暁のヨナ 第198話
【前回のあらすじ】
スウォンの母親、ヨンヒの手記は終わりを迎えようとしていました。
この手記は敵であるはずのイルにあてた長い手紙だったのです。
なんとかスウォンの敵討ちを阻止したいヨンヒはイルに和解の道はないのかと問いかけていました。
栞にはイルの返事が入っており、スウォンの刃を受け止めるつもりだと記されていました。
お互いの思いを知ったヨナは…
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【198話のネタバレ】
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2020年10月20日発売の花とゆめ22号に掲載「暁のヨナ 198話」のネタバレ・感想です。
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【千樹草を手にしたいミンス】
ミンスはユンから聞いた千樹草のことを書庫で必死に調べていました。
そこにやって来たユンの肩を掴み、千樹草の話をやはり詳しく教えてほしいと言うミンス。
ユンは俺の一存では言えない、でも千樹草がある所に行ってお願いすれば分けてもらえるかもと口にします。
ただ外出の許可がいる、ヨナの仲間だからと聞いたミンスはケイシュク参謀を探しに外へ出ます。
すると庭でスウォンが頭を押さえているのを見つけます。
四龍がいるのを見てとっさに嘘をつくミンス。
スウォンは問題ないと立ち上がると城の中へと去っていきます。
四龍は話し合います。
見逃してもらったのかもしれない、と。
しかし、ヨナがスウォンの体調を知ったから、会わないと言い出したのならば、もうその必要はないはずだと気づきます。
四龍はヨナを守るために旅を始めたのです。
【病状が悪化するスウォン】
手記を読み終えたヨナ。
ヨンヒは私のことも気遣って下さっていた、そして母上のことも知れて良かったと思います。
部屋の外をうかがうと一人の兵士がお戻りをと迫りますが、ヨナはスウォンが戻るまでここで待つと言い返します。
それから三日後、ミンスが部屋に戻るまでヨナは執務室にいました。
スウォンは戻らないという言葉に考えこんでいるとジュド将軍がミンスを呼びに来ます。
病のことだと察したヨナは私がそこに行くのになんの問題があるのかと同行します。
スウォンは一人頭を砕かれるような痛みに耐えていました。
薬を飲むと眠ってしまうのでそれを拒むスウォン。
母親は36で発病し、39で亡くなった。
ここ数日で急激に悪化するとは想定外だと焦るスウォン。
なんとか立ち上がった先にいたのはヨナでした。
【使者と渡り合うヨナ】
ヨナは言います。
そんなやつれた姿で使者の前に出る気なのか、と。
最も知られてはならない相手なのではないかと。
王家の人間ならここにもいる。
そして待ちわびた使者の前に現れたのはヨナでした。
ヨナは従妹である前に先王イルの子だ、私がこの場に立っていると宣言します。
しかし、グンテ将軍がしたことに腹を立てて謝罪を求める使者。
とてもヨナには御しきれないと思われましたが、ヨナはあの戦の時に近隣の村にいましたと口火を切ります。
南戒の敗残兵は村に押し入り、虐殺と略奪を行った、他にも人身売買、麻薬で廃人にしたりとこれらすべてを私は見てきた。
南戒の商人も貴族も捕らえているのでご報告します。
その言葉に使者が立ち上がってしまいます。
お心当たりでも?と笑ったヨナは、それでは会談を始めましょうかと笑顔になるのでした。
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【感想】
スウォンの秘密を知った四龍。
これで立場はヨナと変わらなくなりました。
そしてスウォンの本当の過去を知ったヨナはスウォンの代わりに使者との会談にのぞみます。
誰もが無謀と思われた代理出席でしたが、戦をその場で見ていたヨナには使者は敵いません。
ヨナはどんな采配を見せるのでしょうか。