なまいきざかり。第112話
【前回のあらすじ】
9月になり大学バスケリーグ戦が開幕しました。
その最中に誕生日を迎えた由希はリーグ戦が終わるまではお祝いなどできないと成瀬を拒んでいました。
そして4勝3敗で迎えた第8試合、圷が怪我をするアクシデントに見舞われてしまいます。
戻ってきた圷はナツミに勝ったら付き合ってほしいと自信満々に言うのでした。
【112話のネタバレ】
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2020年2月20日発売の花とゆめ6号に掲載「なまいきざかり。 112話」のネタバレ・感想です。
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引用:花とゆめ6号
【リーグ戦の結果】
大学バスケリーグ戦。
キャプテン負傷のトラブルに見舞われた第8試合はなんとか勝利。
圷とナツミは無事に付き合うことになりました。
その勢いで一次ステージは4位で終わり、続く二次ステージは成瀬と袴田が爆発。
そして成瀬がダンクシュートを決め、央崎大学は2部昇格を決めたのです。
最後の試合後、そわそわしていた由希の元に成瀬がやってきます。
由希を抱きしめる成瀬。その手は震えていました。
「上手くなったって自分でわかる。ちゃんと変わってるってハッキリわかる。なんかすげーこえーけど、…もっとバスケがしたい」
由希にまで震えは伝わります。すごく熱く、もっと遠くまで行きたいと身体が叫んでいるみたいと感じる由希。

引用:花とゆめ6号
由希は成瀬を抱きしめ返そうとしますが、手が何故か止まってしまいます。
よかったねと声をかけますが、何故抱きしめてあげたかったのに手が止まってしまったのだろうかと疑問が残りました。
【初めてのお酒】
新しい練習メニューを用意する由希。
気合いを入れ直さなければと思いますがその前に明日の土曜日に二ヶ月遅れのバースデーをすることになっていました。
そわそわとしていると宇佐見が女子飲みしようとお酒を手に訪ねてきました。
お酒飲むの?と躊躇する由希でしたが、少しくらいならと飲むことに。
飲みやすい酒に由希はお酒入っているのか疑問に思います。
コクコクと早いペースで酒を飲む由希。
バスケ部は昇格できたし、成瀬の活躍も見られた。これはよろこばしいことだと思いつつもお酒を飲み干していきます。
しばらくすると由希は顔が真っ赤になっていました。

引用:花とゆめ6号
三時間くらい飲んだところで成瀬から電話があります。
今家だと答えるとじゃあ行くわと言う成瀬。
明日のこと考えていたらもう会いたくなってしまったそうです。
宇佐見は成瀬が来るなら帰ると乗り気でした。
会いたくなった、そんな成瀬の声を聞いたらいっきに頭がホワホワしてきた由希。
残ったお酒はもったいないと飲み干してしまいます。
【酔った由希の不安】
そして成瀬がインターホンを鳴らします。
どたどたと出てきた由希は遅い!と怒っていました。
いつもと違う態度に成瀬は酒飲んだのかとびっくりします。
コンビニケーキでしたが、ケーキを買ってきてくれた成瀬。
由希はそれを見て、わああい、やったー!と喜びます。
成瀬はあまりの態度の違いにやばくね?と眉をひそめます。
楽しそうでいいねとトゲトゲ言う成瀬にパンチと言いながら成瀬をポカポカと叩く由希。
由希は急に弱音を吐きます。
「あんたの方こそどんどん先に行こうとするじゃん。そのうち、私のことなんかおいてっちゃうんじゃないの……」
成瀬は水を飲んだ方がいいとペットボトルを開けると口に含みます。
口移しで水を飲ませる成瀬。
「俺がセンパイ置いてどっか行くとかありえんから冗談でもやめて」
由希はホント?と何度も確認します。
そしていきなり床に突っ伏す由希。
そして好き、と言います。

引用:花とゆめ6号
あまりの可愛さに爆発する成瀬。
それから何度も水を口移しで飲ませるのでした。
ベッドに押し倒した成瀬は由希の胸にキスマークをつけます。
成瀬の声や指先がいつもより優しく感じる由希。
口を押さえていないと「すき」と口にして止まらなくなってしまいそうになります。
成瀬は外では二杯以上は酒は飲んではダメねと念押しします。
俺以外に見せてはダメだよと射抜くように見つめる成瀬。
由希はこんな風に苦しくなるならお酒はもうしばらくいらないと思うのでした。
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【感想】
バスケリーグ戦は圷先輩の目標通り2部に昇格しました。力を出せた成瀬は実感し、しかし由希は一抹の不安を抱えたのでした。
二ヶ月遅れのバースデーは由希の酔った姿が見られました。子供っぽくなり、素直な由希が可愛かったです。