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kage(@cat_kagelife)です!
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ジャンプでもシリアスな雰囲気で人気沸騰中の作品、約束のネバーランドについて第104話「捨てる」のネタバレをしていきます
前回までのあらすじ
金の水とお寺の場所を見つけだし、さらに、昼と夜の入口も見つけたエマ達。
シェルターに戻り、七つの壁への希望に満ちたのも束の間、とうとうラートリー家の部下アンドリュー達が襲撃してきたところでした。
104話は、殺処分だと言い放つアンドリュー率いる襲撃者たちと、逃げる決断をするエマ達との緊張感あふれる話しになります。
エマ達には全員無事に生き延びてほしいところですが、はたしてどうなってしまうのでしょうか…。
「約束のネバーランド」第104話「捨てる」 ネタバレ
襲撃

引用:週刊少年ジャンプ第43号
エマと子供達は、薄暗い武器庫にぎゅうぎゅうになりながら隠れています。
襲撃者にはまだ見つかっていないようです。
「全員いる?」
エマが声を潜めて呼びかけると、しっかり者のギルダがそれに答えます。
ロッシーとルーカス以外の61人全員が無事でした。
(敵襲…人間。ついに来た、ラードリー家・・・!)
今度の追手は人間ということに、トーマとラニオンはより一層、顔を険しくしています。
あれだけ警戒をしていたのに、なぜこの場所がバレたのか、動揺の色が濃くなる中、
片隅で座り込んでいたペペは、わからない…と口にします。
「奴らいきなり現れた、
闇の中から
見逃したりなんかしてない
俺もロッシーもずっとみていた
何もどこにも映っていなかった
異常はなかった」
なのに奴ら急に―、狼狽しながら頭を抱えるペペ。
話を聞いていたレイも、カメラの死角を縫って来たのか…?と思案するも、原因はわからないままです。
オリバーがペペに、落ち着くように言い敵の数を聞きます。
「8人。見えた限りでは」
すこし冷静さを取り戻したペペがそれに答えます。
続いてエマがロッシーはルーカスと一緒?と聞くと、モニター室でペペと一緒に監視をしていたロッシーは、足の不自由なルーカスを気遣い、ルーカスと一緒に受話器のあった”隠し部屋”に隠れているという事がわかりました。
一方、襲撃者は、モニター室、寝室、キッチン、食堂、着々と範囲を広げていっていました。
なかなか見つからないことに、アンドリューは、既に逃げたか?と思案するも、部屋に残されたポットがまだ温かいのを確認し、地上での動きもないことから、まだシェルター内にいると確信します。

引用:週刊少年ジャンプ第43号
この時、エマ達の隠れている武器庫と、たったの壁一枚!
紙一重ならぬ、壁一重のピンチです。
もし、エマ達が音をたてて気づかれでもしたら…と考えると、思わず息を止めてしまうシーン!
逃げる
(隠れていても、じき見つかる。時間の問題だ)
無言で考えるレイの額には脂汗がにじんでいて、不安な表情を浮かべる子が多いです。
暗い雰囲気のなか、エマの目に力強さが宿り、なにかを決意します。
「逃げよう、ここはもうダメだ。」
敵に知られた、と言うエマに続きユーゴも「攻めてきたのは8人だが、ラートリー家本陣にもシェルターが知られてしまっている」と補足をいれます。
「シェルターを捨てるんだね。」
二人の言葉が指す意味を、イベットが口にします。
それを聞いた低年齢の子供達はショックを隠しきれない様子で、シェルターで作った畑や、みんなの家と思い浮かべると、悲しくてつらい表情を浮かべました。
また、シェルターを捨てるという事は、支援者との連絡もとれなくなってしまうということ。
支援者から、”じきコチラから接触する”とモールス信号が返ってきていただけに、惜しさが後を引きます。
それでも、「命の方が大事だ。」と言うユーゴは、俺たちはそのための想定もさんざんしてきたろ、と諭すように話します。
もしも襲われた時の備えは以下の3つです。
・持ち出す荷物はあらかじめまとめておく
・武器は各部屋にも隠しておく
・逃げ道
まず、シェルターには出入口が3つあり、
いつも使っている出入り口の他に、非常口が2つあるようです。
そして、非常口への道は7つ。

引用:週刊少年ジャンプ第43号
(1)武器庫の奥
(2)北の廊下
(3)モニター室
(4)資料室
(5)風呂場
(6)南の廊下
(7)電話のある隠し部屋
どの道も隠されていて、向かう先はソンジュが繋げてつくった、地下道跡につながっているようです。
さらに、
「幸い敵は夜闇に紛れて奇襲してきた。
俺たちも上手くやりゃ、同じ夜闇に紛れて逃げ果せる(おおせる)
一日歩きゃ、あの森にも着ける」
そう言うレイに、すこし希望がみえてきます。
ここでエマがみんなに向かって、
「家(シェルター)を失う、これは痛手だ」
とはっきりと口にします。
続けて、
「でも、生きていれば何とかなる!何度でも、生きてさえいれば。」
真剣に話すエマに、あんなに不安がっていたみんなの顔も、覚悟を決めたような顔つきに変わりました。
こういう時の、みんなをひとまとめにしてくれるエマの力強さには、感心させられるとともに、みんなの精神の主柱なんだなと思わされます。

引用:週刊少年ジャンプ第43号
モニター室
場面は切り替わり、襲撃者のアンドリューがモニター室の仲間に連絡を取っています。
アンドリューは、モニターがまだ動いていることと、いくつかダミー映像に切り替わっているが、まもなくリアルタイム映像につなぎなおすことをモニター室にいる仲間から聞きます。
モニター室は食用児(エマ達)の安全の命綱であり、出入口も必ず映して確認していただろうと推理するアンドリュー。
さらに、食用児(エマ達)エマ達が地上へ出たら知らせろと命令を下します。
同じころ、秘密の逃げ道にいたルーカスが、モニター室の壁を少しズラして、室内を伺っていました。
(まずい。ダミーにもう気づかれた
あの画面を戻されたら、みんなが地上へ出る時
カメラから丸見えだ)
(モニター室を奴らに渡してはいけない)
ルーカスは、ひとりで行動を起こすことを決意し、モニター室に入っていきます。
素早く襲撃者の背後から近づいて、チョークスリーパーで敵の動きを封じこめます。
襲撃者は銃に手を伸ばしかけますが、間一髪間に合わず、気を失わせることに成功しました。
ルーカスは襲撃者が落としたトランシーバーを拾い上げ、耳に近づけたところで、目を見開いて驚愕の表情を浮かべます。
なんと、襲撃者が「出口を”全て”固める」
という情報を聞いてしまったのです。
(非常口はだめだ
待ち伏せされてる…!!)
エマ達に情報を伝えるように指示するルーカス。
知らせなきゃ!と全速力で走るロッシー。
何も知らずに出口へと向かうエマ達。
そして、
廊下で見つけた隠し通路から、地下道跡を進むアンドリューと襲撃者。
104話はここで終了です。
感想
今回は終始、シリアス展開が続きました。
シェルターを捨てなければならないと、一人、また一人と、覚悟を決めていく子供達を見ていると胸が苦しくなります。
(だってまだ、7歳や10歳、15歳ぐらいなんですよ…!彼、彼女ら!!)
このままでは、出口で待ち伏せている襲撃者に遭遇してしまうエマ達ですが、どうやって切り抜けていくのでしょうか。
次が非常に楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。