2019年8月5日発売の『週刊少年ジャンプ』36号に連載されている、
「鬼滅の刃」の第169話のネタバレです。
【鬼滅の刃 前回のあらすじ】
戦いの中で、実弥は産屋敷のことを思い出していました。
産屋敷は自分は強い剣士になりたかったけど、出来なかったと謝ります。
そしてみんなの幸せを誰より願っていたのでした。
そしてそれは戦いの中で死んでいった友人、匡近も同じです。
生きている人たちになんとか生き延びて欲しいと願って、遺書を残していました。
今戦っている黒死牟は強敵です。
稀血で酔わせてもかすり傷すらつけることが出来ません。
黒死牟の激しい攻撃が実弥に降り注いだ次の瞬間。
岩柱、悲鳴嶼が現れたのでした。
【鬼滅の刃 今週のネタバレ】
【交代】
実弥に腹の傷をすぐに縫うよう言い、悲鳴嶼は一人で戦いに向かいました。
黒死牟が体を透かして見ると、悲鳴嶼の肉体が極限まで練り上げられた素晴らしいものであるとわかります。
これほどの剣士を拝むのは三百年振りか、と黒死牟はニヤリと笑いました。
悲鳴嶼が武器を振り回すと、周りの空気ごと体が引き寄せられていくのを感じます。
鉄球での一撃を避け、黒死牟は月の呼吸で攻撃しようとしました。
しかしそんな隙は与えられず、黒死牟が攻撃に入るより早く悲鳴嶼の手斧が迫ってきます。
鉄球に手斧、鎖の両端の武器を両方とも手放すとは、と黒死牟が考えていると。
悲鳴嶼は鎖を踏み、鉄球の軌道を変えて攻撃しました。
【悲鳴嶼の武器】
鉄球を避けた黒死牟の首に、鎖が巻きつけられます。
黒死牟は首との隙間に刀を差し入れ、鎖を斬ろうとするも、できません。
咄嗟に下に屈み、鎖を抜けました。
悲鳴嶼が扱うのは、鎖、斧、鉄球全ての鉄の純度が極めて高い武器です。
黒死牟の肉から造られた刀では、斬る前に灼け落ちてしまいそうでした。
これほど太陽光を吸い込んだ鉄は、刀匠の技術が最盛期であった戦国の世にも発見されていなかった、と黒死牟は感心します。
しかしそれも、間合いの内側に入れば良いだけであると黒死牟は距離を詰めました。
【死闘】
黒死牟の刃が悲鳴嶼の首に迫ります。
しかし悲鳴嶼は飛び上がり、そのまま手斧を操り攻撃しました。
悲鳴嶼の手斧は、黒死牟の着物をかすめます。
これで終わりではありません。
続いて鎖を引き寄せ、鉄球側で攻撃します。
次々と間髪入れぬ悲鳴嶼の攻撃。
この武器を手足のように扱える筋力。
あの重量の図体で、これ程の身軽さ、俊敏さは信じられないと、黒死牟は驚きました。
そんな中、悲鳴嶼の鎖が黒死牟の刀に巻きつきました。
黒死牟が攻撃に転じた瞬間、その刀は真っ二つに折れてしまったのです。
引用:週刊少年ジャンプ36・37号
【痣】
次の瞬間。
黒死牟は月の呼吸弐ノ型、珠華ノ弄月を。
悲鳴嶼は岩の呼吸肆ノ型、流紋岩・速征を放ちました。

引用:週刊少年ジャンプ36・37号
先程折れていたはずの黒死牟の刀は、いつの間にか元どおりになっていました。
折られた所ですぐに再生する、攻撃は無意味だと黒死牟は刀を見せました。
攻撃を食らってしまった悲鳴嶼の顔には、大きく斜めに傷ができ、血が滴っています。
悲鳴嶼は呼吸を整え、長めに息を吐き出しました。
これは無残の時まで温存しておきたかったが、ここで負けては元の木阿弥だと、悲鳴嶼は腕を前で交差させます。
その腕に、痣が浮かび上がってきました。
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【鬼滅の刃 感想】
悲鳴嶼参戦です!
実弥がその攻撃を避けるだけで必死だった黒死牟相手に、次々と攻撃をしかけていきました。
さらに黒死牟の攻撃も、致命傷を受けることなく立ち回っています。
さすが最強の柱ですね。
安定感のある戦いでした。
しかし相手も上弦の壱の鬼です。
たとえ悲鳴嶼でも、一筋縄ではいきませんでした。
武器を破壊しても、即座に元どおりになってしまうとは、なかなか厄介ですよね。
そこで悲鳴嶼は奥の手を出そうとしていました。
無残のためにとっておきたかったというそれは、痣です。
ただでさえ強い悲鳴嶼が痣を発現させたら。
どれほどの強さになるのか、どのような戦い方をするのか、次回が待ち遠しいですね!