なまいきざかり。第113話
【前回のあらすじ】
大学バスケリーグ戦で無事に二部昇格を決めた成瀬たち。成瀬はもっとバスケが上手くなりたいと由希に言います。
そして由希の遅れた誕生日祝いをすることに。
宇佐見と酒を飲んだ由希は成瀬が着く頃にはすっかり酔っ払ってしまっていました。
成瀬に置いて行かれる不安を口にし、成瀬に好きと告白する由希。
そんな可愛い由希に成瀬は水を口移しで飲ませつつ、お酒は飲まないように釘をさすのでした。
前回のネタバレ記事はこちら
【113話のネタバレ】
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2020年4月3日発売の花とゆめ9号に掲載「なまいきざかり。 113話」のネタバレ・感想です。
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引用：花とゆめ９号
【記憶をなくした由希】
朝、目覚めた由希は昨夜の記憶をなくしていました。
成瀬の首にあるキスマークを見てびっくりする由希。
慌てていると成瀬が起きてしまいます。
キスマークをつけてとねだられた由希はやり方教えろとキレて、好き好きいってかわいかったそう。
由希は成瀬の夢の話だろうと思い、おぼえてないんだけどと告げます。
二ヶ月越しの誕生日祝いにやってきたのは動物園でした。
昨日のことが気がかりな由希。
成瀬はライオンも切ないこととか、あるのかな、例えば自分の彼女がしあわせな出来事おぼえてねぇとかそれしか言いません。
ごめんと謝る由希。
何で動物園なのかと言うとまだ来たことがない場所だったからと成瀬は手を伸ばします。
引用：花とゆめ９号
【成瀬の手料理】
由希は成瀬がバスケも上手くなったしと思い出していると、昨日言ったことを思い出しそうになります。
成瀬に言わせるとどっか行ってしまうのだろうと『からまれた』。
めんどくさいことを言ってしまったのかと由希は思いますが、やはり、モヤっとしたものが残っていました。
ふれあいの場でカワウソに囲まれた二人。
恐る恐る餌をやる由希を可愛いと言う成瀬。
２０歳の誕生日だし、映画を見て夜景の見えるところで食事をして、とも考えていた成瀬でしたが、そんなのは『この先』歳をとってからいくらでもできると動物園にしたそうです。
せっかくなので動物園を楽しむことにした由希。
成瀬がホワイトタイガーより視線を集めたり、由希が山羊に鞄をかじられたりしながら、楽しい時間はすぎていきました。
終電には帰らせるつもりの由希でしたが、成瀬は特別な日くらいいーじゃんとごねます。
帰り道の途中、スーパーに寄った成瀬。
なんと晩飯を作ると言い出します。
成瀬が料理をするのはめずらしいと由希は動画を撮ることに。
由希が笑顔を見せると成瀬はカメラにキスをします。
引用：花とゆめ９号
【涙のわけ】
成瀬が作ったのはパスタとスープでした。
予想していたものの、由希より料理が上手だった成瀬。
美味しいと食べていると大事なの忘れていたと、頭に手を乗せて「誕生日おめでと」と言います。
不意打ちに思わずベランダに逃げる由希。
振り返ると涙を流していました。
引用：花とゆめ９号
ずっとこんな時間が続けばと思うのは嬉しいと同じくらいこわかった由希。
そんな由希に成瀬は目をつぶってと言います。
目を開けると左手には腕時計がありました。
「時間確認するたびに俺の時計見るってずっと一緒にいるっぽくてよくない？」
「ずっと一緒」そんな言葉をただ甘い響きとして受け取るのがむずかしくなったのは私たちが出会った頃からは大人になったかもしれないと思う由希。それでもどの未来にも二人でいたいと願うのでした。
成瀬はキスを何度もします。
止める由希でしたが、終電で帰んなきゃいけないなら、由希をくいたい、料理が冷めてしまうけどと迫ります。
負けた由希は泊まればと折れます。
今は二人でいられる時間を一つずつ積み上げていくだけーー
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【感想】
酔った由希の顛末は記憶がないというお約束なパターンでした。
誕生日祝いのデートは動物園。
意外な行き先でしたが、動物も由希も可愛かったです。
大人になる不安も抱えつつ、今は二人の時間を大事にする由希でした。
