暁のヨナ 第176話「聞こえた?」
【前回のあらすじ】
燃え盛る城の中、ハクはようやくヨナと再会できました。ヨナを抱えて逃げるハクでしたが、途中で力尽きてしまいます。
そんなハクに口移しで水を飲ませるヨナ。ハクは堰を切ったように口づけを重ねるのでした。
前回の詳細はこちらの記事をどうぞ

【176話のネタバレ】
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2019年6月5日発売の花とゆめ13号に掲載「暁のヨナ 176話」のネタバレ・感想です。
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引用:花とゆめ13号
ヨナがジェハに背負われ、城を脱出します。駆け寄るユン達。
テジュンはヨナの無事に涙をこらえ、兵達に
「ヨナ姫はご無事である!」と告げると完全勝利だと兵達は歓声を上げます。
城に残っていたハクはゴビ神官を片手で持ち上げると、進呈と言ってヴォルドの元に投げ捨てます。アルギラはコウレン陛下が処刑台用意して待ってるぞと脅します。
城から出たハクとジェハの姿をケイシュク参謀や兵達も見ていました。
“イン・クエルボ率いるトゥーリ族は北方へと撤退。不戦条約を反故にしたリ・ハザラは投獄。ついに高華国は千州を完全に制圧し、属国となった斉・真国と合わせてイル王の時代よりも倍の国土を支配する事となったのである”
【手当てを受けるハクとヨナ】
天幕の中、ハクとヨナは横になり、ユンの手当てを受けていました。
ヨナは煙を吸ったからか、声が出ません。
薬を貰って来るとユンが外に出ると、兵達が手当てを待って押しかけていました。
出掛けたユンと入れ違いでやって来たのはゴビを背負ったヴォルドとアルギラです。
水要るかと聞かれ、ハクとのキスを思い出し真っ赤になるヨナ。ハクはそんな様子を盗み見ていました。
肉がほしいというハクにアルギラとゼノは飛び出して行きます。
勝利の宴の太鼓が鳴り響いてくると、シンアもご飯を探しに、ハクも限界と起き上がります。
ぐぅぅぅとお腹を鳴らすヨナ。
行きます?とハクが布をめくると真っ赤になったヨナがいました。

引用:花とゆめ13号
ハクに抱えられたヨナは傷が開いてしまうと訴えますが、声になりません。
宴の中に行くと火の部族の兵達がハクを迎えて喜びます。
(今回の戦で彼らの為にも命を懸けたんだ。
ハクは本当にたくさんの人を惹きつける。
どこにいてもそうだった)
ヨナはハクを想います。
やがてヨナがいることにも気付かれ、兵達は騒ぎます。
【突如、現れたのは?】
そこに現れたのはケイシュク参謀。テジュンが慌てますが、ヨナの姿はもうありません。
布と薬を持って来たケイシュク。
「…ヨナ姫はどちらに?」
口ごもるテジュンにあっさりと引き下がるケイシュク。
ハクはケイシュクに会いたくなかったようで、ヨナを抱えて走っていました。
傷を気遣うヨナはおろしてと言いますがハクは耳に息を吹きかけられ、驚いてヨナを落としそうになります。
ハクはおもむろにヨナを抱きしめます。

引用:花とゆめ13号
腕の中で泣きそうになるヨナ。
必死に声を絞り出そうとしますが、咳き込んでしまいます。
天幕の前に着くとテジュンが待ちかまえていました。ケイシュクにヨナの病状を話したらあっさりと薬をくれたそう。
ハクが止める間もなくヨナは薬を一気に飲み干します。
また咳き込むヨナに、ユンを呼びに行くとハクが行きそうになるのをヨナが引き止めます。
「ハク、きこえる?わたし、ハクが好き。
きこえた?やっと、いえた」
ヨナは嬉しそうに笑うのでした。

引用:花とゆめ13号
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【感想】
ジェハに連れられ、城を脱出したヨナとハク。
長い戦いに幕がおろされました。
手当てを受けたヨナとハクは並んで横になっていました。安静が必要なハクでしたが、肉が食べたいと起き出します。その横でお腹を鳴らすヨナ。ヨナはハクとのキスを思い出し、真っ赤になっていました。
火の部族の兵たちから慕われるハクを見て想いを馳せるヨナ。
ケイシュク参謀が突如現れますが、ハクは逃げます。声が出ないヨナは、伝わらない想いに焦れます。
ケイシュク参謀から貰った薬を一気に飲み干したヨナはようやく少し声が出ます。
真っ先に伝えたのは「ハクが好き」という言葉。やっと伝えられたとヨナは嬉しそうに笑うのでした。
次号15号(7月5日発売)に続きます。