ワールドトリガー 第168話『鈴鳴第一3』ネタバレ
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前回のあらすじ
東隊・影浦隊・鈴鳴第一・玉狛第二の4チームのランク戦が始まった。
修は千佳をモールの外に配置し、モール内で遊真とヒュースとの合流を指示する。
東隊も狙撃手の東も含めモール内で合流する作戦。のこりの影浦隊、鈴鳴第一もモール内に集結する。
4階を走る北添は鈴鳴第一の鋼を見つけ攻撃をする。この瞬間から影浦・北添対来馬・鋼の2対2の戦いが開始される。
しかし鈴鳴第一の太一は来馬たちと合流しようとはせず、何故か1階の奥に向かって進んでいた。
一方モールの入口周辺では、移動中の修と奥寺が偶然かち合い、そこに東隊の残りの二人も集まってくる。
そんな中、北添と戦う鋼が黒い弧月を抜いた。
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今週のネタバレ
◆影浦隊vs鈴鳴第一
鋼が取り出した黒い弧月に、実況の結束は驚きこれが鈴鳴第一の新戦法かと嵐山たちに聞くが、嵐山たちもこの黒い弧月は初めて見ると言います。
その間も影浦と鋼の戦いは続いています。激しく斬りつける影浦の切っ先を盾で防ぎながら鋼は影浦に近づき斬りつけます。
それを躱す為に上に飛んだ影浦を狙い発砲する来馬と、その来馬の攻撃を予測して影浦を守る為にシールドを発動させる北添。そしてその来馬を狙いスコーピオンの刃を放つ影浦と、来馬を守る為にスコーピオンの切っ先に弧月を振り下ろす鋼。
息を吐く間もない程に目まぐるしい影浦隊と鈴鳴第一の攻防です。
それを結束が冷静に解説します。
それぞれの隊のエースである影浦と鋼の戦い方の特徴の解説をした後、遊真を加えた三人の個人戦勝率データを提示し、各隊のエースたちの考察に入ります。
引用:週刊少年ジャンプ51号
数値だけを見れば影浦が有利だけれど、遊真は前の戦いで鋼に買っているし「本番に強い人」というのもいる。
エースの勝率が6対4くらいならば部隊の連携ひとつでどうなるかわからないと解説席では結論付けられました。
なのでこのエース対決を援護する従手たちの働きがカギになるという話になると、結束は今度は銃手二人の個人ポイントの数値を出してきました。
来馬7881点
北添9728点
点数では北添の方が上です。そして嵐山が、北添が非常に優秀である事を解説しました。
そして嵐山の言う通り、火力差が響いてか影浦隊の切れ目ない攻撃で鈴鳴第一は防戦一方にまっていきます。
◆鈴鳴第一の新戦法
このままでは、来馬の盾が割れれば一気に崩れる!となったその時、突然来馬が盾を捨て両の手で銃を構え北添を撃ち始めました。
通常弾と追尾弾の多角攻撃に、北添は後ろに下がりはじめます。
このWライフルが鈴鳴第一の新戦法でした。
これまではエースの鋼が敵と直接やり合い、来馬は後方から援護するという戦い方でありましたが、新たな戦法では来馬が鋼の側まで来て鋼の盾の陰に入り、防御は鋼に任せて自分は攻撃だけに転じ両攻撃。
この射撃戦の瞬間火力をUPさせる陣形をとる事によって、『中距離での撃ち合い』という手札が加わった事になります。
引用:週刊少年ジャンプ51号
解説席もこの戦法を高く評価しています。
現に影浦はこの現状に一時撤退の判断をしました。
◆鈴鳴第一の作戦
モール外で衝突した修と奥寺は、同じ東隊の小荒井も交えモールの3階から5階に戦場を移していました。
ワイヤーを張り追ってくる奥寺の足を遅くする修と、グラスホッパーを使い吹き抜け部分から階段を上ってくる修の先回りをする小荒井。二人は5階の通路を走ります。
その二人が走る通路の先には、ゴミ箱の後ろに身を隠していたユズルがいました。
修と小荒井二人を同時に仕留めようと放った弾を、修は小荒井を助けつつ自分も避けます。
引用:週刊少年ジャンプ51号
修は撃たれないようにそのままアステロイドでユズルを攻撃しつつユズルとの間合いを詰めます。
その後を奥寺が追いかけます。
ユズルは、次は外さないと銃を構えます。
その時、太一が目的の場所に着き、計画を実行しました。
引用:週刊少年ジャンプ51号
この地形、市街地C・夜を選んだ鈴鳴第一の計画は、皆が集まるであろう大型モールを停電させてしまう事でした。
突然の停電に戸惑う修の腕を、ユズルが射抜きます。
引用:週刊少年ジャンプ51号
暗闇の中、光る武器は格好の的でした。
慎重に身構える奥寺と小荒井。そしてユズルは次で仕留める、と、銃を構えるのでした。
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今週の感想
前から太一が怪しげな動きをしていたので絶対に何かやると思っていましたが、停電でした!これで鋼の弧月が黒くなってた意味がわかりました。
修の言っていた通り、出しっぱなしのトリガーでの武器は暗闇の中、光っちゃうんでしょうね。スコーピオンとか、無茶苦茶光りまくりそうです。ナビの指示がなくても北添の適当メテオラ撃ち放題になりそうです。
そんな中での黒い弧月の存在は怖いですね。アタッカーたちが迂闊に武器を出せない中、唯一存分に力を振るえる鋼の存在はこの戦いでは一番の戦力になりそうです。
そして修……先週ひとりでいるところを見つかった時にはもうダメか……と思いましたが、東隊のアタッカー二人を引き連れて上手く5階までやって来た時は素直に凄いと思いました。
更にユズルの存在に早めに気付き、影浦隊に点数を与えまいと小荒井を守った時もこの頭のキレがさすが修!と思ったのですが、まだ序盤なのに腕をやられて……
やはり修の戦いはどうしてもハラハラドキドキさせられてしまうようです。ですがさすがに新体制のチームでの最初の戦いで序盤からベイルアウトはないと思いますので、なんとかなるはず……多分……
来週は停電による各チームの反応と対応が楽しみです。
また、修が知恵を絞って自力でこの窮地を抜けるのか、それとも先週モール1階にいて今も近くにいるはずのヒュースの助けが入るのかも見どころになると思います。