2019年3月13日発売の別冊マーガレット 2019年4月号に掲載されている「 思い、思われ、ふり、ふられ 第46話 」のネタバレです。
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【思い、思われ、ふり、ふられ 第46話前回のあらすじ】
山本家のお父さんがアメリカに赴任するニュースを聞いて由奈と乾くんは驚きますが、単身赴任で朱里や理央は残ると聞いて安心します。
でも、朱里は仲直りしたばかりの両親をバラバラにするのは…とも思うのでした。
由奈と理央が一緒にマンションに帰ると、スピーカーママさんを含むママたちにエントランスで会います。
そして、どんな風に由奈たちの事を言っているのか聞いてしまうのでした。
その夜、理央は由奈の父親に偶然出会い、公園で少し話をするのですが、由奈を噂話の対象になっているのから守って欲しいと言われて…。
翌朝、家から離れた場所に理央は由奈から呼び出され、父親の発言を謝られます。
由奈は、くっつきたいのは理央だけじゃないし、自分は何を言われても大丈夫と言い切るのでした。
理央は由奈を絶対大事にすると決め、色々と調べて考えた後、由奈と乾くんに引っ越すことを告げました。
前回の詳細はこちらの記事をどうぞ

【思い、思われ、ふり、ふられ 第46話 ネタバレ】
引用:別冊マーガレット4月号
【朱里と理央が引っ越す?】
突然、理央から引っ越すと切り出され、驚く由奈と乾くん。
単身赴任だって言ってたのに…両親を離れ離れにさせないために?
それでいいの?と朱里に聞きます。
理央は自分が提案したことだといいます。
自分がここにいると由奈が色々と言われるからと。
由奈は誰に何を言われても大丈夫だといいますが、理央が口調を強めて
「俺がやなんだよ 由奈ちゃんが誰かに少しでも悪く言われるのは」
といいました。

引用:別冊マーガレット4月号
そういわれ、由奈はそう思ってくれるのが嬉しい半面、離れ離れになってしまうと、複雑そうな表情をします。
そこで朱里がハッとして、一番肝心なことを言っていないと促します。
理央が慌てて、スマホを由奈と乾くんに見せました。
画面には学生寮情報が表示されていて…
日本にいて転校もしないで済むから下宿することにしたと理央がいいます。
理央が由奈をみると、大粒の涙を流していて、慌てて説明ベタを謝ります。
まだ泣いている由奈にどうしたらいいのか戸惑う理央。
朱里が気を利かせ、コンビニ行こうと部屋を出て、一緒に乾くんも帰っていったので部屋には由奈と理央だけに。
【理央の考えた末とった行動に由奈は…】
心配させてごめんと理央が謝ると、由奈は、ほっとしたら涙が出てきただけだからといいます。
由奈の頭をなで、手で涙をぬぐいながら、理央は思っていることを口にします。
どうしても由奈が噂話のネタにされるのは嫌だけど、海外に行くことで置き去りのようになるのも嫌だから、どうしたらいいのか考えた結果だといいました。
それを聞いて、また由奈の目から涙がこぼれ落ちます。
その様子をみて、勝手に決めてしまったことに怒っているのか聞きます。
すると、由奈はそれを否定して、言葉だけでなく色々考えて行動して、由奈のことを大事にしてくれているのがすごく嬉しいとお礼を言います。

引用:別冊マーガレット4月号
そう聞いて、理央は安心し、由奈の顔に近づき、今のような距離じゃなくなるけど、
「由奈ちゃんが会いたい時はすぐ駆けつけるから」
といいました。
理央を見つめる由奈の表情に、理央は少し照れてしまいますが、2人は優しいキスを交わします。
そして、これからもずっと一緒にいようと誓うのでした。
由奈、よかったね~!!
理央がすごく考えてくれたのが分かるから、本当に嬉しいんだろうな~。
【朱里も驚いた理央の行動力】
朱里と乾くんは公園のベンチに座って話をしています。
下宿先は数駅先なのでそんなに遠くないようで、しかも朱里は女子寮。
乾くんは、下宿とは急展開だな~といいますが、それに対して、本当は仲直りした両親を引き離すのは…と思っていたからこれでよかったと朱里は言います。
母親はアメリカには行かないと言い張ったようですが、理央が下宿先や生活費のことなど全て調べていて、お父さんに頭を下げてお願いし、2人を説得したと。
理央の行動力に驚いて、由奈のためならなんだってしそうと朱里が言うと、すぐに乾くんも力強く、
「俺だってするけど 山本さんのためなら」
と言います。
あはは、最後、明らかに乾くん、理央と張り合っていますね。
まぁ、さっきから理央のこと褒めてばっかりだったから、嫉妬しちゃった?!
【男同士の会話】
学校で、理央と乾くんが話をしていて、朱里が理央のことを褒めていたと乾くんはいいます。
すると理央は、どや顔でいい案だよねといいますが、基本は由奈を一番に考えて、そこから何をすべきか考えたらこうなったといいました。
由奈に大事にしてくれて嬉しいと、嬉し泣きされたとのろける理央でしたが、急に話のトーンが変わり、朱里がすぐに帰ってこないから大変だったといいます。
なにかというと、そんなシチュエーションで由奈と部屋にふたりっきりにされ、せっかく大事にすると約束したのに…理性が吹っ飛びそうになっているのをこらえたんだと。
乾くんに、この気持ちわかるだろ?耐えきったことをほめてくれとすがるのでした。

引用:別冊マーガレット4月号
でも、これで、由奈のためならなんだってやれる自信がついたし、大事にするというのはそばにいるだけではないと分かったといいます。
それを聞いていて乾くんは何か考えている様子…
【引っ掛かるものがある乾くん】
乾くんが本屋でアメリカ留学ガイドブックを手に取り読もうとすると横から朱里がそれを取り上げ、
「ヘンな事言い出さないでね?」
といいました。
カフェでドリンクを飲みながら話す2人。
乾くんは、朱里が通訳になりたいなら、少しは考えてしまうといいます。
朱里も、きっとそんなことを言うんだろうなと思っていたけど、自力で頑張るから大丈夫といい、本屋で買った参考書を取り出しました。
前に外国人に道を聞かれた時も答えれたし、大丈夫だから応援してと朱里。
乾くんは分かったといったあと、後ろに外国人が座って話しているのに気が付き、朱里に何を言っているのか分かるか聞きます。
朱里は全く何を言っているのか聞き取れず、自信を失いかけます。
でも、大丈夫、これからだからと気を持ち直そうとするのですが、乾くんは何か言いたげな表情。
それに気づき、そんなに離れたい?と朱里は聞きます。
もちろん、乾くんはそれを否定しますが、まだ何かいいたそう。
朱里はこれから頑張ろうとしているのにとそっぽを向いてしまいました。
乾くんは水を差してごめんと謝ります。
朱里は名前で呼んでくれたら機嫌が直るといいます。
乾くんはいつも通りの呼び方をして、朱里は少し呆れ顔。

引用:別冊マーガレット4月号
下の名前を呼び捨てするのだと朱里は指摘しますが、乱暴な気がするといって呼んでくれません。
ちぇーとまたそっぽを向くので、乾くんは仕方なく、朱里に体を近づけ耳元で「朱里」といいました。
朱里はビックリして少し固まってしまい、そのあと赤い顔で、思っていたよりずっと胸がキュンとしたと白状します。
この感じを大事にしたいから、呼び方はそのままでとお願いしました。
そして、朱里がケンカした時にこれは効くねと言います。
乾くんは、ケンカなんてしたくないといいますが、朱里はそんなこともきっとあるでしょといい、その時はすぐに名前呼びして仲直りねと2人は約束するのでした。
【思い、思われ、ふり、ふられ 第46話 感想】
いきなり「引っ越す」と言われたら遠くに行ってしまうのかと思ってしまうよね。
読んでいる方は、理央たちの様子から、アメリカに行くのはないなと分かっていたけど、由奈とかにしてみれば、状況が変わったのかなと思うわな~。
でも、理央の、由奈が悪く言われるのが嫌だとハッキリ言うところ、かっこいいな。
理央ずるいなぁ~。
由奈を好きになってから、そして一緒になってから更にカッコよくなったよね。
甘えん坊なところも可愛いんだけど、男っぽいしっかりとしたところとか。
女の子にモテて(まだモテているのかな?)、遊んでいる感じの頃より、しっかりしていて…
非の打ち所がない男子になっていってませんか!?
下宿か!しかもそんなに遠いところじゃないみたいだし。
ただ、同じマンションじゃなくなってしまうのは残念だけど、スピーカーママさんがいるし、賢明な動きかな。
由奈と理央がとっても安定した、強い絆で繋がっているカップルに成長してきて、びっくりだなぁ。
最初の頃にはこんな関係になるとは思わなかったな~。
2人ともよい方向に成長しているよね。
でも、理央の野望?理性が崩壊しないでいられるのはいつまでかな~。
耐えたんだよ~、えらいだろ!褒めろ!と乾くんに訴えかけているのは笑えたけど…
そして、もう一つのカップルは…乾くんがちょっと何かに引っ掛かっていますね。
うまく話しを切り出せていないけど、朱里の将来の事を考えたら、アメリカに行った方がいいと言いたいんだろうね。
遠恋…乾くんなら大丈夫そうだけど、付き合いだしたばかりだからな~。
アメリカに行けるチャンスがあるのなら、行けた方がいいけど…とりあえず夏休みがっつり1カ月半行くとか?!でもいいような。
朱里の名前呼びをリクエストしているの可愛かった~!
そして、天然くん、いつも通りの「山本さん」って呼んでいるよ。
もー、ちょっと予想がつくところが乾くんらしいんだけど…
名前呼び拒否っているし!
でも、結局は朱里のリクエスト通りしてくれました。
そして、予想以上に朱里もだけど、こっちもドキドキしちゃいました!
あの近寄ってからの、耳元で呼ぶの反則でしょ!
これが、無意識でやるから乾くんは困るんだ…
思いっきりハートを撃ち抜かれていましたよ、朱里。
この感じを大事にしたいから、やっぱり苗字呼びでってリクエストする始末。
でも、それ、すっごく分かるぐらい、破壊力あった!
こっちのカップルもかわいいことになってますね~!
読んでいて、こっちもにやけてしまいます。
次回はどうなるのかな?アメリカには行かないとは言っているけど、本当に行かないのでしょうか…?