2019年3月23日発売【月刊LaLa5月号】に連載中の「図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 INDEX.43」のネタバレ記事をご紹介します。
Contents
≪前回のあらすじ≫
柴崎の写真ばら撒き事件が図書隊員全員に知れ渡ります。気丈に仕事をこなす柴崎ですが、職場や寮の食堂どこに行ってもその影が付きまといます。寮の部屋でやっと一日が終わったと安心する柴崎ですが、同室の水島にも気遣われ何気ない言葉に爆発するのでした。
≪図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 ネタバレ≫
<事件は暗闇の道へ、ただ闇の中にも一筋の光が照らします。>
引用:LaLa5月号
≪配慮や気遣いとは≫
水島の言葉に柴崎は爆発します。今日一日あったことをなぜ、そこまで仲良くもない人に腹を割って話さないといけないのか、本当に心配してくれるなら、敢えて触れずにいることができたはずと責め立てます。
ついに水島は泣き出してしまいました。

引用:LaLa5月号
水島が泣いても悪いことをしたと思わない、自分の方が水島に悪いことをされたと柴崎は言います。これ以上部屋にいるともっと酷いことを言いそうだからと柴崎は出ていきました。
≪お守り≫
柴崎がロビーで雑誌を読み始めたところに、手塚がやってきて何かあったのかと言います。繊細な同室の子を泣かせていたたまれなくなって出てきたと投げやりな柴崎です。
そんな柴崎の様子を見て、事情は読んでくれたようです。
そして、
『一旦返しとく
受け取れ』

引用:LaLa5月号
とお守りを渡します。以前柴崎がお土産で手塚にあげたものです。非常事態だと言い、お守りの中には何かが入っているようです。防犯グッズでしょうか。手塚に元気づけられました。
部屋に戻ると、水島はベッドで寝ていましたが謝罪の手紙が置いてありました。それに柴崎も言い過ぎたと謝りの返事をしました。
≪奥村の動向≫
警視庁に呼び出された柴崎達は、奥村の動向を聞きます。とにかく父親の剣幕が凄まじく、奥村の犯行だとは思えないと平賀刑事は言います。

引用:LaLa5月号
柴崎も、父親のおかげで生きている奥村がリスクを冒してまで今回の事件を起こすことはないと言います。プライドが高く計算高い男は、拒否された時点で自分には相応しくないと思うはずとの事です。
奥村の犯行の線は消え、柴崎が行きつけの下着屋でも怪しい者が見つからなかったと言われます。ふりだしに戻りました。
≪出会い系サイト≫
顔の見えないストーカーの姿は、柴崎に恐怖を与え続けます。仕事でも小さなミスを犯しますが、同僚達がフォローしてくれます。周りに恵まれていると改めて思います。
そして仕事中携帯電話に、
『何万?どこで会えるの?
いい体してるね 顔はどうなのかな』
と、公衆電話から連絡が入ります。すぐさま隊長達を呼び出します。
携帯電話の電源を入れるとまた電話がかかってきます。いったい誰なのか、なぜ携帯番号を知っているのか柴崎は冷静に聞きます。
電話の主から出会い系サイトを聞き出します。柴崎のコラージュ写真、名前、携帯番号が載っていました。
玄田隊長は警視庁経由でサイトに警告して削除するように言いますが、相手を刺激するだけだと小牧は言います。
素顔などの個人情報が公表された場合、相手を逮捕できたとしても柴崎の社会的ダメージが大きいと判断します。下げるとすれば相手を逮捕してからと堂上も言います。
柴崎も何件か証拠として録音し、登録番号以外を着信拒否することにしました。その後警視庁に行っても事態に進展はありませんでした。
寮では、柴崎が深いため息をついている時手塚が現れます。今回の事件で、一人で何でもできると思っていた自分を反省します。
手塚は弱いところがあっても悪いことじゃない、当たり前だし有能じゃなくても柴崎のことが好きな人は沢山いると言います。その言葉を嬉しく思う柴崎ですが、素面で言うセリフじゃないと返します。
手塚も負けずに、
『素面で 言わないと
信じない奴に 言われたくない』

引用:LaLa5月号
と言うのでした。
つづく。
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≪INDEX.43の感想≫
まだ犯人の目星がつきません。そんな中手塚との距離が徐々に縮まっていることが嬉しいです。不器用ながらも柴崎と手塚のシーンは誰もが憧れる物語になっていてこちらまで思いが溢れてきそうです。
≪次回予想≫
出会い系サイトまで使って柴崎を陥れようとしている犯人は、男とは限らないかもしれません。身近な人だったらどうなるのだろうと思ってしまいます。