2018年12月4日発売のジャンプスクエア1月号に連載されている『双星の陰陽師』#66「僕のお父さん」のネタバレです。
ネタバレに入る前に、前回の内容を軽く振り返ってみましょう。
【前回のあらすじ】
白大鳥居の最終結界が消滅し、ケガレの大群が土御門島に出現しました。
蛇穴証算や雛塚寧々が応戦しますが、戦況は芳しくありません。
そこへ、呪装した雲林院憲剛と水度坂勘久郎が助けに入ります。
しかしケガレの数は400体、半日もあれば土御門島を地上から消すことのできるほどの戦力です。
そのことを無悪に教えられ、ろくろは怒ります。
しかしろくろの前に、瀕死の有馬が現れます。
有馬には秘策がありました。
それは自分自身がケガレ堕ちすることです。
覚悟を決めた有馬はケガレ堕ちし、無悪と相対します。
【最新話:#66のネタバレ】
前回ケガレ堕ちとなった有馬と、無悪が戦闘を開始します。
ケガレ堕ちをしても、有馬はじゃっかん押され気味です。
一方土御門島でケガレを討祓する憲剛と勘久郎たちも、ギリギリの状態です。
ありすに応援され勢いを取り戻した有馬が、自爆を試みます。
この自爆によって甘露門が消滅し、中を移動していたケガレも一緒に消えてしまします。
自爆した有馬は下半身を失い、上半身も塵と化していくのでした。
引用:ジャンプスクエア1月号
【ケガレ堕ちの力】
ケガレ堕ちしたことによって、有馬は姿が変わってしまいます。
「なんであんたがっ”ケガレ堕ち”を・・・・・・!!?」
その姿を見たろくろが問いかけます。
謝る有馬は、ケガレ堕ち自体陰陽連が生み出したものなのだと続けます。
ケガレ堕ちはとは、陰の気を体に取り込むことで双星の陰陽師や神子に近づくために生み出された呪術のようです。
しかし陰の気を制することができるのは双星か、土御門家の陰陽師だけだと有馬は語ります。
そんな有馬に対し、ろくろは怒りをあらわにします。
ケガレ堕ちから人間に戻るには、双星がいないと不可能だからです。
ただ有馬は無悪よってすでに致命傷を与えられています。
人間に戻ったところでその瞬間死ぬことが予想されます。
さらに有馬は、ケガレ堕ちしなければ無悪の陰陽消滅には対抗できないと言います。
話が終わり、有馬と無悪の戦闘が始まります。
拳と拳、術と術による殴り合いです。
引用:ジャンプスクエア1月号
そんな有馬を見て、ありすはあんなのは自分のお父さんではないとこぼします。
ありすとは違い、凄ぇなあ・・・というのがろくろの感想でした。
ただ互角に戦えていたわけではなく、有馬の胸に無悪の腕が突き刺さります。
【現・土御門島】
一方土御門島でケガレに応戦する憲剛と勘久郎でしたが、戦況は押され気味です。
それは蛇穴証算や御厨、勝神コーデリアたちも変わりません。
そんな中、気を失っていた繭良が目を覚まします。
繭良の目には、すばるが映ります。
すばるは繭良の傷を癒している最中でした。
どうやら繭良はケガレの大群が現れた時、自分の身を守らず、皆を護るために攻撃の呪を呪装していたようです。
早く怪我を治して勘久郎たちの助太刀に行こうと言うすばるに対し、はいと繭良は返事をします。
そんな二人の後ろには、巨大なケガレが近づいていました。
【父の力】
胸を無悪の腕に貫かれた有馬でしたが、力を振り絞り抵抗を見せます。
しかし有馬の体にはヒビが入り始め、限界が近いことが見て取れます。
ありすはそんな父の姿を見て、大きな声援を送ります。
「頑張って・・・お父さん!悪いケガレなんてやっつけてください!!」
有馬はその言葉を聞いて、笑みを浮かべました。
何かを決心したようにも感じました。
次の瞬間、有馬の胸を貫いていた無悪の手が消滅します。
「無悪。君の敗因を教えよう」
そう言いながら、有馬は両腕を無悪の胸に突き刺しました。
無悪に敗因を語ろうとした有馬ですが、途中でやめてしまいます。
なぜなケガレには死ぬまでわからないことだからです。
それは”子を持つ喜び”と”溢れ出る愛の可能性”です。
両腕を無悪の胸に突き立てたまま、有馬は自爆をしました。
引用:ジャンプスクエア1月号
同時に深度2013と深度1230を繋いでいた甘露門が、術者の消滅により維持不可能となります。
さらに亜空間を移動していたケガレたちも消滅します。
当然有馬も同じ状況です。
有馬は下半身を失い、残った上半身も徐々に塵となっていきます。
そして有馬は、ありすへの思いを胸に抱き、父としての最期を迎えます。
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【最新話:#66の感想】
今回は有馬がすごかったです。
穢れ堕ちして人の姿を失いながらも、人として父として最後まで戦い抜きました。
あっぱれとしか言いようのない最期です。
ありすにも、たくさんのものを残すことができたのではないでしょうか。
【次回の予想】
これで一旦戦闘は終わり!
とはならなさそうな雰囲気です。
甘露門は消えかけてますが、無悪が死んだという描写がされていないのが気になります。
それに、すでに土御門島に出現しているケガレもたくさん残ってますし。
紅緒が登場してもう一戦くらいはあるのではないでしょうか。
今後の展開に期待です!