約束のネバーランド 第114話『一つずつ』ネタバレ
前回のあらすじ
2047年10月、ミネルヴァをはじめとする五人がとある量産農園を襲い、中にいる鬼たちを全て皆殺しにし、また農園の電源を切って食用児たちを安楽死させると火を放ち農園を焼き尽くした。
そして他の場所ではバルコニーの上から食用児の楽園をつくる事を説き、たくさんの食用児たちから喝采を浴びる。
一方エマたちは電話の内容のメモの暗号を解き、ミネルヴァが示す「ライオンのあご」の場所を割り出しそこへ向けて旅立った。
今週のネタバレ

◆苦しい旅路
ミネルヴァの指定した場所が今いる所からおよそ10日ほどで着くと判断したエマたちは、ユウゴやルーカス、その他亡くなった仲間たちに行ってきますと言って旅立ちました。
旅程3日目。
ギルダやエマたちは予定より進んでいない事に焦り始めます。
引用:週刊少年ジャンプ53号
かつて6人で旅をしていた時とは違い、今の55人という人数では小回りはきかないし年少者たちには今のこのペースですら速いはず。
食べ物を探すのも眠る場所を探すのも6人の時とは勝手が違うと今の状況を憂います。
しかも、鬼だけに注意を払えばよかった頃とは違い、ラートリー家にも警戒を祓わなければならない状態。
まして鳥型のカメラの存在まで考えれば、銃を構えるレイたちは森の中では1秒たりとも休めません。
けれどこれ以上家族を失わないためにと、エマは自分を奮い立たせます。
◆子供達の活躍
年長者たちが皆の食糧を探しに行きますが、前の旅の時とは季節が違い、食料はほとんど採れません。
これではいけないともう一度食料を探しに行こうとするエマに、年少の子供たちが自分たちも一緒に行くと言い出します。
エマとドンが生えているキノコを食べられるかどうか吟味している近くで、子供たちがたくさんのキノコを採りながらドンにそれは毒があると教え、また他の草を手に取りこれなら毒抜きをすれば食べられると言いました。
更に一箇所からとるとバレやすくなるからダメなんだとも言ってきます。
他の子供たちはサルの足跡を探していました。
サルが食べる物なら人間も大抵食べられると前にユウゴが言っていたと。
そして見つけたサルを追って行った先には、子供たちが言っていた通り食糧がありました。
年少組たちのおかげで、十分な食料が採れました。
その事に驚くエマとドンに、子供たちはこの2年間、自分たちは色んな事が出来るようになったのだと微笑みながら語ります。
引用:週刊少年ジャンプ53号
エマたちが旅に出ていた間、みんなユウゴとルーカスに食糧の採り方、火の起こし方、魚の獲り方、鬼の倒し方を習っていたのでした。
自分たちはユウゴとルーカスの弟子だから、旅もへっちゃらだから。だからしんどかったらエマたちもちゃんと休んでいいんだよという子供たちをエマは思い切り抱きしめます。
自分たちがいなかった間、この子達も成長していたんだと実感したエマは、自分たちならどんな大変な旅でも大丈夫だと思います。
◆教えられたこと
旅程8日目。
やはり10日での到着は難しそうだと言うレイに、エマはでも全員無事で全員生きてる……と返します。
クリスとドミニクだけはケガの具合が心配だけど、ここまで順調に来ていてこの調子なら1日2日の誤差で目的地に着けそう。
そう言って、エマはレイに弱音を吐き出しました。
シェルターも支援者もユウゴたちも失って不安だった事。フィルの事も……

引用:週刊少年ジャンプ53号
そんな様々な不安を口にしながらも、でもあの子達に気付かされたとも言い出します。
そんな時こそまず目の前の事からクリアしていく。不安になったって世界は変わらないけど、出来ることからすべきことから一つずつしていく、それが道になっていくんだから。
エマがそう語った時、エマとレイは鬼の気配を感じました。
レイが皆にここを動くなと言った後、エマ・レイ・ドンの3人は気配のする方へ走ります。
するとそこには、たくさんの鬼に囲まれた人間が2人いたのでした。
引用:週刊少年ジャンプ53号
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今週の感想
エマたちではありませんが、この人数での旅は正直キツイだろうなと思っていました。
小さい子たちがいっぱいで、この子たちにとっては辛い旅だろうなと思っていましたが、その小さい子供たちに脱帽です。まさかこんなに活躍するとは……
戦いさえなければ、子供達の方が度に向いているのでは?と思うくらいでした。
そしてエマの、出来ることからひとつずつ、それが道になっていくんだという台詞は本当にいいな、と思いました。
来週は、この鬼に襲われている2人は一体どこから来たのかがわかるのでしょうか?
ここからまた新たな方向性が出来てくるのか?気になります。