2018年11月12日発売の週刊少年ジャンプ50号に連載の『ワールドトリガー』第167話「鈴鳴第一(2)」のネタバレです。
【前回あらすじ】
B級ランク戦ROUND7が続いています。
前回は、各チームの作戦会議に焦点があてられました。
どのチームも手堅く戦う流れのなか、今回マップ選択をした「鈴鳴第一」には、なにか秘策があるようです。
隊員達はマップへ転送されたところで、前回は終わりました。
前回の詳細はこちらの記事をどうぞ↓

【今回のネタバレ】
玉狛第2の今回の作戦の要である、空閑遊真とヒュースの位置はほぼ真逆の超不利スタート。
各チーム続々とモール内に集結し、鈴鳴第一と影浦隊が一足先に戦闘開始します。
鈴鳴第一の秘策のひとつが判明?
以下ネタバレです。
引用:週刊少年ジャンプ50号
【ステージの意図】
初期配置は、全員一定距離ずつ離れて転送されます。
マップ中央にある大型ショッピングモールの中には「雨取千佳」「北添尋」「村上鋼」の3人が転送されていました。
そして、スナイパー4人と、三雲修がバッグワームを使用して、レーダーから身を隠します。
解説席では、マップを選択した鈴鳴第一の作戦を推測します。
鈴鳴第一がモールでの合流を目指す動きをしていることから、定石の「スナイパーの射線を切って屋内戦狙い」と犬飼澄晴はコメントします。
「夜」という環境設定については、「オペレーターの視覚支援を、明るい所と暗い所で切り替える必要があり、オペレーターの負担が増える」と嵐山准がコメントしました。
模範解答の2人ですが、今回はあの別役太一しか思いつかないだろう作戦のようなので、鈴鳴第一はもっと斜め上な作戦になっていそうですね!
今回、唯一の4人チームである玉狛第2。
そのオペレーター宇佐美栞から、他のチームは大体モールに向かう動きをしていると連絡が入ります。
「予定通り、千佳ちゃんは外に逃がしていいよね?」
運悪くショッピングモール内に転送された雨取千佳の配置が問題になるようです。
三雲修の脳裏に、空閑遊真から聞いた当真勇の言葉が浮かびます。
「もっと追い込め。追い込まれれば撃つ」
人が撃てない雨取千佳ですが、実弾でなければ当てられる事や性格から考えて、撃てないはずはないと当真勇は断言していました。
また、雨取千佳は遠征艇に乗ることが確定しているため、危険から身を守るためにも、いま撃てる訓練をした方がいいとも当真勇は言っていました。
三雲修の指示は、雨取千佳を「外に避難させる」でした。
そして、空閑遊真とヒュースに「最速で合流、合流までは敵を無視していい」というオーダーを出します。
どこかの屋上に初期配置されていた空閑遊真は、グラスホッパーを巧みに使ってモールの屋上に向かいます。
空閑遊真は屋上から、
ヒュースは地上階から、合流を目指します。
今回は、二人のエースの連携が作戦の要なので、マップのほぼ真逆に初期配置されるのは、三雲修にとって頭が痛い問題です。
東隊は、モールの東1階エントランスで合流するようです。
隊長でスナイパーの東春秋は、様子見もありだと考えつつも「夜」がどうしても気になったようで、モールの中で戦う事にします。
【鈴鳴第一VS影浦隊】
影浦雅人は、スコーピオンの遠隔斬撃”マンティス”を使い、モールに飛び移ります。
影浦隊の北添尋は、モール内で4階から上に向かって移動をしています。
北添尋は、影浦雅人に通信で以下の情報を伝えました。
・下のフロアに誰かいる
・寄ってきていることから1人でも強い人物
北添尋は、「遊真くんかな?鋼くんかな?ゾエさんドキドキ」とお茶目さをのぞかせます。
影浦隊のスナイパー絵馬ユズルは、合流に時間がかかるので、影浦雅人と北添尋の2人で先にドンパチやるようです。
北添尋は、モールの吹き抜け部分で村上鋼を目視し、すかさず連射します。
当たりこそしませんでしたが、お互いを発見した2人は、お互いの隊長へ連絡を入れます。
その時、別役太一は”目的の場所”に移動を急いでいました。
コアラを見かけて身を隠し、地面を這って移動する姿が…まるで、ゴキ●リ……(笑)
モール内の位置が混乱してきましたね。
いまのところは、こんな位置取りになっています。
引用:週刊少年ジャンプ50号
【鈴鳴の秘策・登場!】
今回、行動が一番気になる人物「別役太一」。
鈴鳴第一の2人とは合流せずに、1階の奥の方へ向かっています。
引用:週刊少年ジャンプ50号
どこへ向かっているんでしょうか?
扉絵の地図等から予測するに、地図左下の初期位置からモールに入り、モールの右下に向かっているようにも見えます。
外にいる東隊の奥寺常幸は、ここでバッグワームを起動させます。
隠密行動にしては遅く、奇襲にしては早いタイミングに、犬飼澄晴は疑問を口にします。
実況の結束夏凛が言うに、「オペレーターへのいやがらせ」だそうです。
レーダー上で意味なく出たり消えたりされると、気になって意識を割かれる。それを狙っての行動だと読みます。
ショッピングモール内の吹き抜け箇所で、鈴鳴第一と影浦隊の射撃戦が激化するしています。
モール内に入っていた三雲修も、銃声が聞こえて、戦いが始まったことに気づいたようです。
そこに、バッグワームをした奥寺常幸が通りかかります。
開始直後から隠密行動をしていた三雲修を見つけて切りかかる奥寺常幸。
すかさず東隊の2人に通信を入れます。
この事態に、つい空閑は立ち止まります。
三雲修は大丈夫だと伝え指示を飛ばします。
「このまま東隊もそっちに連れてく!作戦変更はなしだ!」
引用:週刊少年ジャンプ50号
完全に東隊に囲まれてる三雲修の図。
場面は、鈴鳴第一と影浦隊の戦いに戻ります。
実況で、別役隊員が合流しないと戦力的に影浦隊の方が有利と結束夏凛は言いました。
それに犬飼澄晴は、結束ちゃんはスカウト旅に出ていたから鈴鳴の一番新しい試合見てないでしょ。と口をはさみます。
「最新の鈴鳴は一味違うんだな、これが。」
意味深な言葉を残る犬飼澄晴。
村上鋼が、弧月をかまえます。
その刃の色は「漆黒」!
気になるところで167話は終わりです。
次話168話の記事はこちら

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【167話の感想】
転送された初期位置が、玉狛第2にとって戦うステージを整えるまでが非常につらい展開になりました。
ただ、各チームで手探りしながらマップを進んで、かち合えば戦いが起こるサバイバルゲームみたいな戦いは、手に汗握りますね!
とっても面白い回でした。
玉狛第2で一番初めに捕捉されてしまうのが三雲くんっていう展開にもドキドキしてしまいます。
ヒュースもモールの中に辿り着いているみたいなので、早く活躍が見たいですね!
【次回の展開予想】
見所が多すぎて、全然予想がつきません。。
特に気になるのは、大きく分けて3つでしょう。
「別役太一の行く先」
「三雲修の生存」
「村上鋼の黒い弧月」
武器が黒くなるといえば、鉛弾(レッドバレット)が連想されます。
重いけど切れば重しをつけられる弧月だったりしたら強そうですね!
ただ黒いだけで、夜だと刃が見えにくいというだけということは無いでしょう。
これは次回に明かされそうなので、次を楽しみにしたいと思います。