2019年5月13日発売の別冊マーガレット 2019年6月号に掲載されている「 思い、思われ、ふり、ふられ 第48話・最終話 」のネタバレです。
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【思い、思われ、ふり、ふられ 第48話・最終話 前回のあらすじ】
バイトに忙しくなかなか一緒に帰ることのできない朱里と乾くん。
やっと一緒に帰れた時には、朱里が電車で寝てしまいます。
下宿するからバイトを頑張っているのは分かるのですが、それでは英語を勉強する時間がないと乾くんは感じました。
そして、朱里の将来のためにもアメリカへ行った方がいいといい、更には別れる?という言葉まで。
動揺しながら帰宅した朱里を由奈と理央が迎えます。
由奈に励まされた朱里は、考えをまとめ、乾くんとあの高台で待ち合わせるのでした。
そこで、2人は下の名前を呼び合い、仲直り。
朱里は素直に乾くんと離れたくない気持ちを伝えるのですが、同時にアメリカへ行きを決心したことを伝えました。
【思い、思われ、ふり、ふられ 第48話・最終話 ネタバレ】
引用:別冊マーガレット6月号
【朱里がアメリカ行きを伝える】
公園のベンチに座る由奈と理央。
理央から朱里がアメリカ行きを決断したことと、乾くんにそのころ伝えているはずだということを知り、静かに涙を流します。
朱里は真っ直ぐ乾くんを見て、離れたくないけど、本当に通訳になりたいのなら、乾くんのが言うとおりアメリカへ行くべきだと言います。
乾くんをがっかりさせるのが嫌だからと。
朱里の決断を聞き、乾くんは下を向きながら、うんとしか返事ができません。
そして朱里は続けて、離れたら気持ちがどうなるか分からないけど、2人なら大丈夫じゃないか、別れたくないといいますが、朱里がそう言い終わる前に、
「別れない」
と乾くんが断言して、朱里に抱きつきます。
そのまま、昨日「別れる?」と言った言葉は本気じゃなかったし、そんな選択肢はないといいました。
朱里が、乾くんと離れるくらいなら夢を捨てると言ったのも、本当は嬉しかったけど、だから余計に間違った選択をして欲しくなかっただけで、がっかりしていないと。
ひどい言い方してごめんと謝る乾くんに、
「分かってたよ わざとだって」
と朱里。
驚く乾くんですが、朱里は続けて、感情だけでぶつかった上に、乾くんにあんなことを言わせてごめんねと謝ります。
そう聞いて、乾くんは嘘でも別れるなんて二度と言いたくないし、
「二度と言わないから」
と力強く言い切ります。

引用:別冊マーガレット6月号
その真剣な表情に朱里は驚きますが、続けて照れた乾くんが、どういう意味か分かるかと聞き、朱里の顔は真っ赤に。
自分の思ったことで合っているのか…と言いますが、乾くんも多分合っているといい、キスをします。
おぉぉ!!なんと!!そんな先までのことを、ここで!
まぁ、別れないとは思っていたけれど、そっか、すごいな。
離れていても大丈夫だと証明しよう。
これから長い期間一緒にいる中で、たった数年離れていたという思い出話になるよと乾くんに言われ、朱里は信じていくと強く思います。
そしてまた2人はキスを交わしました。
【由奈と朱里の想い】
んな2人を帰り道で待っていた由奈と理央。
由奈は、朱里を見つけるなり走っていって抱きつきました。
そして、朱里が選んだ答えなら
「私も笑顔で受け止めるっ」
と力強く言うのですが、同時に朱里に会ったら涙が出てきて…
でも応援するという由奈の素直な気持ちに朱里もありがとうと答えます。
朱里は由奈と出会えたことに感謝します。
それで新しい自分に気付けたからと。
すると、由奈も価値観の違う朱里といたからこそ、今までの小さな世界が広がって自分を好きになれたといい、
「最高の友達だよ」
といいます。
どんなに離れてもこの気持ちは変わらないと2人は感じるのでした。

引用:別冊マーガレット6月号
その時、理央と乾くんが明日行くわけじゃないから、しんみりするのは早いといいます。
えぇ、ちょっと女子2人で盛り上がっている時に、男ども2人はどうしているんだろうと思ったけど…傍観していたのかな。
入りずらいだろうしね。
由奈はアメリカで朱里を悪く言う人がいたらやっつけに行くから、思いっきり頑張ってきてと応援するのでした。
そこへ、理央も入り、姉貴の親友を悲しませることは絶対にしないからといい、続けて乾くんのことも姉貴の大事な彼氏だから面倒をみると言います。
そう聞いた朱里は笑いながらまかせたよといい、4人の雰囲気が少しなごむのでした。

引用:別冊マーガレット6月号
【4人一緒で帰宅が最後の日】
そして、理央が寮への引っ越しが翌日に、朱里は次の週でアメリカへ行くので、4人で一緒に帰れる最後の日を迎えます。
駅の改札を抜けた時に、朱里はここで初めて由奈に出会ったことを思い出し、由奈にいいました。
マンションまでの道では、理央が由奈と初めてあった場所だといい、乾くんはコンビニを指して、理央と初めてしゃべった場所だと、それぞれの出会いを回顧するのでした。
理央に乾くんとの出会いを聞かれ、由奈の家にいる時を挙げますが、乾くんが、違うと思うと否定します。
それは朱里と理央が引っ越してきた春休みのこと。
横断歩道を渡ろうと信号待ちをしていると、反対側に散歩中の保育園児と保育士さんが目に入り、春休みでも保育園は開いているんだと思った乾くん。
その子供たちの横に明らかに急いでいそうに信号が早く変わるのを待っている女の子がいました。
歩行者の信号が青になり、保育士さんは慌てないで右見て、左見て~と言っています。
その女の子は急いで渡ろうとしますが、1人の男の子にじっと見られているのに気が付き、右見て~、左見て~といい、手をあげて歩いて渡りました。
そして、反対側の歩道に着くとふーと一息してから、だーと走りだしたのでした。
もちろんその女の子は朱里です。
乾くんは、すごく急いでいる感じだったのにいい子だなって思ったといい、恥ずかしがる朱里に、
「俺のジャッジは変わらないって」
言ったでしょといいました。
それは、2人が出会った頃に乾くんが朱里に言った言葉でした。
朱里はすごく嬉しくなります。
それを聞いていた由奈は、その出来事の日は由奈と駅で出会った日か聞きます。
朱里はそうだといい、すごい日だったんだねと、思い出話に4人は笑います。
でも、マンションが見えてきて、一気に4人は沈黙します。

引用:別冊マーガレット6月号
乾くんが
「帰ろう みんなで」
といい、ただいまとエントランスに入ります。
これが4人一緒に帰るのは最後ですが、4人の関係が終わるわけではない…
【その後…大学進学…】
由奈が理央とカフェにいて、4月から大学生になるなんて変な感じだといいます。
理央は高校の時も同じようなこと思ったなと言うと、朱里がいてくれて心強かったなと由奈は思い出します。
続けてしんみりしたような表情になり、そのままアメリカの大学に進学した朱里は日本に帰ってくるつもりなら、さみしいと由奈。
離れていてもずっと友達だよねという由奈に、理央が少し考えながら純粋な友達っていうのは難しいといいます。
由奈は、なんでそんな寂しい事いうのと言いますが、理央は縁が切れる事はないと思うけど…
と。
意味が分からない表情の由奈に、このままいくと
「朱里とは義理の姉妹になるじゃん」
と言われます。
驚く由奈に、理央は少しは安心できた?と聞き、由奈もとても嬉しそうな表情で「うん」と返事をしました。
あら、あら、こっちも!
大学に進むとはいえ、まだ高校生なのにすごい絆だな~
心配なのは乾くんだと理央が言いだすと、由奈もびっくりしたよねと言います。
映画の勉強なら日本でもできるのにという理央に、
「アメリカでもできるなら行ってもいいじゃん」
と朱里が前に言っていたという言葉を引用して、自分も行くことを決め、アメリカの大学に進学した乾くん。

引用:別冊マーガレット6月号
そして、空港では、髪がショートになって元気な感じになっている朱里が「Catch Me!!」という紙を前に持って乾くんをお出迎え。
乾くんは
「捕まえたっ」
といい、2人は再会をとても嬉しそうにハグするのでした。
【思い、思われ、ふり、ふられ 第48話・最終話 感想】
朱里頑張って決断したなぁ~~!
乾くんが別れる?と言ったのも本音ではないと分かってはいても、距離が離れるわけだし。
せっかく、今までとは違う気持ちで乾くんの事が好きになれたのに、離れるのってとっても不安だよね。
この先の保証なんてないしね。
「信じる」しかないんだけど…
2人が同じ気持ちでいるから、その一歩を踏み出すことができたのかな。
乾くんも、自分の気持ちを正直に伝えて…その結果プロポーズもどきになってたし!
ちょっと驚いてしまいましたよ~!
朱里、本当に頑張ったよ~。
そして、由奈もつらいよね。
親友が側からいなくなってしまうのだから。
理央はいるけど、朱里とは違う関係だからな~。
4人とも高校生とは思えない絆ですよ!!
最後の一緒に帰宅するシーンはちょっとしんみりだね。
それぞれが初めて出会ったシーンを語ったりして。
乾くんと朱里の隠れたエピソードが可愛かったな。
って朱里はその時乾くんに気が付いていなかったんだけど。
そして、そして、将来のどこら辺まで描かれているかな?と思ったら…
意外と近いところで終わってた(笑)
もうすぐ大学生ってことろ。
由奈と理央は、きっと別の大学かな?
理系・文系と違うもんね。
でも、由奈がちょっと大人っぽい雰囲気でキレイになっていてビックリ!
朱里がそのままアメリカの大学に進学してしまい、日本に戻ってこないのかと不安になっている由奈に、プチ・プロポーズを落とした理央。
俺がいるよ!朱里との繋がりもなくならないよ!って。
なんだか相変わらずな2人の空気感で安心です。
そして、乾くんがアメリカの大学へ行ったことに驚き!!
朱里が帰ってくるのを待つのではなく、自分も自分の夢のために動いたわけですね!
太陽をたっぷり浴びた元気な感じの朱里になっていて、ショートも可愛かったな。
2人で仲良く、楽しいキャンパスライフを送るのかな?
もっと先の様子も見てみたいな~と思っちゃいました。
どうやら、実写版映画とアニメ映画が制作されるようです。
え?両方はやりすぎ?と思ってしまいますが、それぞれで違う終わり方が書かれるのでしょうか?
気になりますね!