2018年12月13日発売の別冊マーガレット 2019年1月号に掲載されている「テリトリーMの住人 第24話 」のネタバレです。
こまちゃんに櫛谷への気持ちは1ミリもないから、気を使わないでと伝えた瑛茉。
それから、櫛谷へアピールをはじめたこまちゃんだったけど、なかなかうまくいきません。
瑛茉は宏紀とおばあちゃん家に行き、その帰りに土手でゆっくりしていたら2人して寝てしまいました。
先に寝たのは宏紀だったけど、ふと目覚めたら瑛茉を抱きしめる形で寝ていて…
チャンスとばかりにでこちゅーまでした、ちゃっかりもの宏紀!
起きたら瑛茉はどういう反応をするのだろう。って、いつまでくっついて寝るのかな。
そして、こまちゃんの櫛谷へのアピールは…そろそろ伝わってくれるのでしょうか?
Contents
【テリトリーMの住人 第24話 ネタバレ】
引用:別冊マーガレット1月号
【居眠りのあと】
宏紀が目覚めたら、真っ暗で星空が広がっていました。
2人であわてて家に向かいます。
何で早く起きなかったの?とお互いに言っている時、
気持ちよさそうに寝ていたからと理由が一緒で、2人は笑ってしまいます。
宏紀は、瑛茉と抱きあって眠っていたことを知らないという事実がよかったような、
知っていてほしかったような複雑な気持ちでした。
瑛茉は、そのことを知りませんが、寝ていた時
「なんだかすごく心地よかったんだよなー」
と感じました。
なんだかすっごくいい雰囲気じゃないですか、この2人!
片方が寝ていたからって、すやすや居眠り、しかも屋外で、そう簡単にできないとおもいます。
心を許している相手じゃないと…
瑛茉がなんか心地よかったんだよな~というの、宏紀と抱き合っていたからだよ~!と教えてあげたいです!
【瑛茉と宏紀が気になる穂積】
翌日学校の屋上でいつものメンバーでいる時に、宏紀のカバンから草が出てきました。
なんでだと思っていたら、瑛茉が土手のところで入ったのではと指摘します。
その会話に敏感に反応したのが、穂積でした。
そのあと、ロッカー前にいる瑛茉のところに近づき、土手って何、どこか行ったの?と質問します。
用があって付き合ってもらったという瑛茉に、
「なんでひろくん?」
とまで聞いてしまいます。
瑛茉はちょうど通りかかったからといい、それを聞いて穂積は安心します。
いや~穂積はあまり余裕ないですね!
宏紀と瑛茉の行動がすごく気になっている様子がちょっとかわいい。
ここまで行動していると、そろそろ瑛茉も気が付いてもいいと思うけど…
今までの行動からして、好かれていると思わないかな。
そんな2人のやりとりを見ていたのが櫛谷でした。
家に帰ってからも櫛谷はその時の様子が気になり、勉強中、ソファーでくつろいでいる穂積をチラチラ見ます。
その視線に気づき、なに?と聞く穂積。
聞きづらいけど、櫛谷は聞いてみました。
「前は奥西さんのこと嫌ってたけど…今はもしかして 逆だったりする…?」
ドキッとした穂積は逆に、
「逆だとしたら くっしーは困る…?」
と聞き返します。櫛谷は
「俺はいいけど こまが…っ」
と少し焦った様子で言いました。
穂積は櫛谷に反感もたれるのは嫌なので、
こまちゃんの心配をしているのが理由で安心しました。
櫛谷はやっぱりこまちゃんのことが気になっているんですね。
でも、いまだに穂積が好きだと思っているのか。
こまちゃんを見ていれば違うと分かると思うのだけれど…
そして、穂積も櫛谷に嫌われたくないから、ずるい聞き返しをしていました。
ハッキリ言ってしまえばいいのに!と思うけど、それは無理ですよね。
【放課後】
こまちゃんが、櫛谷に一緒に帰れるか聞きますが、委員会があるからと断られます。
2人になるのを避けられてばかりで、少しイラっときたこまちゃん。
でも、前に断ったのは自分だから、そんな相手と2人きりになるのを避けようとするのはわからなくない。
ふんわりいい空気に持ち込んでわかってもらおうとするのは甘いかな。
やっぱり先に気持ちを伝えるべきかなと考えます。
そんなこまちゃんが帰る後ろ姿を切なそうな表情で見つめる櫛谷。

引用:別冊マーガレット1月号
櫛谷~!!そんなにも話す機会もあげないのって、さすがにこまちゃんがかわいそうです。
彼の気持ちも分かるのですが、普通に何回も誘ってくる人を断るのはどうかなと思います。
友達でやってきたのですから、話すぐらいいいじゃないって。
すごくもどかしいですこの状況。
国枝さんに委員の仕事あったっけ?と聞かれますが、
雰囲気を察して、それっぽい仕事はあると連れていかれたのが…
天文同好会の部屋!
人数が少ないのでほとんど活動していないのだとか。
棚の整理をしようとしていたので、それを手伝ってと国枝さんがいいます。
櫛谷はもちろん快諾します。
片付けをしながら、櫛谷は流星群は好きで毎回見ているといいました。
街灯明るいのに望遠鏡で見るの?という国枝さんの質問に、近所に高台の穴場スポットがあると答えると、
「えっ なにそれ 知りたいっ」
とかなり国枝さんのテンションが上がります。
地図で場所を教えようとしましたが、細い道だからか描かれておらず、
「じゃぁ、次の流星群一緒に見にいく?」
と櫛谷が言うと
「いく!けど次約1か月後だよ その前に下見いきたい」
と国枝さん。
さくさくと一緒に天体観測行く約束をします。
わーいと喜んでいましたが、ふと国枝さんは我に返り恥ずかしくなり、片付けに戻ります。
棚の上の箱を取った時にホコリがすごくて、眼鏡を外し、そのまま落としてしまいます。
そしてちょうど櫛谷が箱の中身をどう分別すればいいか聞きにきて…
ガシャと眼鏡を踏んで壊してしまいました。
おおっと!少し前から国枝さんといい感じになってるとは思いましたが、びっくりな急接近ですね。
星つながりになってしまうとは。共通の好み・趣味って強いですからね。
国枝さんはとてもいい子そうなので、悪くはないけど、応援できるかといったら微妙です。
こまちゃん…ちょっと流れがあやしいですよ~。
【こまちゃんの決心】
家のベランダでこまちゃんは櫛谷に告白する決心を固めました。
学校だと逃げられるので、帰ってきたら捕まえようと外をドキドキしながら見て待っています。
すると、眼鏡はしていないけど、国枝さんが櫛谷と腕を組んで笑いあいながら帰ってきました。

引用:別冊マーガレット1月号
大ショックを受けたこまちゃん、おばけのような、ヨボヨボな出で立ちで櫛谷を呼び止めます。
「こまっ!?どうした!?」
いやいや、さすがにこまちゃんの劣化具合には櫛谷じゃなくても驚き、どうした?と心配になりますよ。
確かにショック受けるの分かるけど、まだ何も聞いていないから確定じゃないし。
頑張ってよ、こまちゃん!
2人は公園のブランコに座ります。
櫛谷は本当に心配した様子で、どうした?と聞いてきます。
こまちゃんはまださっきの光景がショックで、告白するかしないか悩んで、なにも話せません。
そんな様子を見かねて櫛谷は
「まさか…怜久と何かあった…?」
と聞きます。
「なんで穂積がでてくるの?」
とこまちゃんは返します。
こまちゃんはもう誤解するのもされるのは嫌だと感じ、
「なんでって…こまは怜久のことが…」
という櫛谷の言葉を遮り、
「今あたしがすきなのは 郁磨だよ」
といいました。
櫛谷はこまちゃんの告白にとても驚いてます。
ふざけるのやめてよといいますが、
こまちゃんは郁磨に告われて気になるようになって、だんだん気持ちが変わってっちゃった。
考え直してみたり、悩んだけど、変わらなかったからと言います。
それを聞いて櫛谷は座っていたブランコから勢いよく立ち上がり、
「…無理だよ…ごめん 聞かなかったことにしたい」
といって、立ち去りました。
えぇぇ~~!!櫛谷、そんな対応なのっ?
すごく彼の気持ちも分かるけど、あんな風に置いていかれたこまちゃんがかわいそう。
しかも、聞かなかったことにしたいなんて、告白に対して言っちゃいけない言葉じゃないのかな。
彼の瑛茉を傷つけてしまったこととか葛藤あることを引いても、ちょっとこれは残念です。
【告白の翌日】
翌日、学校でまだ眼鏡をしていない国枝さんと櫛谷が話していますが、こまちゃんは全く気にしていません。
その様子を見ていつもと空気が違うと瑛茉は感じます。
櫛谷は国枝さんと流星群がよく見える高台の下見に夜出掛けました。
国枝さんにいつこの場所を見つけたのか聞かれ、小学校の頃と答え、最初に来た時のことを思い出します。
夏休み、近所の子供たちとカブトムシを探しに来た時にたまたま流星群をみたのでした。
その時、こまちゃんがすごく喜んで、キラキラした星をうつした瞳がきれいで、
またその顔が見たくて流れる星を探すようになったのです。
「どうしてこうなってしまったんだろう どこで間違えてしまったんだろう
俺が選択を間違えなければ 奥西さんのことも こまのことも
誰のことも傷つけずに済んだのに ただ大好きだけだったのに」
と、星を見ながら涙を流します。

引用:別冊マーガレット1月号
櫛谷は目の下にクマをつくり、あまり体調がよさそうじゃないので、彼なりに悩んでいるんでしょうね。
やさしいから、いろいろと考えて、こんな涙まで流して。とっても切ないですね。
もう、正直に思っていることを伝えるしかないと思います。
抱えれば抱えるほど、櫛谷はつらくなるだろうし、
話すことを避ければこまちゃんを傷つけるだけだと思いますし。
【高台に向かう瑛茉】
マンションの外、瑛茉とすれ違った穂積がとっさに、瑛茉の腕を捕まえます。
「怒りオーラしょってどこ行く気だよ」
そう聞かれて、かなりのお怒りモードで、
「こまちゃんをかなしませといて 呑気に他の女子と天体観測とはどーゆーつもりか聞きにいくんだけど!?」
と瑛茉は返答します。
穂積は櫛谷の危機であることを察知、邪魔しないでと言われますが、
一瞬考えたあと、瑛茉の手をにぎり
「わかった 俺もいく」
と穂積も行くことにしました。
【テリトリーMの住人 第24話 感想】
土手で居眠りしてしまった瑛茉と宏紀がとってもいい感じでしたね。
ただ、抱き合っていた&でこチューしたのは宏紀しかしらないということですが。
穂積はちょっと後れをとってます。頑張って~!
そして、そっちのことがかすんでしまうくらいインパクトがあったのが、
こまちゃんの告白と櫛谷の対応です。
せっかく勇気をだして伝えたのにな~、あの対応かと少し残念。
櫛谷はまだこまちゃんが穂積を好きだと思っていたからとっても驚いたのもあったのでしょうが…
と、ちょっとこまちゃんの味方しすぎでしょうか。
多分、瑛茉が宏紀といい感じ、そして穂積もいるというのを知っているからだと思います。
櫛谷がそこまで悩む必要がないよ~といいたいです!
で、やはり国枝さんもいい感じで絡んできてます。
一緒に星みるって、ロマンチックですし…天文同好会とはいえ…。
櫛谷の涙する姿も見てしまったし、この2人の間になにか進展がおきるのでしょうか。
と思っていたら、瑛茉の登場です!!
こまちゃんと話して2人の間に何が起きたのか知ったのでしょうね。
でも、どこからどうやって、国枝さんと天体観測しているのは知ったのだろう?
かなり怒り心頭のご様子で、ちょっと言ってやれ~!と思う反面、
櫛谷も彼なりに傷ついて悩んでいるからな、あまり強く言わないでほしいなと思ったりします。
まぁ、傷つけたと思っている相手から言われる言葉は、
なんでもない人から言われるより心に響くだろうから、
やっぱり瑛茉に言ってほしい!と思ったり。
ちょっと読んでいる私も葛藤中です。
とりあえず、穂積が一緒にいくってことで、瑛茉が暴走するのを食い止めてくれるのを期待してます!