暁のヨナ 第199話
【前回のあらすじ】
スウォンの緋の病は急激に進行していました。
なんとか会談の場に出ようとするスウォンでしたが、それを止めるヨナ。
ヨナはスウォンの代わりに臆することなく使者との対談に挑むのでした。
前回の詳細な記事はこちら

【199話のネタバレ】
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2020年11月5日発売の花とゆめ23号に掲載「暁のヨナ 199話」のネタバレ・感想です。
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【貫禄を見せるヨナ】
戒帝国は高華国に接する広大な領地を持つ大国でありました。
現在は北と南にわかれており、スウォンが即位してから南戒と高華国は衝突を繰り返していました。
外ではまだスウォンは現れないのかと兵士が心配しますが、ヨナが毅然とした態度を示していると噂になっていました。
会談の席で、ヨナは地の部族との件は戒高公法に則って審議すればどちらに非があるかは明らかだと明言します。
使者は法律のことすら知らず、押され気味になります。
話題は変わり、高華国には四龍という化け物がいるらしいと議題にのぼります。
ケイシュクはいかにも四龍は高華国の王が所有する勝利の象徴だと答えます。
その発言に異を唱えないヨナ。
使者はその四龍は本当に高華国の物なのかとこじつけてきます。
戒には四人の僕が湖の水を飲んで神の力を授かったという伝説がある、と。
ヨナは笑って、そんな湖があるのなら、みなさまさぞお飲みになったのでしょう、道理で神々しい方ばかりと皮肉で返します。
ケイシュクはイルに甘やかされ、四龍に助けられた姫ではこうはいかない、この貫禄はどこからくるのかと警戒します。
【具合の悪い使者を気遣うヨナ】
会談が終盤に差しかかった時、ヨナはある使者が具合が悪いのに気づき駆け寄ります。
席を外そうと使者は立ちますが、吐き気をもよおしてヨナの服を汚してしまいます。
ヨナは怒ることもせず、部屋を用意するから休んで下さいと会談を終えます。
ヨナはその後、具合の悪かった使者のランタンを直接見舞います。
着物を送ると言うランタンに着物は洗えば済むと笑うヨナ。
ヨナの問いにランタンは今の南戒の皇族や貴族は腐敗していると告白します。
ヨナなら話に耳を傾けてくれるとランタンは思ったのです。
ランタンは最後に恋人はいるかとヨナに問います。
ヨナはいると答えた後にどうなの!?と混乱してしまいます。
部屋を後にしたケイシュクはヨナを見つめ、自分の発言を聞き流したのは意外だったと語ります。
ヨンヒの手記を読んだヨナはケイシュクに対する怖さはなくなっていました。
ケイシュクはユホンの想いを継いでこの国を強大にするのはスウォンしかいないと考えていました。
【毒殺を疑われるヨナ】
そして翌朝。
ランタンの部屋を侍女が訪ねるとランタンは死亡していたのです。
南戒の使者は口々にヨナが毒殺したのだと訴えていました。
ケイシュクは最初からこれが目的だったのだろうと語ります。
遅効性の毒をランタンに盛っておき、開戦するのが目的だったのだろうと。
戦が起きるの?と心配するヨナ。
使者毒殺の情報は瞬く間に城に駆け巡り、それは四龍やハクの耳にも届くことになります。
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【感想】
会談の場を圧倒するヨナ。
スウォンが治らなければこのまま王としてやっていけそうな貫禄です。
旅で苦労したのは無駄ではなかったのですね。
しかし、敵の策略にはまり、毒殺の容疑をかけられてしまいます。
四龍、そしてハクはどう動くのでしょうか。