週刊モーニング 2018年10月11日 発売 45号
小山 宙哉 宇宙兄弟 325話「有人ミッション」ネタバレ
宇宙兄弟 最新34巻は10/24日発売予定!
「限定版」には付録 特性「ほぼ日手帳」がついてます!
宇宙兄弟 ストーリー
兄、ムッタは優秀だが、失業中。ムッタには弟で宇宙飛行士のヒビトがいました。
2人には「2人で宇宙飛行士になる」という約束した夢がありました。
すでに夢をかなえているヒビトをみて、ムッタも宇宙飛行士になるべく奮闘する。

引用:週刊モーニング45号
325話 ネタバレ
場所は種子島宇宙センター。
観光客が滑走路に来た飛行機を見ています。
「おーすごい、すごい」
「こんなのが種子島で見られるなんてなぁ」
「滑走路の延長工事に感謝だよ」
そうしていると、飛行機から貨物の搬出が始まりました。
「あの中にソユーズが!」
「日本へようこそ!」
観光客は興奮して双眼鏡で見たり、写真を撮っています。
その頃、スイング・バイに勤務している福田さんはJAXAの星加さんと電話をしていました。
【JAXAからの電話・・・内容は?】
福田さんはムッタと同時期に宇宙飛行士試験を受験した、ムッタの友人です。飛行士試験には落選しましたが、その後、スイング・バイという民間宇宙船を製作している会社に勤務しています。
「実は福田さん・・・NASAのプロジェクトマネージャーから連絡がありまして、あのゲイツさんという・・・」
「うん、覚えているよ。電話で話したことがある」
「それで急な話なんですが・・・」
「端的にいうと、ソユーズを日本から打ち上げてほしいと」
「NASAやロスコス側が打ち上げられない事情がありまして」
「そうらしいね」
「JAXAはもちろん全力で協力しますが・・・、ソユーズを日本のロケットに積むのは、インターフェースの問題もあるので、すぐに実現するのは難しいと答えている状況です。」
ムッタはJAXAの宇宙飛行士なので、全力で協力するとJAXAは答えています。
そこまで聞くと、福田さんは隣で聞いていた笑川さんに、アイコンタクトをして話を始めました。
「実は星加さん。JAXAからの情報以外にも、NASAやロスコスの進行状況は、ウチの笑川が常にリサーチしていて、こうゆう流れになる可能性も予想していたんだ。
星加さんはちょっと驚いて、話を聞き続けました。
「なので、ゲイツさんにまた伝えてもらえるかな」
「ある程度の準備はできているって」
そう話した福田さんは自信に満ちた顔になりました。

引用:週刊モーニング45号
【いざ対面!】
場面は変わってスイング・バイにJAXAの職員達が来ました。
福田さんと星加さんは手を振って近寄り、お互いに握手をしました。
そして
「ムッタ君を救うために!」
「もちろん!」
2人は堅い決意をしました。
笑川さんが説明を始めました。
「我々スイング・バイも有人宇宙船をずっと開発中ですが・・・」
「商売としていろいろなものを打ち上げる必要があるので、衛星や補給船以外にもオリオンやソユーズのことも、可能な限り資料を集めて徹底的に研究してきました。
「ソユーズをロケットに繋げるインターフェースも、しっかり準備してあります。」
防護服を来て建物に入ると、袋に包まれたソユーズがありました。
袋をとるとソユーズが姿を現しました。
一斉に歓声があがります。
「すげえ 感動」
「こいつが月まで・・・」
その中で、福田さんはソユーズに近づいて手を触れて目を閉じました。


引用:週刊モーニング45号
笑川さんは集まったマスコミに対応しました。
「ソユーズが打ちあがったら、そこから先はロスコスやNASAのミッションコントロールに切り替わります。」
「ですからとにかく、ソユーズを無事に宇宙空間まで送り出す事・・・我々は今回そのことだけに集中して注力してきました。」
マスコミは
「なるほど。福田さんはどうですか?大変だったこととか」
笑川さんの隣にいた福田さんは
「苦労したのは、やはりインターフェースでした。えーと、ロケットとソユーズを繋ぐ接続部のことです。」
福田さんはどうやらマスコミに分かるように説明するみたいです。
「打ち上げの衝撃を振動を吸収してソユーズを守りつつ、宇宙に着いたらちゃんとロケットと分離させなきゃならない」
「色々な計算やシミュレーションを何度も繰り返しました。」
「これは我々のやるべき最終到達点をCGイラストにしたものです。」
「ここまでを成功させることが、私達日本の役割です」
【ついに発射の日!】
無事ソユーズとインターフェースが繋がり、ロケットの発射の日がやってきました。
種子島宇宙センターでは実況中継が始まりました。
「月に残された南波六太飛行士と、フィリップ・ルイス飛行士を救う為の重要なミッション。夜通し作業が行われ・・・ソユーズを乗せたアマテラスがゆっくりと発射台へと向かっています。」
発射300秒前ー
カウントが始まり、全員がロケットを見ていると、スイング・バイのメンバーは福田さんに聞きました。
「ソユーズに触れてたときって、何考えてたんですか?カワイイとか?」
福田さんは笑いながら
「あれはまあ・・・そのままだよ」
南波君を乗せて、ちゃんと帰ってきてくれよ
ロケット発射カウントは
「200秒前ー」
感想
宇宙兄弟でしたが、主人公のムッタは一切出てきませんでした。
でも、しょうがないですよね。本人は月に行ってしまっていて、帰れなくなっているんですから。
その代わり、福田さんの友情がとても深く書かれていました。
ロケットは無事に打ちあがるといいですね。
単行本の新刊を無料で見る方法?
宇宙兄弟 単行本の最新刊を無料で見る方法を下記記事で解説しています。
気になる方はぜひコチラもどうぞ。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。