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kage(@cat_kagelife)です!
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大正時代の町(帝都)を舞台に物語が繰り広げられている『ローゼンメイデンゼロ』の第19階目です。
華やかな大正の時代と、ローゼンメイデンのドール達の華麗な雰囲気はいい感じにマッチしていますね。
それでは、今月の『ローゼンメイデンゼロ』のネタバレを始めます。
Contents
前回までのおさらい
帝都の町で発生した人さらいの事件は無事、翠星石と蒼星石によって結成された「翠蒼探偵団」によって解決しました。
事件で出会った人形・てふ子は新たに翠星石達の妹として迎えられます。
華は姉である菊から、「私はずっとあんたの味方だかんな?」と言われ、「姉さんには敵わないわ」と笑みをこぼします。
さらに菊は、翠星石に「会えて良かった、大好きだよ」と伝えます。
こうして、信頼し合った者同士の絆はさらに深まったのでした。
ローゼンメイデン第19階あらすじ
舞台は大正の町から離れて、ドール達の箱庭です。
そこで翠星石、蒼星石、雛苺、金糸雀(かなりあ)達は、てふ子も交えてお茶会を開いていました。

引用:ウルトラジャンプ10月号
翠星石と蒼星石は、解決した事件のことを翠星石金糸雀達に話します。
すると、探偵ってかっこいい!と思った金糸雀は、雛苺も引き入れて自分達も探偵団を結成します。

引用:ウルトラジャンプ10月号
さっそく何か事件を探す金糸雀…ちょうど、雛苺には気になっていることがありました。
箱庭のがらくた園から聞こえてくる「歌」があると言うのです。
がらくた園のどこからその歌が流れてくるのか、ドール達はさっそく捜索を始めます。
てふ子を通して話しかけてくる水銀灯から助言を得て、ようやく見つけた歌の正体はオルゴォルでした。
こうして金糸雀が結成した探偵団の初めての任務は無事終了し、ドール達はお茶会を再開します。
今回のお話はここまでです。
では次に、もう少し詳しく今回のストーリーについて見てみましょう。
ローゼンメイデン第19階ネタバレ詳細
オルゴォルを見つけるまでの経緯
雛苺はがらくた園にある蓄音機から歌を聞いたと言います。
この蓄音機がどこからか流れてくる歌の音を拾って、このがらくた園に反響させていたのでした。
では、その歌はこの箱庭のどこにあるのでしょう。
水銀灯の助言
てふ子が突然、聞き覚えのある口調で話し出してドール達は驚きます。
てふ子の体を通して、別の場所から水銀灯が話しかけてきたのでした。
水銀灯は今探し出すべきものは「オルゴォル」だとドール達に告げます。

引用:ウルトラジャンプ10月号
オルゴォル
オルゴォルとは、人形師でドール達の父であるローゼンが水銀灯に与えたものでした。
そして、そのオルゴォルが奏でる曲こそ、ドール達が探していた歌だったのです。
ゼロドールの歌
ドール達の姉的となる存在のゼロドールは、人形師ローゼンの試作品がゆえに、実体を持ちません。
悲しい背景を持つゼロドールの夢は、今や大正の町を脅かす存在とされています。
ゼロドールは姿を見せない今も歌い続けています。
その歌をローザミスティカ(ドール達の「魂」にあたるもの)のかわりにして存在しているのです。
過去にその歌をゼロドールに教えたのは、オルゴォルの持ち主である水銀灯でした。
水銀灯は、ゼロドールのこの悲しい運命を終わらせてあげたいと口走ります。
物忘れの井戸
さて、そのオルゴォルですが、ドール達はどこで見つけたと思いますか?
それは、庭園に存在する「物忘れの井戸」でした。

引用:ウルトラジャンプ10月号
物忘れの井戸は、忘れた思い出が眠っている場所で、底まで行けば思い出したいものに行きつけるといいます。
ドール達はその井戸の底があやしいとにらみました。
それでは、誰が井戸の底へ探しに行く!?
深そうな井戸にドール達が恐れをなす中、手を挙げたのはてふ子でした。
そこで、年下であるてふ子を一人で行かせる訳にはいかないと、雛苺も一緒に井戸の中へ入ることを決めます。

引用:ウルトラジャンプ10月号
雛苺はドールの中では一番末っ子であんなに幼いのに…妹的存在のてふ子の手をしっかり握りリードしています。
なんとも頼もしい、雛苺の新たな一面を見ることができましたね。
そうして井戸の底にて、目的のオルゴォルを見つけることができたのです。
次回以降の展開
次回以降はどんな物語になるのか、展開を予想しました。
今回出番がなかったキャラクター達
今回はドール達が庭園にて探し物をするストーリーだったので、いつもの舞台である大正の町の人物達が登場しません。
翠星石と蒼星石の、それぞれのマスターとなった菊と華の活躍はありませんでした。
前回までのお話で、ドール達と絆を深めあった二人ですが、次はどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。
おそらく次回からは新展開が始まるので、またドール達の騒動に巻き込まれるのでしょうね。
ドール達との温かな交流もさらに見せて欲しいところです。
また、今回は菊が女中として支える家・結菱家の坊っちゃんの登場もありませんでした。
第5ドールである真紅のマスターになることを熱心にしていた坊っちゃんに、何か展開はあるのでしょうか。
真紅と言えば、前回(第18階)で彼女が口にした「第五ドールの真紅は死んだの」という台詞がとても意味深でした。
どういう意味なのか、この言葉の真相を早く知りたいところです。
ゼロドールに教えた歌を見つけた水銀灯の今後
試作品であったゼロドールはその実体を持ちません。
自分が実体を失っていることに気付いていないのです。
そのことをゼロドール自身に自覚させない限り、大正の町を脅かすというゼロドールの夢は終わらないと水銀灯は語ります。
ゼロドールに実体がないことを知らせるために、今回水銀灯は金糸雀たち姉妹ドールにオルゴォルを見つけさせました。
では、水銀灯はこのオルゴォルをどう使ってゼロドールは体を持たないということを伝えるのでしょうか?
手強そうなゼロドール相手に、一筋縄では行かなさそうですが、水銀灯が今後どんな知恵を絞るのか見物ですね。
金糸雀と雛苺のマスター
今回の冒頭で金糸雀と雛苺は、翠星石と蒼星石に新しいマスターができたことを羨ましがります。
この先の展開で、金糸雀と雛苺にもマスターが現れるでしょうか?
現れるとしたら、どんなキャラクターが彼女達のマスターとなるのでしょうね。
過去作の『ローゼンメイデン』のシリーズにも登場した彼女達のマスターのような、魅力的な人物だったらいいねと思います。
まとめ
今回、金糸雀が結成した探偵団は、いつの間にか「翠蒼雛金探偵団」と名前がついていました(笑)
今までは翠星石と蒼星石の二人による探偵団で、大正の町(帝都)の事件を解決してきましたが、今後はどうでしょう。
真紅や水銀灯も交えて、帝都と箱庭を行き来して大活躍する姿が見れるかもしれませんね?
金糸雀は探偵を名乗った時に、「見た目はドール、頭脳は名探偵!」という台詞を言います。

引用:ウルトラジャンプ10月号
どこかで聞いた台詞ですが、なんだか金糸雀らしくて笑っちゃいました。
今回のストーリーは、事件を解決したドール達のお茶会で閉められています。
どこまでも可愛らしいドール達の物語が、次回も楽しみですね。