2019年5月18日発売の『月刊Gファンタジー』で連載中の「黒執事 第152話:その執事、別働」のネタバレです。
【前回のあらすじ】
リジーの両親に自分と弟のことを話した兄のシエルは伯爵として動き出そうとしますが、そこへ弟のシエルが経営していたファントム社のクリスマスに向けた新商品のサンプルが届きます。おもちゃ屋という夢を弟が叶えたことを喜びながらも、兄のシエルはサンプルを処分するようタナカに命じるのでした。
前回の詳細はこちらの記事をどうぞ

【152話のネタバレ】
引用:Gファンタジー6月号
【ロンドンから北へ】
メイリンとランマオはふたりで汽車に揺られて、ロンドンからはるか遠く離れたノース・ヨークシャーに来ていました。
汽車を降りたメイリンとランマオが迎えの馬車を探していると、ひとりの男性から新聞の広告にのっていたメイド募集の記事を見て来たメイドかと声をかけられます。その男性はメイリンとランマオの迎えでした。
迎えの馬車に乗って、ふたりが向かった先はヒースフィールド男爵の屋敷でした。屋敷の大きさに驚くメイリンに、御者の男性は「こんなど田舎にしちゃ立派なもんだろ」と陽気に笑います。
【面接】
屋敷について、さっそくふたりはメイドとしての面接を受けることになります。

引用:Gファンタジー6月号
ふたりはメイとランと名乗り、中国人の姉妹であること、両親が流行りの病で亡くなり、つてを頼ってロンドンに行き、そこで貿易商を営む一家の屋敷でメイドをしていたこと、家族が使用人達を置き去りにして夜逃げをしてしまったことなど、嘘の経歴を語ります。
無事にメイドとして採用になったことに喜ぶふたりに、面接をしたハウスキーパーのアビーは「人手はいくらあってもいい」ともらします。その言葉をメイリンは聞き逃しませんでした。
【屋敷の中】
その後、メイリンとランマオはメイドのジェーンに案内され、途中で使用人達に声をかけられながら部屋に向かいますが、大きな屋敷であるにも関わらず、使用人やメイドの数がひどく少ないことがメイリンは気になります。
部屋についたメイリンとランマオは、ジェーンから消灯時間の22時を厳守すること、食事は毎日三食きちんととること、風呂は二日に一回なこと、休日に街に降りたい時には使用人用の大型馬車を出してもらえることなど、使用人にしては破格の待遇があることを聞かされてひどく驚きます。

引用:Gファンタジー6月号
使用人の風呂は週に一回が普通なのにと驚くメイリンにジェーンは「男爵によく感謝するのね」と話します。
夢みたいな厚待遇だと喜ぶメイリンとランマオの様子を何も言わずにじっと見ていたジェーンはさっそくメイド服に着替えるようにふたりに言います。
メイリンは見られながら着替えることを恥ずかしがりながらも、どうにか着替えを終えますが、ふたりが着替えている間もジェーンは何も言わずにふたりのことを見ていました。
そうしてメイド服に着替え終えたふたりにジェーンは「悪くないわ」ともらしますが、メイリンの男物のようなブーツに気づくと、いきなりメイリンのスカートの裾をまくりあげます。

引用:Gファンタジー6月号
なぜこのような靴を履いているのかとたずねられたメイリンはとっさに足が大きくてと言い訳をし、ジェーンもそれ以上、追及することはありませんでした。
メイリンはハウスメイド、ランマオはランドリーメイドとして洗濯室で働くように言われ、屋敷の中を案内するというジェーンのあとにふたりはついていくのでした。
第152話はここで終わりです。
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【第152話の感想】
シエル達と離れて行動している様子のメイリンとランマオでしたが、このお屋敷がシエル達とどんな関係があるのでしょうか。また面接の時にもらしたアビーの言葉や、ずっとふたりのことを観察するように見ていたジェーンの真意が気になります。
【次回予想】
お屋敷で働くことになったメイリンとランマオですが、このふたりの行動にはどのような意味が隠されているのでしょうか。
次回も楽しみです!