2018年11月26日発売の『週刊少年ジャンプ』52号に連載されている、
「ゆらぎ荘の幽奈さん」の第137話のネタバレです。
【前回のあらすじ】
結納に横槍を入れた雲雀に、醸之介は躾と称して攻撃をします。
その時、雲雀の前にコガラシが現れ、攻撃を打ち消しました。
他のゆらぎ荘メンバーも現れ加勢するも、宵ノ坂2人との力の差は明らかでした。
そんな中、狹霧は酌人と一対一で対峙します。
自分の中のコガラシへの恋心を認めた狹霧は、覚醒して新たな姿へと変化したのでした。
前回の詳細はこちらの記事をどうぞ

今週のネタバレ
【新たな霊装結界】
狹霧の新たな霊装結界は、どうやら狹霧自身の編み出した技だそうです。
大きな黒いクナイを背に、狹霧は酌人へと攻撃を開始しました。
引用:週刊少年ジャンプ52号
しかし、背中のクナイを飛ばした攻撃は、酌人にかすり傷ひとつ付けることができません。
やっぱり無茶だと雲雀が加勢に向かおうとするも、醸之介が防ぎます。
幽奈も宵ノ坂2人の霊装結界を解除しようと試みるも、霊子通信までも遮断しているようで叶いませんでした。
かつて狹霧は逢牙とその話題について話をしていました。
今まで霊装結界は霊子通信を無効化できないのではなく、していなかっただけ。
しかし、幽奈の存在と共に、霊装結界を強制解除出来るということが知れ渡ってしまいました。
もし今後幽奈に挑むような強者が現れたら、そいつは霊子通信も無効化可能であると考えた方がいい、と逢牙は言っていたのです。
まさに、今がその状態でした。
【黒いクナイ】
朧は、宵ノ坂たちが酒を飲んでいなかったことを気にかけていました。
あれほどの霊力を得るには、尋常ではない酒を摂取しなければいけないはず、と朧は言います。
それに対し、二日間だけなら呑み貯められる、戦闘する日が決まっていれば、前もって準備できるのだと呑子が答えました。
結納の日取りも、そのためだったようです。
圧倒的な力と狡猾さを併せ持つ鬼、これが御三家の一角、宵ノ坂なのです。
酌人の攻撃を受けたと思われた狹霧は、変わり身の術でかわしていました。
戦い続ける狹霧の表情は、本気で勝つという決意が現れたものであり、酌人はそれが面白くありません。
その時、酌人は狹霧の黒いクナイが、霊装結界で覆われたものであるということに気づきます。
【対策】
黒いクナイを見て、雲雀はかつて狹霧と行った修行を思い出します。
霊装結界と霊装結界をぶつけるとどうなるか、霊装結界相手に戦う方法を模索しなければいけないと狹霧は考えていました。
霊装結界はあらゆる攻撃や術を無効化します。
これを破るには、霊装結界に込められた霊力を削りきるしかないとされていますが、霊装結界も術の一種です。
ならば霊装結界をぶつけることで、部分的に無効化し、穴を開けることができるのではないか。
もしそうなれば、その穴から霊力を送り込み、どんな術でもかけられる、というのが狹霧の考えでした。
穴が開くまで何度も同じ所を攻撃すれば可能であると確認し、狹霧は酌人へ攻撃を続けます。
しかし、その目的を酌人に気づかれてしまい、攻撃を防がれてしまいました。
穴を開け、霊符で転送でもするつもりだったのかと言われるも、狹霧はその程度で済ませるわけがない、と言います。
天誅を下すと、強い決意の元に攻撃を続けました。
【極小のクナイ】
防御結界の強度は単純な霊力量で決まる、狹霧ではかすり傷一つ付けることはできないと、酌人は余裕綽々です。
しかし狹霧は諦めていません。
かすり傷程は無理だとしても、見えぬ程に小さな傷ならつけられる。
小さければ小さいほど僅かな力で、鍼のように痛みもなく忍び込める。
何千万打必要だろうと、いつか必ず辿り着く。
そう語る狹霧の放った極小のクナイは、酌人に気づかれることなく攻撃を与え続けていたのです。
引用:週刊少年ジャンプ52号
狹霧は大きなクナイで陽動しつつ、極小のクナイを無数に打ち込んでいたのでした。
その極小のクナイは酌人へ届き、気を失わせることに成功します。
狹霧はそんな軟弱な男に、私の夫は務まらない、と勝ち誇ったように微笑んだのでした。
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【感想】
圧倒的な実力差があると思われていた酌人と狹霧でしたが、無事勝つことができてよかったです。
その勝ち方も、自らを磨き続けてきた狹霧ならではのものでした。
狹霧でしかできない勝ち方だと思います。
最後にコガラシに微笑みかけた狹霧の表情が、今までと違って全て吹っ切れたように見えました。
しかし酌人を倒したものの、まだ強力な醸之介が残っています。
どう対処するのか楽しみです。