇だけではありませんでした。
猗窩座もまた、かつて杏寿郎が言った、炭治郎は弱くないという言葉が正しかった、と認めます。
お前は確かに弱くはなかった、敬意を表する、そう言って猗窩座は構えました。

引用:週刊少年ジャンプ13号
そして猗窩座は、さあ始めようか、と笑いました。
鬼滅の刃 単行本を無料で読む方法
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【鬼滅の刃 感想】
炭治郎と猗窩座の戦いが始まりました。
攻撃をかわし、その度にカウンターを仕掛けるといったように、炭治郎の戦いが通用しているように見えます。
しかし、相手はまだまだ本気ではなさそうですね。
上弦の鬼に相手に、炭治郎はどこまで戦えるのでしょうか。
また、義勇は今のところ手を出そうとしていません。
炭治郎がピンチになると助けてくれるのでしょうか。
または、他の鬼が来てしまうのか。
次回も楽しみです。