今回はウルトラジャンプ10月号より、
Levius/est(レビウス エスト) chapter36のネタバレです。
『Levius/est(レビウス エスト)』は、中田春彌(なかたはるひさ)先生による繊細なタッチで描かれた漫画です。
美しい少年少女達が繰り広げるバトルが見所の作品ですね。
アメコミのようにセリフが横書きで、ページを左側から開いて読む形式が特徴となっています。
それではさっそく、今月号の『Levius/est』ネタバレを始めたいと思います。
Contents
『Levius/est(レビウス エスト)』ってどんなお話?
ネタバレの前に、軽く『Levius/est』についての説明です。
『Levius/est』は、今でこそウルトラジャンプで連載されていますが、以前は『Levius(レビウス)』というタイトルで月刊IKKIにて連載されていました。
月刊IKKIが休刊してしまったのでウルトラジャンプに移籍されたようです。
(詳しい事情はわかりませんが…)
機械と人体を融合させて戦う格闘技『機械拳闘』の中で、主人公レビウスが次々と戦いを挑んでいく、スチームパンクな物語です。
ゲームのような設定の世界観にワクワクさせられますね。
では次に、前回までのあらすじを振り返ってみましょう。
前回までのあらすじ
レビウスは史上最大の機関拳闘イベント「サザンスラム」に出場し、クライマックスとなる王者戦まで登りつめました。
決勝戦の対戦相手は機関拳闘の世界で頂点に君臨するオリバー=E=キングスレーです。
レビウスは大会の1R目にして早くも右腕を破損してしまい、続く2~4Rまでも、厳しい状況で進みました。
では、5R目のゴングが鳴り響く今月号のネタバレを以下に始めます。
『Levius/est(レビウス エスト)』chapter36 ネタバレあらすじ
5R目はレビウスがうまいこと力を発揮して、オリバーの力を上回る形で進みます。
しかし、試合の最中にレビウスは過去の幻影に捕らわれてしまい、5R目終了のゴングが鳴ったにも関わらずオリバーに攻撃を続けます。

引用:ウルトラジャンプ10月号
それは反則行為とみなされたレビウスは、次のラウンドの「星水補充」(体の機械のメンテナンスの一環)を不可とされます。

引用:ウルトラジャンプ10月号
一方でオリバーは反則を行わなかったため、星水補充や体の機械にパーツ追加などのメンテナンスが許可されました。
両者がメンテナンスタイムに入る所で次回へと続きます。
このままでは次のラウンドは、あきらかにオリバーが有利になってしまうでしょうね。
では、続いて今回のお話をより詳しく見てみましょう。
『Levius/est(レビウス エスト)』chapter36 ネタバレ詳細
優勢なレビウス
5R目の勝負が始まるやいなや、レビウスはオリバーに渾身の力を打ち込みます。
圧縮蒸気を使うと見せかけてオリバーの攻撃に誘い、死角に入り込んだのです。
この戦い方は、前ラウンドでオリバーが行ったやり方です。
レビウスは相手のパターンを分析して戦うタイプなのですね。
ともあれ、レビウスが絶対王者であるオリバーからダウンを奪ったことは観客を大いに盛り上がらせました。
レビウスが見た幻覚
レビウスは今回の大会の途中、幻覚に襲われます。
過去に経験した戦争の記憶が頭に蘇ったのです。
その戦争の際に自分を襲った敵とオリバーが重なり、レビウスは我を忘れてその拳をオリバーに打ち付けます。
5R終了のゴングが鳴ったのにも関わらず、です。
試合の終了の合図がされたにも関わらずオリバーを攻めるレビウスを、レビウスのセコンドの少女・A.J.が止めに入ります。
(また、ここでレビウスにはA.J.が今は亡き自分の母親にも見えていました。)

引用:ウルトラジャンプ10月号
暴走状態となったレビウスはA.J.を自覚がないまま振り払ってしまい、A.J.は腕を負傷してしまいました。
また、レビウスは戦いの最中、父親・ダニエルの幻影も目にしていました。

引用:ウルトラジャンプ10月号
詳細はここまでにして、続いては今後の展開を考えてみたいと思います。
次号以降の展開予想
ペナルティを受けての次ラウンド
ゴングが鳴っても攻撃を続けたレビウスは反則行為をしたとみなされ、十分なメンテナンスを許されずに次のラウンドへ進むことになりました。
これはレビウスにとって、かなりの不利な状態です。
ただでさえもう5Rまで戦いを続けてきて体力も消耗しているのに、体の機械の整備も満足にできないのですから…。
一方で、相手のオリバーはこれまで通りのメンテナンスができ、パーツの追加まで許可されました。
果たして、レビウスに勝機はあるのでしょうか?
どんな戦い方を見せてくれるのか気になりますね。
ダニエル
レビウスは今回の試合の途中、父親・ダニエル(故人)の幻影を目にします。
レビウスが我に返るとすぐにその幻覚は姿を消すのですが、これは何を意味するのでしょうね。
以前のお話で、レビウスの伯父でありトレーナーであるザックが、レビウスの戦い方にダニエルの面影を感じています。
ダニエルがこの物語の鍵を握っていることは間違い無さそうです。
ダニエルについてのことがメインになる回もあるかも知れません。
注目しておきたいですね。
オリバーの引退
レビウスの対戦相手のオリバーは機関拳闘界の頂点に君臨する絶対王者です。
オリバーは今回のレビウスとの戦いが終わったら引退すると宣言しています。
どんな引き際を見せてくれるのですかね?
それはレビウスとの試合に勝つか負けるかで大きく変わってくるものだと思います。
レビウスに負けてしまったら、案外悔しくて現役を続けるかも?
それとも宣言通りに潔く機関拳闘界から去るのか…
オリバーの行方を見届けたいですね。
もし引退するとしても、オリバーはレビウスの過去に深く関わりがあります。。
過去の戦争でレビウスの命を救ったのもオリバーでした。
なので、今回の戦いが終わっても、それ以降の物語にも大きく関わって登場しそうですよね。
吹き飛ばされたA.j.
5R目終了のゴングが鳴り響いたのに、まだ試合を続けるレビウスを止めに入ったのが、彼のセコンドを務める少女A.J.です。
幻覚に捕らわれ、我を忘れているレビウスにより、A.J.は右腕に傷を負ってしまうほどの力ではねのけられました。

引用:ウルトラジャンプ10月号
この後、レビウスとA.J.は気まずくなったりしないのですかね?
レビウスは幻覚の中で無我夢中だったため、A.J.を吹き飛ばした自覚もありません。
「あれ?A.J.どうしたんだ!?」といった調子です。
このまま二人が不和な状態を引きずらなければいいのですが…。
身体の調整も十分に許されない状況の中で、レビウスは精神的にも不安定なまま次の試合に移るのではないかと、見ていて心配になります。
まとめ
『Levius/est』は毎回、ウルトラジャンプの巻末に掲載されています。
横文字で左開きという作品の形式状であるがゆえの処置だと思われますが、作者・中田先生によって美麗に仕上げられているこの作品が雑誌のラストを華々しく飾っています。
絵だけでなく、ストーリーの内容にも希望のある美しい展開を期待したいですね。
では、今回はこの辺りで失礼します。
ここまでお読み頂きありがとうございました!