2018年12月19日発売 花とゆめ2号
なまいきざかり。第94話
Contents
【なまいきざかり 前話のあらすじ】
成瀬の強引なアタックで恋人同士になった由希と成瀬。初合宿でいきなりキスをした諏訪と宇佐美も成瀬と由希の働きかけにより無事に想いが通じ合いました。
前回の詳細はこちらの記事をどうぞ

【なまいきざかり。第94話ネタバレ】
引用:花とゆめ2号
「というわけで、お付き合い始めました」
と嬉しげな宇佐美と諏訪。
一部始終を見ていたとは言えない由希と成瀬は不自然な言動でその報告を受けます。
「わ…私、教授に呼ばれてたんだった」
とそそくさとその場から逃げる由希。
宇佐美が追いかけていくと、感無量で泣いている由希がいました。
「由希ちゃん愛してる、ありがとう!!!」
と宇佐美は由希に抱きつくのでした。
【場面が代わりバスケ部では】
「こちら明日の練習試合の日程、各自、把握しておくように」
と発表されるも澱んだ空気を醸し出すバスケ部の面々。
どうやら諏訪がみんなの憧れの宇佐美を取ってしまったのがショックだったようです。
そんな面々を冷静に眺める袴田静。
由希に話かけられて動揺します。
【翌日の練習試合の前】
高校時代、袴田のキャプテンだった吉良が登場します。
吉良が由希に話かけたりしますが、袴田がそれを止めます。吉良が辛辣な言葉を袴田に投げかけます。
「キスか何かの一つくらいで状況、変わったとでも思ってんのか?」
「キスの他には?何でもいいから毎日話しかけるとか、見た目褒めるとか、ご飯誘ってみるとかしてる?」
「略奪ってのはつまりお前が彼氏になってあのコを彼女にするってことだろうが。お前がのーーーんびりそれを理解して覚悟を決めた頃には…」
「町田さんは別の誰かの「嫁」になってるぞ」
吉良の言葉に絶望する袴田。
落ち込んでいるところに宇佐美がやって来ました。
「踏みこめない時ってすごくこわいよね。けど逃げてばっかじゃ絶っっっ対後悔するし!勇気だよ、勇気!!!」
よくよく考えてみると、
「町田さんがほしいです。もうひき下がんないですから」
とえらそうに宣言して吠えるだけ吠えて、その後は何もしてねえ!!!と焦ります。
【町田を見つけてポロシャツが可愛いと褒める袴田】
いきなりの挙動不審に由希はドン引きます。
それはともかくとして、由希から袴田に渡されたのはユニホーム。コーチがベンチ入りの許可を出してくれたのです。
「おめでとう。すごいよ袴田くん」と由希。
引用:花とゆめ2号
そんな袴田を小突く成瀬。
「1年で番号もらったのお前だけ。ぜってー勝てよ」
「あとそのユニホームすぐ俺がもらう。あと30秒以上センパイと話すな。」
ーーー正直、俺なんかじゃ、上手くいかねぇってわかってる。
けど、バスケなら。唯一バスケならーーー本気で自分の気持ちをぶつけられる。
俺なら、俺のバスケならーーー
あんたの目を奪えるはずだ。
俺がコートにいる間は釘付けにできる。よそ見なんてさせない。
引用:花とゆめ2号
2分でも1分でもあんたの目に俺だけを映しておくためなら、どんなに走っても倒れたりしない。
と懸命に攻める袴田。
由希はなんだか、目が離せないと目を奪割れます。そんな由希に気付く成瀬。
【試合はからくも央崎の勝利】
試合後に片付けをしている由希の元に袴田が訪れます。
いきなり抱きつく袴田。
引用:花とゆめ2号
「俺のことちゃんと見ててくれましたか?町田さんにかっこよかったって言わせたくて…」
由希は
「はっ…袴田くんてさ、試合の直後だと若干テンションおかしくなるよね!?」
と袴田を押しのけます。
「かっこよかったですか!?」
との袴田の問いに
「…っ、みんなかっこよかったよ!!」
と答える由希。
「…俺は町田さんだけかわいいです…!」
と真っ赤になって宣言する袴田。
引用:花とゆめ2号
「……俺も死ぬ気でやんなきゃまずいかも」
と成瀬。
2分でも1分でもいい、その目の中に入り込む隙間を見つけてーーー
いつか必ずーー
引用:花とゆめ2号
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【感想】
ヘタレだと思っていた袴田がとうとう本気を出してきました。
バスケの実力で男として勝負しようとする袴田が格好良かったです。
成瀬もうかうかしてられません。
5号(2月5日発売)に続きます。