2018年10月15日発売の『週刊少年ジャンプ』46号に連載されている、
「ゆらぎ荘の幽奈さん」の第131話のネタバレです。
【前回のあらすじ】
父親からゆらぎ荘のメンバーに取り入るため、仲良くしておくようにミリアは言われます。
その目的で訪れたゆらぎ荘にて、ミリアはこゆずと勝負を行うことになりました。
ゆらぎ荘の人物に化けたり、術で人形を作ったりと、なんだかんだで楽しそうに二人は勝負を行います。
そしてその中で、ミリアの企みが知られていることに気づきますが、全てを話してもみんなは受け入れてくれたのでした。

引用:週刊少年ジャンプ46号
今週のネタバレ
【決意】
ある日のこと、マトラがかるらを平行世界へ行こうと誘いました。
マトラは以前逢牙に、八咫鋼の秘術を教えてくれと言いましたが、あの秘術は純粋な人間でないと会得出来ず、半妖のマトラでは無理だと言われてしまいます。
宵ノ坂の力は体質、天狐みたいな術は性に合わない。一方漸玖狼は御三家でもないのに超越者になれた、自分はその修行方法が一番合っているとマトラは言いました。
しかし残念ながら漸玖狼は平行世界に残ったが、そっちに行く方法は逢牙でもわからず、自力で探すしかないそうです。
御三家に比べて自分たちは弱すぎる、このままじゃいられないだろうと言われたかるらも、逢牙との会話を思い出しました。
かるらは自分達の霊力の差を認めるも、いくら良い師を得ても御三家に並べるはずもない、よって別の策を取ると言います。
【別の策】
そこは夏祭り会場。コガラシはいつもの様に屋台で働いていました。
かるらはそんなコガラシの姿を、ビデオカメラ持参で離れて見ています。

引用:週刊少年ジャンプ46号
これのどこが強くなる策だとマトラに突っ込まれますが、かるらの目的はコガラシと結ばれることのみで、強くなる必要はないと言いました。
だったらこんなところで覗いていないで、早く会いに行くようにマトラに言われますが、かるらはまだ一歩が出せません。
マトラは漸玖狼を1人で探しに行く、かるらに頑張れと言って去って行きました。
【かるらの葛藤】
かるらは今、先日の事故で大して活躍できなかったので、コガラシに合わせる顔がないと思っていました。
以前は自分は美貌や想いだけでなく、実力の上でもコガラシの隣に立つのに最も相応しいと思っていました。
しかし、今となっては…と、強さを目の当たりにした幽奈や逢牙のことが頭をよぎります。
かるらは考えすぎだと頬を叩き、成功すべくコガラシとの祭を楽しむ姿を想像しました。
しかし、いざとなると勇気が出ず、コガラシの目の前を通り過ぎてしまいます。
何度もチャレンジしますが、その度に失敗してしまい、ついに諦めようと木の上で膝を抱えていました。
【コガラシの登場】
かるらが日を改めようと思っていた時、下から声がかかります。
それはコガラシでした。
突然のことに驚いたかるらは、滑って落ちたはずみでコガラシの顔面に尻餅をついてしまいました。
コガラシはかるらに幽奈のために戦ってくれてありがとうと言います。
心配していた心の声も、間違いなく感謝をしていることを表していました。
そんなコガラシに、少しはにかみながら、かるらは自分にできることをしたまでだ、と返しました。
コガラシと別れた後、マトラと合流したかるらは、コガラシに礼を言われたことにより、一層不甲斐なさを感じていました。
どうせなら自分が逢牙と闘い、自分がコガラシに憑依したかったと叫びます。
その言葉を聞いたマトラは、そうこなくちゃと言わんばかりに喜びます。
そして、かるらはマトラの漸玖狼探しに付き合うことを決めました。
たしかにコガラシは強い弱いなど気にしないだろうけど、か弱い女がコガラシの隣に立つことなど許さない!と、決意を秘めて飛び立つのでした。

引用:週刊少年ジャンプ46号
【感想】
白叡との戦いにおいて、ほとんど力になれなかったかるらは、自身の高すぎるプライドからより一層そのことを気にしていました。
ただでさえコガラシの周りには戦闘力の高い女性が多く集まるのに、逢牙や天狐の幽奈という強力な御三家も出てきて、たしかに影は薄くなっていました。
かつてコガラシにはっきり振られているにもかかわらず、ここまで健気に頑張るかるらを応援したくなります。
最後にかるららしさを取り戻すことができたのでよかったと思います。
【次回の予想】
パワーアップを決意したかるらとマトラですが、この流れが続くのであれば、ぜひ漸玖狼探しの話を読んでみたいです。
一旦別のキャラクターメインの話になるのか、この2人の話が続くのか、次回も気になります
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