2018年11月5日発売の週刊少年ジャンプ49号に連載の『ワールドトリガー』第166話「玉狛第2(21)」のネタバレです。
【前回あらすじ】
玉狛第2の新入りヒュースの存在に注目が集まるなか、ステージ「市街地D」が選択されます。
初めてとなる「市街地D」の特徴を宇佐美栞が説明した後、三雲修から、序盤の作戦を伝える、と告げられたところで終わりました。
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【今回のネタバレ】
B級ランク戦ROUND7直前に、各チームで作戦を話し合います。
特に今回の「鈴鳴第一」は、なにか秘策があるようです。
時間になり転送された隊員達。転送位置はまさに波乱の予感がします!
引用:週刊少年ジャンプ49号
【玉狛第2の作戦】
「”ワイヤー陣”は狙わない」
三雲修がチームの皆に作戦を告げます。
ワイヤー陣を使わない理由は3つ。
●効果的に張れる場所が少ない
●敵チームにそれぞれスナイパーがいる
●陣に”乗ってこない”だろうこと
陣に乗ってこない理由は、
”一番、点を必要としているのが玉狛第2”
だから、
”守り合い・隠れ合いになった際に、玉狛から攻めざるを得ない”
この事は対戦相手もわかっており、玉狛第2が不利な点です。
逆に有利となるのが「ヒュースの存在」だと三雲修は言います。
ヒュースの情報は、弧月使いのアタッカーしかないはずなので、”弧月使いのフリをして近づき、隠し玉の変化弾(バイパー)で奇襲”する作戦のようです。
それ以外は基本的にいつもどおり、開幕からチームの合流を目指す方針に決まります。
「空閑とヒュースのダブルエースで点を獲って、三雲と千佳がワイヤーや鉛弾(レッドバレット)で援護する」
引用:週刊少年ジャンプ49号
玉狛第2の新フォーメーション!?
上手く連携が決まれば、誰でも封じ込めそうなほど隙がありません。
「4人揃うだけで他のチームより有利になる」
他のチームより隊員が1人多いメリットを話す三雲修。
ただし、建物の中が戦場になった場合は、雨取千佳は別行動で、建物の外に陣取る事にします。
理由は主に3つ。
●建物内は射線が通りづらい
●距離をつめて戦うのはリスクが大きい
●建物内の戦況を砲撃で変えられる
三雲修が作戦を話し終わったのを見計らって、宇佐美栞が”隠れ合い”になった時のための”炸裂弾(メテオラ)”を、雨取千佳とヒュースに装備していいか確認します。
了承する二人。
「影浦隊との点差を詰めるぞ!」
「了解!」
【影浦隊の作戦】
「モールに篭ってスナイパー封じが狙いだよね?」
北添尋は、”市街地D”ステージが選ばれた理由を考えます。
「ゾエさんの適当炸裂弾(メテオラ)の対策でもあるんじゃない?」
絵馬ユズルが言います。
二人の話を聞いていた隊長の影浦雅人は、建物の中で斬り合うなら望むところだと言い、作戦らしい作戦はないいつも通りの影浦隊です。
オペレーターの仁礼光が、建物の中で戦闘になったらスナイパーのユズルはどうするのか問いかけます。
「オレも建物の中に入って、カゲさんたちの援護するよ」
外に出たんじゃ点獲れない、とやる気をみせる絵馬ユズルは、いざとなれば銃手(ガンナー)みたいな戦い方をするようです。
玉狛第2は隊員1人多い事、
外に出るのは鈴鳴の思う壺、
なにより、自分だけ”遊んでる”わけにはいかない、と絵馬ユズルは言います。
絵馬ユズルの言葉に、北添尋と仁礼光はポカンとした表情で圧倒されます。
「おもしれーじゃねぇか。それでいこうぜ」
【東隊の作戦】
主な作戦や打ち合わせは、アタッカーの小荒井登と奥寺常幸が話し合います。
隊長の東春秋は、2人の話を聞きながら要所で導くようにしていて、玉狛第2とは真逆のスタイルですね。
奥寺常幸は、”市街地D”ステージが選ばれた理由が、単なるスナイパー対策とは思えず、別の意図を感じているようです。
「そういう”勘”はけっこう大事だ」
東春秋は奥寺常幸に、無意識に情報をキャッチしてる場合もあると伝えます。
相手の出方を探る方針になりかけた時、小荒井登は序盤に点獲った方がいいと発言します。
東さんが働きにくいのを考え、敵チームが揃ってからじゃ崩すのがきついと思ったようです。
「おまえ玉狛の新入りに5-0食らったんだろ?乱戦でぶつかったとして勝ち目あるのか?」
奥寺常幸が小荒井登に聞きます。
フル装備ならマシなはず!と空元気をみせる小荒井登でしたが、連携(コンビ)で戦った方が勝算は高いか…と折れ、東隊は”相手の出方を探る”方針で落ち着きます。
玉狛第2の新人ヒュースの話題になります。
弧月オンリーでも十分強いと評価する小荒井登。しかし、弧月オンリーと決まったわけではないので、万能手(オールランダー)寄りの可能性も視野にいれています。
今回は対応力が問われそうだと話す東春秋は、基本は忘れるなよ、と小荒井登と奥寺常幸に問いかけます。
「人数が多いチームと戦うときにすることは?」
「オペレーターの処理能力に圧力をかける」
「情報を増やして”忙しく”させて、相手の連携に混乱と隙を作ります」
東春秋も満足の回答をする小荒井登と奥寺常幸。
(この試合、2人の成長の段階を測る試合になるかもしれないな…)
【鈴鳴第一の作戦】
「ぼくと鋼はショッピングモールの中で合流を目指す」
隊長の来馬辰也が中心になって、作戦内容を再確認します。
できるだけモールの中で戦い、ある程度狭い場所(店の中など)で戦うことを目指す方針です。
スナイパーの別役太一は、予定している地点に移動して、オペレーターの今結花とタイミングを合わせて何かをするようです。
「太一じゃなきゃ思いつかない作戦だから、他のチームも意表を突かれる」
だけどそう何度も通じる手じゃないと言う来馬辰也は、相手が慣れる前にどれだけダメージを与えられるかが大事だと話します。
「ぼくたちの役目だ。頼むよ鋼」
「任せてください」
【転送開始!】
時間になり、全隊員がステージに転送されます。
マップ「市街地D」!
時刻「夜」!
引用:週刊少年ジャンプ49号
雨取千佳と北添尋が建物の中で、
それ以外の人が外でしょうか?
村上鋼の背景も、天井らしきものが見えるので、建物の中かもしれません。
166話はここで終わりです。
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【166話の感想】
玉狛第2はヒュースを作戦の中心に据えてシンプルな作戦にしてきました。
新しいフォーメーションもあることですし、集まる前に誰かが落ちるという事がなければ、勝ちは堅そうです!
ユズル君は、建物の中が主戦場になったら中にいく気でいましたが、このやる気が裏目に出ないといいんですが…。
鈴鳴第一は、昔は鋼くん頼みと言われていたチームですが、今回は3人ともにそれぞれ役割があり点を取ろうというのが伝わってくるほど成長がみられます。
ワールドトリガーは出るたびに皆成長していくので、毎回変化が楽しみです。
【167話予想】
鈴鳴第一がどういう作戦で来るか、太一くんがどう動くかが見どころになりそうです。
「夜」を選んできたのに、来馬さんと鋼くんは建物の中で戦うと言っているので…ますますわからなくなってきました。
外に太一くんを置いて、建物の中から延びる光に映った影を見て援護射撃(壁抜き)するのかな?と考えています。
次からはいよいよ戦闘開始です。
戦いの行く末を見守りたいと思います!