暁のヨナ 第174話 「すぐそこに」
【前回のあらすじ】
千州の都についたハクは、英雄視され、総大将のような扱いを受けています。
ヨナ奪還に燃える兵士達。
城前での攻防戦が繰り広げられましたが、トゥーリ族は一気に撤退していきます。
ハクが足を引きずってる兵士に目をつけていました。仲間と別れ、その兵士の元に行くハク。
その兵士は撤退したはずの王、イン・クエルボでした。
前回の詳細はこちらの記事をどうぞ
https://manga-king.com/yona-173-4143
【174話のネタバレ】
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2019年4月20日発売の花とゆめ10・11号に掲載「暁のヨナ 174話」のネタバレ・感想です。
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引用:花とゆめ10・11号
「撤退する中、独り空の部族兵姿で紛れ込むとは、余程大事な用があるみてえだな、王様」
凄むハクにクエルボは一太刀あびせます。
「目的は姫さんか?」
ハクが聞くと、ヨナを戦女神にする夢は潰えたとクエルボ。何をしに戻ったのかは言わないクエルボです。ヨナの居場所を聞くハク。
「来い。ヨナは俺の部屋だ」
「…………………は?」
怖い顔をしてつっこむハク。城の中を続きます。
【クエルボの案内でヨナを探すハク】
「危害は加えてねえだろうな」
「あ?格別に丁重に扱ったぜ、一緒に寝たし」
ハクの大鉈が振り下ろされます。クエルボは今殺すとヨナの場所がわからなくなると焦ります。怖い顔をしたハク。
引用:花とゆめ10・11号
まだ怖い顔のままのハクに別に何もしてねえとクエルボ。
城の中で死んでいる兵士達を見つけます。
「姫さんは一人で部屋にいるのか!?」
「いや、この世で一番信頼する女に任せている」
そんな二人の背中を矢が襲います。薙ぎ伏せるハク。襲って来たのは真国の者でした。
ゴビの裏切りを知ったクエルボ。
襲ってくる兵士に「ぶち殺す」とハクとクエルボは向かいます。
【一方ユーランは】
ヨナを連れ去られたユーランは剣を手に城の中をかけていました。そこに人がやって来ます。
決死の思いで剣を握るユーラン。
ハクも応戦しようとしますが、クエルボが割って入ります。
クエルボの姿を見てほっとするユーラン。
ヨナ姫がゴビ神官に連れ去られたと報告します。あちらの方へ行ったと答えるとハクはすぐにそちらに向かいます。
ユーランを抱きしめるクエルボ。
引用:花とゆめ10・11号
「迎えに来た」
ポロポロと泣くユーラン。
クエルボは泣いてるのは負けたからだと勘違いしています。
【アルギラとヴォルド】
アルギラとヴォルドは独自に城の中に入っていました。臭うとアルギラが言うと、はたしてヨナがゴビ神官の手下に背負われていました。
登るアルギラ達。
しかし、アルギラ達の元に火が放たれます。
「助けにきたよ!四龍にゃんもユンにゃんも自由になったよ!ハクにゃんもいるから!
すぐそこに!だから一緒に帰ろ」
「うん」
引用:花とゆめ10・11号
アルギラは火に阻まれ進めません。左手にクナイが刺さります。屋根から落ちるアルギラ。
すかさずヴォルドが兵士に剣を投げつけます。
「ヨナ姫…お逃げ下さ…」
アルギラの手を掴んだヴォルドは一緒に落ちてしまいます。
燃え盛る城の炎。それを見てヨナの具合が悪くなります。
「四龍をお呼びなさい。あなた丸こげになってしまいますよ。さあ早く早く!!早く!!」
ゴビ神官が不気味に迫ります。
「呼ばない。あなたには…言ってもわからない…」
(目がまわる。手が痺れて、意識が)
アルギラのみんなすぐそこに来ているという言葉を思い出すヨナ。
(すぐそこにいるの?ハク。逢いたい。せめて声が出るうちにどうして言えなかったの。
ハク私ね、ハクに好きって言ってもらえて、とても、とても、とても…)
「ハク…すき…」
ハクの腕の中でヨナはか細い声でそう伝えました。
引用:花とゆめ10・11号
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【感想】
撤退したはずの王、クエルボは一人で城にいました。ハクが単身で乗り込みます。
ヨナのことは諦めたクエルボ。その案内でヨナの元へ行くハクでしたが、一緒に寝たと聞いて鬼になります。
倒れる兵士達を見て、ゴビ神官の裏切りに気づきます。協調して戦うハクとクエルボ。
中を進むとユーランがクエルボに会えました。
抱きしめるクエルボ。
一方、アルギラとヴォルドは独自にヨナの居場所を見つけていました。
火に阻まれ、アルギラは負傷し、ヴォルドと共に屋根から落ちます。
周りを火に囲まれて、意識を失いかけるヨナ。
ハクの姿を思い出して、好きだと言われた、その言葉に想いを馳せます。
ハクの腕の中、好きだとつむぐヨナ。
次号12号(5月20日発売)に続きます。