なまいきざかり。 第100話
【前回のあらすじ】
ネットに袴田の写真を載せたことにより、画像が拡散され大学にファンの女の子達が押しかけて来ました。
あまりの多さに由希は警備員のようにファン達を管理します。
そんな中、バスケ部の部員たちが由希は壁があると話しているのを聞いてショックを受ける由希。マネージャーとして満足してたはずが、寂しいと思い悩みます。
成瀬はそんな由希に大丈夫だと背中を押すのでした。由希は勇気を出して部員達に素直な気持ちを伝えることができました。
【100話のネタバレ】
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2019年5月20日発売の花とゆめ12号に掲載「なまいきざかり。 100話」のネタバレ・感想です。
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引用:花とゆめ12号
成瀬、袴田がシュートを決めるたびにきゃあああとファンから歓声が上がります。
(央崎バスケ部は本日も盛況。とにかく今は目の前の新人戦に向け全力集中ーーーーなのだが、先日の一件以来、部員の人たちが異常にフレンドリーになった。ーーーーとなると当然のように…)
むっすりとして由希のバイト先で不機嫌オーラを出して雑誌を読む成瀬。
帰れという由希に成瀬はセンパイ目当ての部員が来ないか「見張り」をしてると言います。
(あの異常な警戒心……もはや「彼氏」というより”番犬”)
翌朝、芝犬が朝練の中、尻尾を振っていました。犬と戯れる袴田、ファンがシャッターを押します。
そして、いよいよ新人戦のメンバーが発表になります。
由希は二年が主力、袴田は選ばれるだろうが成瀬は無理かもしれないと見守ります。
袴田の次、ラストに呼ばれたのは成瀬。
由希はふらりと部室に入ると、ぃよっっっし…!!!と一人ガッツポーズを決めます。
すごいと興奮する由希。

引用:花とゆめ12号
そこに袴田が来ます。
「ひとりよがりなプレイはもうしませんから…「負けたらしばき倒す」って言ってもらえませんか!!?」
とんでもない言葉に袴田の緊張とプレッシャーを感じた由希。
「袴田くんなら大丈夫だよ」
もうみんな戦っているんだと、由希は励まします。
朝練の後、成瀬にLIMEするも覇気のない返事しか返ってきません。そこにナツミから連絡が入ります。
「え。盗難?」
部室に置いてあったユニホームが荒らされ、成瀬の23番だけ見当たらないそうです。
まさか、ファンの人が?と疑う由希でしたが、窓の近くに肉球を発見。
ユニホームを手にしていたのは朝いた芝犬でした。
芝犬の動向を陰から見る由希。由希は動物に好かれた事もなく、動物とどう接したらいいのかもわかりません。
膝をついて恐る恐る手を伸ばしますが、犬は離してくれません。
「大事なものなの…。…一番、大事な人のものなの…っ」
「…だって」
成瀬が後ろから来て犬を撫でます。
ナツミさんから連絡があり、由希を探していたようです。
「なくなったのが静のユニホームでも同じくらい焦ってた?」
「……や…そりゃ…」
いきなりの嫉妬に戸惑う由希。
しかし成瀬は俺が悪かったと話を切り上げます。
(本当に面倒くさくて、わがままで。どうせもう言葉だけじゃ納得しないんでしょ?)
成瀬を引き寄せるとキスする由希。

引用:花とゆめ12号
「たしかに……っ「マネージャーの町田」が応援してるのは部員全員だけど……っ
「恋人の由希」が応援してんのはあんただけだよ!!」
照れておしまいという由希を体育館に連れ込む成瀬。
「…ね。もっかいして…」
由希は真っ赤になってもう一度キスします。
「まだ、他のとこにも。首にも胸にも、いつも俺がしてるみたくして?」

引用:花とゆめ12号
できないと言う由希にできると繰り返す成瀬。
「新人戦、静より点入れたら、ちゃんと今の続きしてね」
「………!?」
成瀬、大学初の公式戦まで、あと5日ーー
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【感想】
引き続き大学にはファンの女の子たちが押し寄せていましたが、落ち着いているようです。
先日、由希が素直になった件で部員は由希にちょっかいをかけるようになっていました。
成瀬は当然、面白くありません。
そして新人戦のメンバー発表。成瀬はダメだと思っていた由希の予想を裏切り、袴田と共に成瀬もメンバーに選ばれました。
ガッツポーズをして喜ぶ由希。
その後、ユニホームの盗難騒ぎがありましたが、出入りしている芝犬の犯行でした。
必死に取り戻そうとする由希。成瀬が後を追ってきましたが、口にするのは袴田への嫉妬。
そんな成瀬に由希は自分からキスし、恋人として応援してると成瀬に伝えるのでした。
次号13号(6月5日発売)に続きます。