2019年1月4日発売のジャンプスクエア2月号に連載されている『新テニスの王子様』254話,255話,256話のネタバレです。
ネタバレに入る前に、前回の内容を軽く振り返ってみましょう。
Contents
【前回のあらすじ】
前回はフランスVS日本のシングルス3がついに行われました。
出場選手は、日本がリョーマでフランスがプランスです。
プランスは全てを1球で決めることから、『エースの王子様』と呼ばれています。
その名の通り、リョーマは最初のゲームを90秒で取られてしまいます。
食らいつくリョーマでしたが、2ゲーム目も90秒で取られてしまいます。
ここまですべてエースです。
リョーマは流れを変えようと『百錬自得の極み』を使ったり、右手に持ち替えツイストサーブを使いますが、効果はなく、一瞬で5ゲームを失ってしまいます。
一方的にやられるリョーマに、三船コーチが秘策を耳打ちをします。
そしてリョーマは奥の手、『光る打球』を打ち込みました。
前回の詳細はこちらの記事をどうぞ

【最新話254話~256話のネタバレ】
前回から引き続き、越前(日本代表)VSプランス(フランス代表)の試合です。
一方的にやられていたリョーマでしたが、奥の手である『光る打球』を使いプランスに食らいつきます。
プランスはその光る打球でさえ、エースで返そうとします。
しかし『光る打球』は、プランスのラケットを突き破りました。
意地になったプランスは、ありったけの予備ラケットを用意させ『光る打球』を返そうと試みます。
そしてプランスは短時間でスーパースイートスポットを見つけ出し、『光る打球』を『光る打球』で返すことに成功しました。
ただリョーマはそれを読んでいて、プランツの打った『光る打球』をドロップボレーで返そうとします。
ですがリョーマのラケットのガットは、耐えられずに切れてしまいます。
しかもプランスの打った球は威力を保ったまま、リョーマの胸に突き刺さってしまいました。
引用:ジャンプスクエア2月号
【希望の光】
リョーマが光る打球を放ったところから、物語は始まります。
平等院はその球を、自分の球とは似て非なるものだと感じたようです。
プランスの耳に、光る打球は観客席まで吹っ飛ばす危険な技だという情報が届きます。
しかしプランスは、だからどうしたと気にする様子はありません。
「全てエースで返すのがボクのテニス!!」
叫んだものの、プランツのラケットは光る打球によって突き破られ、返球することは叶いませんでした。
リョーマの光る打球は、プランツのラケットは突き破ったものの、観客席を吹き飛ばすことはありませんでした。
やはり平等院のデストラクションとは別の技のようです。
平等院の光る打球が『破壊』とするならば、リョーマの光る打球は『希望』だと鬼は語ります。
どうやらリョーマの光る打球は、威力が外に広がるのではなく、ボールに全ての威力が凝縮されているようです。
プランスはガットの切れたラケットを、新しいものと交換します。
プライドを刺激されたようで、プランスは笑顔を見せます。
結局光る打球でも、試合の流れを変えることはできません。
光る打球を打つ前に、エースを取られてしまうのです。
そしてリョーマはファーストセットを6-0で取られてしまいます。
その様子を、アメリカ代表のメンバーが遠くから見ていました。
メンバーたちは、プランスのプロフィールに興奮しています。
ただラルフ・ラインハートだけは、限界を見られるいいチャンスだとリョーマに視線を向けました。
【ライバルはお前だ!!】
リョーマはラケットを右手に持ち替え、センターにツイストサーブを打ちます。
威力・角度的に、プランスにエースを狙わせない作戦のようです。
そしてリョーマは、ホープと名付けられた光る打球を打ち込みます。
それはプランスのラケットを突き破ります。
この大会はラケット持ち込み数に規定はありません。
プランスは、ありったけのラケットを用意するよう命令します。
その頃別の会場で行われていた準々決勝、ドイツVSカナダは決着を向かえていました。
勝者はドイツ。全試合パーフェクトゲームでベスト4進出です。
ドイツの次の対戦国は、日本VSフランスの勝者です。
Q・Pは手塚の前で、フランスが有利だと口にします。
しかしそれに反応したのは手塚ではなく、ジークフリートでした。
ジークフリートは、日本と再戦したいようです。
「キサマもやりてぇんだろう日本人!?」
ジークフリートにそう言われた手塚は、冷静に相手国など関係ないと返しました。
【スーパースイートスポット】
「ゲーム日本3-0!!」
審判のコールが響きます。
光る打球によって、リョーマは猛反撃を開始しました。
プランスがガットを切られたラケットは、相当数にのぼっています。
引用:ジャンプスクエア2月号
どうやらプランスは、どうしてもリョーマの光る球をエースで返したいようです。
そのためあえてサーブでもエースを狙わず、リョーマに光る打球を打たせ、一球でも多く光る打球を打ち返そうと試みます。
プランスは周りの制止にも聞く耳を持たず、光る打球を返そうと試行錯誤を繰り返します。
ですがそう簡単にはいかず、ゲームは5-0でリョーマリードへ。
ただ鬼たちは、追い込まれているのはプランスではなくリョーマだと口にします。
その証拠に、プランスのラケットのガットの破れ方がだんだん小さくなってきていました。
そしてプランスはとうとう、リョーマの放った光る打球を打ち返すことに成功します。
しかもプランスの打球は、光っています。
プランスは試合中の短時間で、スーパースイートスポットを見つけ出したのです。
ですがリョーマは、プランスに返球されることを読んでいました。
ネット前に詰め、ドロップボレーを繰り出します。
プランスはリョーマのプレーに、サムライの幻影を見ます。
引用:ジャンプスクエア2月号
しかしリョーマは、プランスの光る打球を返すことができませんでした。
プランスの光る打球は、リョーマのラケットを突き破り、威力をそのままにリョーマの胸に突き刺さったのです。
そしてリョーマは、コートに仰向けに倒れこんでしまいます。
単行本の新刊を無料で見る方法?
新テニスの王子様 単行本の最新刊を無料で見る方法を下記記事で解説しています。
気になる方はぜひコチラもどうぞ。

【第254~256話の感想】
リョーマが光る打球を繰り出し一気に試合の流れを引き寄せるかと思いましたが、やはりそう簡単にはいきませんね。
プランスの実力は底が知れません。
あれだけガットを切っていたのにも関わらず、読んでいてあまりリョーマに余裕を感じなかったほどです。
あげく光る打球は短時間で攻略されてしまいましたし・・・。
そんなことより気になるのは、リョーマの体ですね。
プランスの光る打球の直撃を受けてしまいましたが、大丈夫なのでしょうか。
【次回の予想】
コートに倒れこんでしまったリョーマですが、個人的には大丈夫なのではないかと予想します。
むしろこのことでスイッチが入り、パワーアップするのではないでしょうか。
幸村と戦って五感を全て失った末、天衣無縫の極みに至った時のように。
期待の膨らむ次回を楽しみに待ちましょう!