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コウノドリ

コウノドリ|最新話262話ネタバレ(11月1日発売モーニング48号)

週刊モーニング 48号 2018年11月1日発売 

鈴ノ木ユウ コウノドリ 262話 「先天梅毒 シリーズ第3回」 ネタバレ

 

コウノドリ連載再開です。今回はコウノドリでも怖い話・梅毒の話です。

「梅毒は、現代では決して怖くはない病気になった。今回のようなケースを除いて。」

と冒頭にあります。いま、梅毒と言われてもあまり感覚はないかもしれませんが、正しい知識を持っていないと、こういう危険な事態になるってことを教えてくれる話です。

 

262話 「先天梅毒 シリーズ第3回」 ネタバレ

【現実が牙をむく】

 

鴻鳥先生と倉崎先生は、検査結果をみて息を飲みました。

「鴻鳥先生これって・・・」

「うん。梅毒だ。」

 

「先天梅毒・・・」

 

「うん。ベビーの肝腫大も貧血もそれが原因だな。倉崎。この妊婦さん今どうしてる?」

 

「入院してもらって、モニターとってます。」

モニターというのは胎児の心拍を確認する為につけます。胎児に何かあった時にはこれで分かります。

【相談できなかった】

 

その頃、入院していた妊婦さんは今までのことを思い出していました。

「え?リオンちゃん。今月も出られないの?」

 

「すみません。学校の課題が忙しくて」

 

「うーん。リオンちゃん。出勤してないのか?っていうお客さんが結構いるんだよな~。じゃあ来月、課題が終わったら店出てよ」

 

「わかりました」

 

電話を切るとリオンちゃんと呼ばれていた子は大きなため息をつきました。すでにお腹は大きいようです。

そこにお母さんから電話がかかってきました。

「もしもしお母さん。うん元気元気」

とカラ元気ながら、元気よく話ました。

 

「一応今月の仕送り、3万・・・振り込んだから」

 

「うん。ありがと」

 

「ごめんね。本当はもっと送ってあげたいんだけど」

 

「平気平気。東京のコンビニって時給もすごく高いし。アパート代も学費だって仕送りと足せば大丈夫だから。」

 

「でもリホ・・・」

 

「ごめんバイト行かなきゃだから切るね。」

 

「リホ・・・ごはんだけは食べるのよ」

 

「わかってる。じゃあ切るね。」

 


引用:モーニング48号

 

体を震わせながら、リホはなんとか電話を切りました。

 

【ついにきた 緊急事態!】

 

助産師の小松さんは鴻鳥先生の所に急いで走っていきました。

 


引用:モーニング48号

 

「鴻鳥先生、倉崎先生!モニターがやばい・・・胎児ラインがほぼ一本線!赤ちゃんが危ないよ!」

 

「え・・・」

 

「倉崎行くぞ!小松さん緊急帝王切開!NICUにもすぐ連絡してください!」

NICUとは新生児救命室のことです。低体重児や命の危険がある赤ちゃんを育てる場所です。

 

そして、緊急帝王切開が始まり、赤ちゃんが生まれました。

ですが、赤ちゃんは泣きません。

顔も暗く、ぐったりとしています。

 

「今橋先生、工藤先生お願いします。」

両先生達はすぐに挿管をしました。挿管とは赤ちゃんの呼吸を確保することです。

 

両先生は、赤ちゃんを目視しました。

「顔・・・足の裏に皮膚のめくれ・・・。お腹周りが異様にでかい。やっぱりこれは・・・」

 

「先天梅毒だ」

 

手術後

 

「まさか先天梅毒の赤ちゃんが生まれるなんて。それにしても、なんでもっと早く来なかったんだよ」

「ちゃんと検診に来ていれば、結果は違っていたのに!」

赤西先生は悔しそうに言いました。

 

小松さんは

「向井さん。彼女はなんていってるの?」

 

向井さんはソーシャルワーカーです。市の職員で、シングルマザーやDVを受けた人などの相談役です。

「それがね・・・まだ何も話してくれないのよ」

 

その頃、担当医の倉崎先生は、リホさんに説明を術後の説明をしていました。

 

「手術前はゆっくり説明できませんでしたが・・・リホさんは梅毒という性病にかかっています。今日からそちらの治療も行っていきます。」

 

「あの・・・赤ちゃんどうなりましたか?」

 

倉崎先生は隠さず話ました。

「先天梅毒といって、胎盤を通じてお腹の赤ちゃんに梅毒が感染したと思われます。」

「肝臓が腫れて、重度の貧血を起こしています。肌にも梅毒特有の水ぶくれや皮膚の剥がれが見られます。今はNICUで治療を受けています。」

 

「頑張っていますよ。リホさんの赤ちゃん・・・」

 

しかし、リホさんから出てきた言葉は

「そっか・・・生きているんだ・・・」

 

倉崎先生は何も話すことができませんでした。

【NICU】

 

鴻鳥先生がNICUに行くと、岡先生がいました。

「あ、今日の眼科の回診は岡先生ですか」

鴻鳥先生の病院は総合病院なので、眼科医もいます。

 

岡先生は

「聞いたよ。先天梅毒の赤ちゃん生まれたんだって?」

 

鴻鳥先生は力なく

「はい」

と答えました。

 

「先天梅毒は眼科医にとっては教科書で見るだけだけどね。先天梅毒は学童期に角膜炎を発症することはあるけど、今の時代ではまず見ることはないよ。」

「でも最近梅毒が流行ってるなって実感したことはあったよ」

 

「眼科でですか?」

 

「先日原因の分からない視力低下を訴える患者が来たんだよ。」

「視力低下は炎症だったけど、普段眼科医がその原因を梅毒だと思うことはない・・・」

「でもTVで梅毒が流行ってると見て、もしやと思って検査をしたら、梅毒だった。」

 

「さっきチラッと先天梅毒の子を見たけど、しんどそうだったけど大丈夫かな・・・」

 

鴻鳥先生は

「かなり重度の貧血があって、抗生剤・輸血もすぐに開始したようですが・・・実際かなり厳しいと思います」

 

ネタバレここまで

感想

 

今回の話は、単に怖いだけじゃないですね。自分のしてしまったことが、生まれてくる赤ちゃんにこんなに影響してしまいました。リホさんも誰にも相談できなくて苦しかったと思いますが、

赤ちゃんが助かることを祈るだけです。

 

ここまで読んで頂いてありがとうございました。