2019年12月20日発売の花とゆめ2号「蒼竜の側用人 第28話」ネタバレ・感想です。
≪前回のあらすじ≫
呪術師であり、知識豊富なラキアはルクルから竜の呪いを解く方法を一緒に探して欲しいとお願いされます。
1度は断るものの、マユシュカを言い訳に何もしてこなかった自分に気づき
ルクルの先生になることを決めるのでした。
自分のことではないのに一生懸命に竜の呪いを探そうとするルクルの行動力と情熱は
ユリウスのことが好きだからかとラキアから尋ねられますが、
全く意識していなかったルクルは顔を赤く染めてしまい、何も答えられません。
ただ、思い描くのはユリウスの姿で…。
前回の詳細はこちらの記事をどうぞ

≪第28話 あらすじ≫
ラキアからユリウスを好きだと尋ねられますが、これまで全く意識してこなかったため
顔を赤くするルクル。
その中、ユリウスが人の姿で倒れた事を伝えられます。
寝ているユリウスの看病をしながら、出会いからこれまでを振り返るルクルは
ユリウスへの好きの気持ちを自覚し、ユリウスに想いを伝えるのでした。
≪第28話 ネタバレ≫
≪どんな姿であっても≫
ユリウスを好きと意識してこなかったルクルは、ラキアから考えたことなかったわけではないだろうと指摘され、答えようとしますが、その最中に呼び出しがかかります。
ユリウスが人の姿で倒れていたとのことでした。
目を覚ましたユリウスは自分の姿が人間に戻っていることに気づきますが、
同時に両腕が竜のものになっている事に気づき、全員を部屋から追い出します。
ただ一人部屋に残ったルクルは
引用:花とゆめ2号
「私 怖くないです ユリウスがどんな姿であっても」
と告げ、ユリウスにお茶を持って来るため部屋を後にします。
≪心ではきっとわかっていた≫
ユリウスのために温かいお茶を運ぶとユリウスはベッドで眠っていました。
眠るユリウスの髪に触れながら出会いを振り返ります。
出会った当初は喋り方や表情が怖かった事、不器用の中に優しさがあった事、ルクルのことを誰よりも見ていてくれる事、ユリウスが笑ってくれると嬉しい事、
そばにいることを求められて嬉しかった事。
はっきりとした言葉で表さなかっただけで、ユリウスのことを好きになっていたことに
気づいたルクルは眠るユリウスに想いを告げます。

引用:花とゆめ2号
≪愛している≫
実は起きていたユリウスはルクルを背後から抱きしめます。
「まさかその言葉を先に言われるとは思っていなかった」
ユリウスは庭園で話した時からルクルのことを好きだと気づいていたものの、
ルクルに心配や迷惑をかけ続ける事や呪いを嫌がられることを恐れて
想いを告げられずにいました。
ユリウスの思いを察したルクルは伝えます。
「姿なんて関係ない ユリウスだから大切なんです」
ユリウスは自身の悩みを簡単に飛び越えて、欲しい言葉をくれるルクルにきちんと想いを
伝え、キスを交わすのでした。

しかし、想いが重なったのもつかの間、ユリウスは竜の姿に戻ってしまいます。
どうやら今まで以上に体の制御が効かなくなっているようです。
気を落とすユリウスにルクルはキスをし、竜の呪いを解く方法を
今度は2人で一緒に探すことを誓うのでした。
≪第28話 感想≫
ようやく2人がくっつきました。
前回でルクルが想いを自覚したような形だったのでこんなに早く
くっつくとは思いませんでした。
お互いの想いが通じ合っても、2人の間には竜の呪い、身分と障害がまだありますので
落ち着けるまでの道のりは遠そうです。
≪次回予想≫
柱には新展開と書いてあったので、竜の呪いを解く方法を探す話から
全く違う話に変わりそうです。
ただ、今回の話でくっついたばかりなので、ラブラブな展開を少しは挟んでくれるのでは
ないのでしょうか。
次回は2019年1月19日発売の花とゆめ4号に掲載される予定です。