2019年7月29日発売の『週刊少年ジャンプ』35号に連載されている、
「ONE PIECE」の第950話のネタバレです。
Contents
【ONE PIECE 前回のあらすじ】
ウイルスの威力に、囚人たちはパニック状態です。
その伝染病の名は「ミイラ」。
撃たれた箇所から高熱が広がり、全身を焼けるような痛みが襲います。
触れただけで感染していく恐ろしい奇病に、囚人たちは看守たちに従うしかありませんでした。
囚人たちはふらふらとルフィたちの前に立ち、出て行けと言います。
お前たちが来なければ、と言う囚人たちを止めるため、ルフィは手を伸ばして彼らを抱きしめるように押さえ込みました。
ウイルスに感染しても、ルフィは目を覚ませと叫び、力強く囚人たちを投げ飛ばします。
自分たちはカイドウに勝ちに来たのだというルフィの話は、囚人たちの心を動かしました。
囚人たちは、ついに反逆の意思を固めたのです。
【ONE PIECE 今週のネタバレ】
引用:週刊少年ジャンプ35号
【瀕死のルフィ】
一緒にカイドウと戦うかというルフィの誘いを、キッドは断りました。
左腕に多くの金属をくっつけると、キラーと共に仲間たちを取り戻しに立ち上がります。

引用:週刊少年ジャンプ35号
採掘場では、雷ぞうたちが囚人にルフィについて説明していました。
ルフィが海賊だと知ると、囚人たちは信用できないと言います。
囚人たちは生気を取り戻したものの、仲間にするにはまだ何かが足りません。
ルフィはどこへ行ったのかと、ヒョウ五郎は辺りを見渡しました。
その頃ルフィは、ウイルスのせいで死にかけていました。
チョッパーはルフィが無茶をした事に怒っています。
するとルフィは、モモの助に行けよ、と言いました。
あいつらが待っているのはお前だと、モモの助を囚人たちの目の前に出したのです。
【夢】
モモの助の姿を見た囚人たちは、一緒でその正体に気づき、涙しました。
ヒョウ五郎は気づきます。
彼らに足りなかったのは夢、戦いのその先だったのです。
モモの助も、囚人たちの目にうつっているのが自分ではないと気づきました。
囚人たちが見ているのは、モモの助の父の姿だったのです。
ワノ国を支えてきた光月の大きなかげ。
それをこんなに重く感じたのは初めてでした。
モモの助はビビるなと自分に言い聞かせます。
そしてあの日にあったことを、みんなの前で話し始めました。
モモの助の成長した姿を見て安心した河松は、急ぎたい場所があるからとその場を離れました。
【20年もの月日】
その頃九里では、アシュラ童子が錦えもんたちをある場所へ案内していました。
そこに立っていたのは、無数の墓。

引用:週刊少年ジャンプ35号
全てしびれを切らして鬼ヶ島に向かい、散っていった仲間たちでした。
それは20年という長い間、伝説を信じつつけることの難しさを物語っていました。
カイドウたちの嫌がらせにあい、生活も苦しくなっていく一方。
せめて刀を持って死なせてくれと、男たちは立ち上がりました。
そして「捨名ーッ知!!!」と叫び、海へ出ていったのです。
スナッチという掛け声の元は、名前を捨てろ、知恵を捨てろ、頭を空にして飛び込むのみ、というところからきていたのです。
何故20年もの月日が必要だったのか、とアシュラ童子は錦えもんたちに問いかけました。
必ず意味があるという答えを聞くと、アシュラ童子は仲間たちに声をかけます。
カイドウとオロチの首を取る、覚悟があるものはついて来いというアシュラ童子の声に、仲間たちは盛り上がりました。
この日をずっと待っていたのだと、みんな戦う気満々です。
嬉しそうな錦えもんに、自分たちは20年分増して強いぞ、とアシュラ童子は言いました。
【奪われた刀】
花の都のはずれの森では、ゾロが刀をふるっていました。
追ってきた忍者たちを次々と倒したようで、さすがのゾロにも疲れが見えます。
日和はすみません、自分が足手まといだと謝りました。
日和は森の奥の閻魔堂と呼ばれる祠に身を隠しています。
ゾロは自分の刀を盗った男のところへ戻りたい、と言いました。
ゾロは刀を決戦までに取り返したかったのです。
オロチを許さない。
トノヤスの仇は必ず討つというゾロの言葉に、日和は目に涙を浮かべます。
そして、オロチは自分の手で殺したいくらいだと言いました。
その頃花の都では、ローが捕らわれていました。
ローとルフィたちの繋がりや、何を企んでいるのかを全部吐かせるとホーキンスは言います。
しかしローは、ボロボロになりながらも、不敵な笑みを浮かべていました。
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【ONE PIECE 感想】
採掘場の囚人たちは、モモの助の姿を見るとすぐに心を決めました。
それほどモモの助、そしてその後ろの光月という存在が大きなものなのでしょう。
ルフィの言葉だけでは、囚人たちに決意させることは出来ませんでした。
光月の名を背負い、まだ幼いながらもしっかりとその役目を果たそうとするモモの助。
彼は立派におでんの後を継いでくれそうですね。
そしてアシュラ童子が見せたのは、たくさんのお墓でした。
20年もの長い月日とは、こういうものであると突きつけられます。
それでも信じて待っていてくれた仲間たちは、共に戦ってくれるようです。
決戦に向け、仲間もどんどん増えていきました。
ゾロの刀や、ローの今後も気になります。
次回が待ち遠しいですね!