2019年12月20日発売の花とゆめ2号「贄姫と獣の王 第60話」ネタバレ・感想です。
≪前回のあらすじ≫
フェンリルの根城を突き止めたラント達はサリフィを助けるために
城へ忍び込みます。
ラントがフェンリルを引きつけている間にベンヌとキュクにサリフィを
見つけさせて逃がそうとしますが、サリフィはラントを死なせないために
引き返したことで、なんとか全員で脱出に成功します。
フェンリルの結界から出たことでサリフィの居場所がキュク・ロプを通じて
レオの元に伝わります。
≪第60話 あらすじ≫
怪我を負い、気を失っているラントを背負いながら荒野を進むサリフィですが
ついにフェンリルに追いつかれてしまいます。
フェンリルにひれ伏し、妃になるように求められたサリフィは
フェンリルの妃になることを選択しますが…。
≪必ず奴の居場所を突き止める≫
フェンリルの居場所を見つけるためにニルにつけた追尾獣を追いかける
ヨルムンガンドとアヌビスでしたが途中で追尾獣の反応が途絶えてしまいます。
たどり着いた荒野でしらみつぶしに探すことになりますが後戻りする気は
2人にはありません。
≪私 けっこう図太いの≫
怪我を負い、傷ついたラントを背負いながら荒野を進むサリフィですが遂にフェンリルに追いつかれてしまいます。
岩陰に隠れますが逃げ場はどこにもありません。
そこで目を覚ましたラントから耳打ちをされます。
岩陰からフェンリルの前にサリフィは出ます。
自身を守ってくれた指輪も騎士も何もない状態のサリフィに対して
「この俺に平伏すなら お前を王の妃にしてやろう」
と、レオを裏切るように命じます。
さらに命令に従えばラント達の命を見逃してくれるが、従わなければ全員の命がこの場で
失われると選択を迫られます。
指輪を見つめ、サリフィは選択します。
引用:花とゆめ2号
「わかった 私はあなたの妃になる」
フェンリルから自分のところまで来るように求められますが、サリフィは切り立った岩場まで飛ぶことができないので下まで降りるように求めます。
降りてきたフェンリルに触れられそうになったその時

引用:花とゆめ2号
ラントの不意打ちにより逃げることに成功します。
「悪かったよ 作戦とはいえ心にもないことを言うのはキツかったよな」
「大丈夫 私 結構ずぶといの」
嘘をつくことになっても、守りたいものを守ると言う強さが目に宿っています。
≪貴様に見えるこの時を≫
ラントによって傷を負わされたフェンリルは怒りのあまり魔力を解放します。
その魔力の大きさは爆発した後の火柱のように上へと高く登っていきます。
その影響で飛んできた岩からラントはサリフィを、身を呈して守ります。
しかし、一瞬で間合いを詰めたフェンリルによって攻撃をされそうになりますが…。

引用:花とゆめ2号
突然現れた白竜によって攻撃は防がれます。
サリフィにとって見覚えのあるその聖獣はレオのものです。
レオがサリフィの元に駆けつけ、守ってくれたのでした。
「ついにお出ましか… 待ちわびたぞ 誰よりも…何よりも‼︎」
「貴様に見えるこの時を‼︎」

引用:花とゆめ2号
2人の王が遂に相見えます…。
≪第60話 感想≫
遂にレオがサリフィの元に来てくれました。
もう少し時間がかかると思いきや居場所がわかってから1話で来てくれる速さに
サリフィへの想いを感じます。
ただ、レオが来るまでの間にサリフィを守るために身を呈しているラントの容体が
心配です…
レオがフェンリルの前に現れたことで、フィンリル編のクライマックスが近づいて
来た感じですね。
≪次回予想≫
レオとフェンリルが遂に対時したので、少年漫画のような熱いバトル展開になると
思います。
近くにニト、ヨルムンガンド、アヌビスも来ているのでこの3人の再戦もありそうです。
次回は2019年1月4日発売の花とゆめ3号に掲載される予定です。