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この音とまれ!

この音とまれ|最新話78話ネタバレ(4月4日発売ジャンプスクエア5月号)

この音とまれ! #78『分かれ道』ネタバレ

 

この音とまれ! 前回のあらすじ

 

合宿から帰ってきた時瀬高校筝曲部の面々。

 

雑誌「邦楽デイズ」にも絶賛され、これから全国大会までの三か月間、練習の密度を高くし一回一回の練習を大事にしどういう演奏を目指すべきかを考えていこうと部員たちが張り切っている中、通孝の母親がパート先で転んで骨折したという知らせが入った。

 

前回の詳細はこちらの記事をどうぞ

この音とまれ!|最新話77話ネタバレ(2月4日発売ジャンプスクエア3月号)この音とまれ!|最新話77話ネタバレ(2月4日発売ジャンプスクエア3月号)...

この音とまれ! 今月のネタバレ

◆母の入院

通孝の母が足を複雑骨折し、一か月入院する事となりました。

 

それまで部活づけだった通孝の生活は、妹の保育園の送り迎えをしたり、母に着替え等を持って行ったり、晩御飯を造ったりと一変します。

 

母は部活が大事な時期にごめんと謝りつつ、こんな骨折くらいすぐに治してやるから!と明るく言いますが、通孝はこういう時くらいしっかり休めと返します。

 

自分は部活では結構上手い方だから、ちょっとくらい部活出なくても余裕だぜ、とも。

 

そんな通孝を、母は悲しそうに見つめました。

 

 

◆後悔

そして翌日、昼休みの屋上で通孝は哲生を含めた他の二年男子たちに母の入院を告げました。

 

取り敢えず通孝の母がそんなに危険な状態ではなかった事に光太と実康はよかったと言いますが、哲生は通孝に家の事はどうするのかと尋ねます。

 

通孝の家は兄弟が多く、父親は仕事であまり家に帰ってこないのに、家事や下の子の世話をどうするのかと聞く哲生に、通孝は中三の妹が朝食を作って、一番下の妹の保育園での送り迎えと晩御飯は自分が作ると説明します。

 

しかしそれはあくまで当面の事で、それ以外は正直どうなるかわからない。何をすればいいのかもまだちゃんとわかってないんだと言いました。

 

通孝が料理を出来ないと知っている実康が、晩御飯も妹に頼めないのか聞くと、通孝は、妹は受験生で放課後は塾があるからと答えます。

その様子は、妹になるべく負担をかけたくないようで、そんな通孝に光太は思わず部活は?と言ってしまいます。

 


引用:ジャンプSQ5月号

 

その問いに少し沈黙した後、通孝はとりあえず一か月間は昼練と放課後一時間も出来るかどうか……って感じだな!いやー、ほんとまいった!と無理して明るく笑いながら言いますが、そんな通孝に実康は思わず複雑な表情を見せてしまいます。

 

引用:ジャンプSQ5月号

 

慌てて取り繕いましたが、通孝は朝練できなかった分、早めに昼練に行くと言って屋上から去りました。

 

通孝がいなくなると、実康は自分がしてしまった顔……「やばいじゃんそれ」という表情を見せてしまった事に罪悪感を覚えます。

 

一番今の状況がまずいと感じているのは通孝なのに、追い詰めるような事をしてしまったと。

 

そして通孝は部室へ向かいながら、自分自身に全然練習が出来ない訳ではないのだから大丈夫だと言い聞かせていました。

◆滝浪の提案

部室で、通孝は武蔵はじめ全員に今の状況と一か月練習に少ししか出られなくなる事を言いました。

 

それを聞き武蔵は一か月くらいなら大丈夫だと言いかけましたが、それらを聞いていた滝浪が一か月では済まないと武蔵の言葉を遮りました。

 

そして退院してもすぐに元の生活に戻れる訳ではない。最低でも二か月は他の部員と同じ練習は出来ないと思えと通孝に告げました。

 

それを聞き、他の部員たちの間に動揺が起こります。

 

妃呂がそれでもなんとかなると通孝を励まそうとしますが、滝浪は現実から目を逸らすなと叱咤します。

 

そして、今後通孝に可能な練習量で「和」の現パートが務まるとは思えないと言います。

 

「和」は部員たちの普段の練習量と力量をふまえて作った曲。

 

だから練習量が半分以下になるなら弾けるわけがない。

 

これまでは授業以外がっつり練習に集中出来た。けれどそこに普段全然してない家事育児が入ってくるのはずっと大変で負担も大きいと、反発する部員たちに言って聞かせます。

 

その上で、通孝のパートを作り直すと告げます。

 

引用:ジャンプSQ5月号

 

無理して中途半端になるより、少し易しくして弾き込んだ方がいいと言う滝浪に、通孝は治さなくていいと言います。

 

大変かどうかまだわからない。やる前から無理だって決めつけないでくれ。

ちゃんとがんばらせてくれ。

 

引用:ジャンプSQ5月号

 

滝浪にそう頼む通孝の姿に、他の部員たちは早く練習を始めようと言い、武蔵は改めて滝浪にちゃんと練習の仕方を考えるからと頼みます。

 

部員たちの様子に、滝浪も武蔵に頷くしか出来ませんでした。

 

そんな一連のやり取りの中、名都だけは他の部員たちとは違う表情で立っていました。

 

引用:ジャンプSQ5月号

この音とまれ! 今月の感想

 

前回のラストでしていた不安が現実のものとなりました。

 

ただでさえ下の兄弟が多い通孝の家。

その世話を一手に引き受ける事がどれだけ大変な事か……

 

自分ひとり、もしくは中三の妹さんと二人だけならかなり手を抜いてもそこまで影響はないでしょうが、小学生、保育園生がいたらどうしてもちゃんとした食事作りと毎日もしくは一日おきの掃除洗濯買い物が必須になります。

 

それをこれまで家事をしてきた事のない男子高校生がやるとなると……

 

通孝が想像している以上に大変になるでしょう。

 

そこにいくとさすがに滝浪は大人なだけあって現状を正確に判断しています。

 

けれどそんな滝浪の提案を受け入りなかった通孝と部員たちの気持ちも痛いほどわかります。

 

これまで「和」を弾く為に一生懸命やってきたのに、もしここで簡単なものにしてしまったら一生の悔いが残るかもしれません。

でもこれから通孝がキツくなっていくのも確かでしょう。

 

これをどう乗り越えていくのか?

 

他の部員たちの力を借りるのか?はたまた……

 

ここで、名都の最後の表情が気になります。

 

名都も入部した時から練習量の事について色々と物議を醸しだしていた存在です。

 

練習量に関するこの騒動を名都だけは違う視点で見ていたのかもしれません。

 

案外、通孝を救うキーパーソンは名都になるのかもしれません。

 

ともかく、母親がいなくなり何をしていいのかわからず不安で堪らないだろうに、一番上の兄として母を気遣い気丈に振る舞う通孝が報われて欲しいと思います。