こんにちは。
今日も猫が大好きな
kage(@cat_kagelife)です!
記事をお読みいただきありがとうございます。
今回はビッグコミック スペリオールから、
「雄飛」のネタバレ記事です。
漫画「雄飛」とは
始めにこの話は、幼い頃、雄飛が満州からの引き揚げの途中で母を姉を無残に殺され戦災孤児となります。
以来、自分が口にキズをつけた犯人・峻堂への復讐心を胸にボクサーとなり、今や裏社会で絶大な権力を持つ峻堂に立ち向かう話です。
前回のあらすじ
峻堂は自宅に女殺し屋・燕延を招いて、雄飛を殺すように依頼します。ですが元々武芸をたしなんでいて、今回初めて殺し屋となった燕延は自分のポリシーから、未成年者は暗殺できないと断ります。
峻堂はその答えに激怒し、燕延を眠らせて殺してしまいます。
殺した直後は興奮していた峻堂ですが、その光景を警察に見られていることに気が付きました。焦った峻堂は地下の隠し通路から逃げることを決断します。
「雄飛」 第108話 「逃がさない」のネタバレ
峻堂が逃げた後、警察が踏み込みます。ですが、すでに逃げた後で峻堂はいませんでした。
警察はホールや天井などを調べますが、地下通路は見つかりません。警察は急いで雄飛に電話をして逃げた可能性があることを伝えます。
その頃雄飛は、幼馴染で女優の橘青葉とドライブデートをしていました。
雄飛は峻堂の思考を読み、港から中国へ逃げるのではないかと予想しました。今自分達のいる場所からでは間に合わない可能性があるが、車を運転していた青葉に港に行くように言います。
そして、青葉へ「まだ間にあう可能性はあるんだ。」と言い、峻堂が港で船を手配するのと、乗組員も雇うはずだから時間がかかるはずと冷静に説明をします。

引用:ビッグコミックススペリオール19号
納得した青葉は赤信号にイライラしながら、港へ急ぎます。
峻堂は雄飛の予想通り、港を出港する前でした。
部下達に船の準備をさせ、自分はたばこを吸っています。峻堂の顔は悔しさに満ちていました。燕延を殺したことで日本にいられなくなり、中国に行かなければ行けないことが悔しいのです。

程なく出港準備ができました。船に乗り込もうとしている時に、近くの山道から雄飛と青葉の車が走ってきました。
雄飛も車の中から港を見て、峻堂が出港直前になっていることをしります。
「このままでは逃げられる」と雄飛が悔しそうに言うと、
「ここガードレールないわよね」と青葉が聞きました。
雄飛が何のことか分からないうちに、青葉は山道の上から港に向けて、道路を外れ斜面を車で駆け下りだしました。
当然車は何回もバウンドし、転がりそうになりますが、なんとか上手く港に車を着かせることに成功しました。

ですが、走ってきた車に雄飛が乗っていることに峻堂は気づき、部下と共に拳銃を撃とうを構えました。青葉はとっさに「ふせて!」と言って自分達はふせ、思いっきりアクセルを踏みます。
スピードをあげた車に峻堂と部下は、なす術なく轢かれてしまいました。
雄飛は青葉にお礼を言い、峻堂のもとへかけよります。
考察・感想
今回の話は、両者の焦りがいっぱい書かれていました。中国に逃げなければいけない峻堂と、逃がしたくない雄飛。二人の感情が見えました。
個人的な感想としては、話を読んでいると何故か警察は何もしないなって思います。
峻堂の地下隠れ脱出口も、けっこう分かりやすい所から峻堂達は出入しているのに、一生懸命探しても見つからないみたいです。
それに家の中を探しても見つからないのだから、とっくに逃げているのに警察は他を探そうとしないのです。
港に逃げた可能性を警察官一人だけが気づいて、雄飛に連絡したのですから、家をずっと見張っていたにしてはお粗末なような気がします。
ですが今回活躍したのは青葉ですね。漫画の最後にも見出して「青葉ちゃんグッジョブ!」と書いてありました。
結構おとなしめの女優さんなのに、急いで車を運転している青葉はかなり荒っぽいです。それに犯人が目の前にいて、拳銃を持っているのにアクセルを踏んで対抗するなんてスゴイと思います。
以上が感想でした。次回はいよいよ峻堂と雄飛が直接対決するのでしょうか?
「雄飛」の話は雄飛がボクサーなのもあって、アクションシーンが細かく書かれます。もしかすると次回はボクシングで決闘するかもしれませんね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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