スキップ・ビート! 第270話
Contents
【前回のあらすじ】
蓮の言葉に言い返してしまったキョーコは社にしばらく送迎を遠慮したいというメールを送りました。そのメールを見て、自分が悪かった、後で謝ると蓮は言います。
役者の仕事の合間に、彼氏と揉めている会話を聞いて距離を置けばいいという話に一人うなずくキョーコ。
しかし、だるま屋の仕事を終えたキョーコは蓮からの着信を見て、明日メールしようと思うのでした。
【270話のネタバレ】
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2019年5月20日発売の花とゆめ12号に掲載「スキップ・ビート! 270話」のネタバレ・感想です。
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引用:花とゆめ12号
ワイドショーの画面が流れます。蓮の恋人発覚のニュースは朝一番で取り上げられていました。
『これは日本女子蓮盟の一大事です!!』
画面から流れる映像に社は寝耳に水の勢いで驚いています。
『真実恋人関係でなければ、こんな状況にはなり得るはずがないと思われるのです』
映し出されるのは蓮と女優がキスしている写真が流れています。
キョーコも同じ報道を見てしまいました。
だるま屋の女将さんはお相手の女優の楠香凪は、姉さん女房(10歳年上)で、お似合いだと思うという言葉にキョーコの顔は陰りを帯びるのでした。
引用:花とゆめ12号
引き続きワイドショーでは二人が親密そうだったという話が流れています。
テレビの前で頭を抱える蓮。合流した社は予想が当たってしまったと言います。
「やたらと謝ると思ってたんですよね……、あの時…。…こういう事だったか…」
過去の蓮。どうやらバレンタインのお返しとして唇を強奪されたよう。その日はご馳走しなくていいと楠香凪は遠慮したそうです。

引用:花とゆめ12号
「社長なんて?」
「笑ってました。あからさまにニヤニヤしてるってわかる癇に障る声で………」
その言葉に社は吹き出しそうになり、口を押さえます。
面白がっている社長に愚痴を言う蓮。
社長が動く様子が無いなら噂の波に揺蕩ってもいいんじゃないかと社は言います。
「蓮。こういう言葉があるだろう。我が身からいづるもの、いづれ我が身に戻る。これは陰ながら徳を積んでおけば、後に倍になって自身に還って来ると意味するもので。お前は否定も肯定もしなくていいんだ」
「…あなたは”それ”が『徳』になると?」
「少なくとも香凪さんにとっては」
何やら事情がありそうです。
稽古に行ったキョーコは役者仲間に囲まれます。蓮の騒動の是非を問われるキョーコ。
そういった話はしていないと断ります。
しかし、”私”は知らなくても”彼”(「坊」鶏の着ぐるみ)は意中の女性知っていると思うキョーコ。
坊に恋愛相談をした時、蓮は相手は高校生だ、大切な存在は作れない、どこにいてもと悲しそうに笑っていました。
(どういうことなの、恋人ってーーーー!!!
ウソだったの?アレも、アレも…!!
あんなに思いつめてたのは何だったのーー!!!)
武器を投げる練習をしながら悶々とするキョーコ。
お昼に外に出ると椹さんから事務所に呼び出しのメールが入っていました。承諾するキョーコ。
周りの人間が蓮の相手が香凪姐さんなら仕方ないという流れにキョーコは戸惑います。
引用:花とゆめ12号
夜中、椹の元にカーニバルの格好をした社長が最上君は来たかとやってきます。
二時間前に向かうと連絡があったと椹。社長が連絡もないのはおかしいとGPSを見るとLMEの近くの表示がありました。
事務所の入り口で立ち尽くすキョーコの前にいたのは蓮と社。
二人はどんな会話をするのでしょうか。
【感想】
どんなスクープが流れたかというと、なんと女優、楠香凪と蓮がキスしている写真をばっちりとらえられていました。
寝耳に水の社。本当に知らなかったようです。同じ頃、キョーコもまた同じニュースを見ていました。心中穏やかでないキョーコ。
キョーコが演じていると知らないニワトリの「坊」に蓮はかつて恋愛相談をしています。
その時に、相手は高校生、大切な存在は作れないと悲しそうに笑っていた蓮。
それを知っているキョーコにすると今回の熱愛騒動は納得のいくものではありません。
椹からの呼び出しで事務所に行ったキョーコはなんと蓮と鉢合わせてしまいます。
気まずい中での再会。二人はどんな話をするのでしょうか。
14号(6月20日発売)に続きます。