2018年12月13日発売の別冊マーガレット 2019年1月号に掲載されている「素敵な彼氏 第35話 」のネタバレです。
ののかは桐山くんが家庭教師の丸亀先生に会ったら、安心してくれるかと思ったのにそうはなりませんでした。
桐山くんがののかのモチベーションなのに、自分はそういう存在になれていないことに落ち込みます。
そんなことを聞いた丸亀先生は塾帰りの桐山くんを家に誘いました。
なんだか妙なツーショットですが、この2人がどんな会話をするのか気になります。桐山くんが熱くなったりするのでしょうか。
そして、ののかは…2人が会ったと分かった時、どう思うのかな。
Contents
【素敵な彼氏 第35話 ネタバレ】
引用:別冊マーガレット1月号
【丸亀先生と桐山くん:その1】
桐山くんは丸亀先生のボロアパートにやってきました。
本がたくさんある先生の部屋で、ちぐはぐなやりとりが続きます。
でも、受験生の話になった時に、桐山くんが
「ののかのことですか?」
とののかを話題に出し、一瞬2人の空気が凍りつくのですが…
窓の外に歩く人が!
「ここ抜け道になってるんですよね!!」と先生。
おぉ~い、丸亀先生、何ですかそれ!壊れているドアやトイレの蛇口もだけど、突っ込みどころ満載な家ですね。
気が散るからと、カーテンを閉めようとして探していた洗濯ばさみを、桐山くんがこれですか?と差し出します。
それを見て、桐山くんは周りがよく見えて、空気も読めるし、気がきくよねといいます。
そして、下の子タイプだよねともいい当てます。
「言いたいことがまんしてたりしない?」
その言葉に小さい頃や今までの彼女との出来事を思い出す桐山くん。
姉が母を困らせているところをみて、自分は聞き分けがいい子になったり、
元カノ達から大人なんだねとか、気にしないんだねとか言われていました。
「ものわかりはいいほうなのかもしれないです」
と桐山くんはいいます。
相手を困らせないようにしているのではなく、自分が何か言っても相手の気持ちが変わるわけじゃないから、
「そういうのを別にいちいち言わないだけです」
と。
そこにズバッと
「でも ののかさんには何かいったんじゃないですか?」
と切り込む丸亀先生。
ののかが前に授業で桐山くんのことで悩んでいたことも伝えます。
それを聞いて、桐山くんはどうしてののかには困らせるようなことばかりするのか、わからないので教えてほしいといいました。
それに対する丸亀先生の答えは…
「真実の愛」
先生、すごいな。
あんなちぐはぐなスタートだったのに、桐山くんがポツポツ話しだしてるし!
しかも、核心を突いた会話してますもん。
でも、天然だから突っ込みたくなる場面もチラホラあり読んでいて楽しいです。
【ののかは家で勉強中】
その頃、ののかは家で勉強をしていましたが、もう頭がいっぱいいっぱい。
でも、携帯にある桐山くんの写真を見て、癒され、パワーをもらいます。
そして、自分も桐山くんのモチベになれたらいいのに…
桐山くんの深いところも知りたいし、癒したり、わかってあげるほうにまわりたいなと思うのでした。
ののか頑張ってますね~、勉強!
桐山くんにパワーもらってるけど、一方通行じゃいやだということですか。
色々と考えてしまって、勉強に身が入らないんじゃないかな~。
でも、ネット検索しなくてよかったね。
完璧に負のスパイラルにののかだったらなりそうですから。
【丸亀先生と桐山くん:その2】
丸亀先生が真実の愛について熱く語ってます。
人が愛で精神的に成長する生き物で、桐山くんは恋愛に関しては子供のままで成長できなかったのではといいました。
桐山くんは適当にあしらうのかと思ったら、
「ののかを好きになってから…子供みたいなんです俺」
と思っていることを口にします。
引用:別冊マーガレット1月号
ののかに子供のようなめんどくさい態度をとってしまうという桐山くんに、先生がいいます。
いっぱい本を読んだけど、参考になっても答えはわからない。
だから桐山くんには答えをあげれない。
でも、今すごく困っているようにみえるといいます。
人間は本気で困らないと考えないし、なんとかしようとも思わないので、
「今やっと本気で困るような人に会えたってことかな?」
今の話を聞いて、ののかとのことを思い出す桐山くん。
先生は、ののかが桐山くんが気持ちを押し込めているのではと思っていたことを伝え、彼女なら桐山くん受けとめてくれると言います。
それに対して、桐山くんは
「…どーかな」
とポツリ。
すると、先生がムキになって、どうして?
かっこいいし、気もきくし、自信もあるでしょ?とたたみかけますが、
「自信があるように見えるみたいですけど そうでもないです」
と桐山くんはいいました。
桐山くん、ちょっと子供っぽい行動している自覚はあったんですね。
そして、意外にも自信がないようですね~、ののかは絶対受けとめてくれると思うけど!
【先生の姉にせまられる桐山くん?】
突然すごい音がしてドアが開いたと思ったら、丸亀先生の姉がやって来ました。
その時、先生が「カッ!!」とひらめきます。
そして、イキナリののかに電話して、桐山くんが今弱っていて、先生の家にいるのだけど…
「そこに僕の姉が来て 姉は弱った年下の男子が大好きなので桐山くんがピンチです!!」
と伝えます。

引用:別冊マーガレット1月号
先生、即興にしてはすごいウソですね!絶対飛んでくるののかの性格分かってます。
でも、いきなりそんな話になったので、姉も桐山くんもびっくりしてました…当たり前ですよね。
電話を切った後、とんでもないウソにお姉さんに先生は怒鳴られますが、マイペースは崩れません。
桐山くんに、
「考えて君の気持ち そして伝えて下さい
信じて相手を 信じて君を
人を好きになるのは素敵なことなのだから」
といいます。
もちろん、ののかはお姉さんにせまられていると聞き、かなり焦ってます。
先生の住所を聞き、一生懸命走っていきます。
桐山くんは誘われてもなびかないと信じても、やはりもしかしたらも考えてしまいます。
そして、色んな葛藤のなか、桐山くんが気持ちを話してくれないのはいやだな。もっと話してほしいと切に思うのでした。
ののかが来るかチェックするために外に丸亀先生が出ていきます。
姉とのやりとりをみて、桐山くんは仲がいいんですねと言いました。
すると、
「血つながってないけどね」
との返事が。
そして、
「色々言わないとわかんないことってあるよね
伝えていかないとね 家族だろうと恋人だろうと
大事な人には特にね」
といいます。
先生の言葉も重みがあるけど、お姉さんもしっかりと大事なことを言っていました。
【誰にも渡さないよ】
ののかさんいませんね~と先生が戻って来た時、「どん、バキバキ」
とすごい音がしました。
「桐山くん!!」
ののかが部屋に入ってきて、桐山くんに抱きつきます。
無事だよね?!と焦るののかに、桐山くんはいつもの「…ははは」。
でも、すべてを受け入れたようなすっきりとした、でもとてもやさしい表情で
「心配させてごめんな」
といい、ののかの肩に手ををまわし
「もういいよ悩まなくて オレがののかしっかりつかまえて 誰にも渡さないよ」
といいます。
引用:別冊マーガレット1月号
ののかは急な桐山くんの変化に驚いていましたが、お互い大好きと伝え合うことができました。
【素敵な彼氏 第35話 感想】
丸亀先生が桐山くんに会いに行き、家に誘った時には一体何を考えているんだろうと思いましたが、とってもいい役をしてくれました!
しかも、こっちが聞きたいところをズバズバいってくれ、結構すっきりしました。
あと、アドバイスも重みがあるいい言葉が多かったですしね。
ちょっと丸亀先生のファンになっちゃいましたよ~!
桐山くんは嫉妬していた相手ということもあり?はじめは距離をとり、あまり話さなかったのですが、少しづつ話しだしてくれたのが意外でした。
なんだろう、そういう話をしやすい人なのかな、先生。
でも、もう少しこのこじれが長引くかとおもったので、先生が関係を修復させたのは予想外でしたが、早く終わってよかったです。
ののかと桐山くんの絆がしっかりと強まってこっちも嬉しいです!
うーん、先生の姉との関係は何なんでしょうね?血はつながっていないって…
雰囲気はしっかりと似てましたが。
これで終わりではなく、もうちょっと2人のことを知りたいなと思いました。