2018年12月3日発売の『週刊少年ジャンプ』1号に連載されている、
「ゆらぎ荘の幽奈さん」の第138話のネタバレです。
【前回のあらすじ】
新たな霊装結界を纏った狹霧は、酌人へ攻撃を続けていました。
霊装結界へ霊装結界を何度もぶつけると、そこに穴が開くことを利用しようとしていたのです。
大きなクナイで陽動しつつ、目には見えない程の極小のクナイで攻撃し続け、酌人に勝つことができたのでした。
前回の詳細はこちらの記事をどうぞ

今週のネタバレ
【醸之介の攻撃】
酌人を倒した狹霧は激しく消耗し、その場に崩れ落ちました。
酌人の敗北に醸之介は怒り、大量の鬼火砲を付近に集めます。
今まで撃ったものを、操って戻したのでした。
あんなの一斉にこられたら、と雲雀は焦ります。
雲雀はコガラシが首にかけている勾玉で、霊力を回復できることを思い出しました。
しかし、勾玉に貯めていた魔力はこの前使い切ってしまい、まだロクに貯まっていません。
もう打つ手はなく、絶望的とも思える状況でした。
そうこうしているうちに、大量の鬼火砲が誅魔の里を目掛けて放たれます。
里を守るため、雲雀たちは避けるわけにはいかない!と、必死に攻撃を防ごうとしました。
しかし、どうしても防ぎきれず、誅魔の里へ攻撃が命中してしまいます。
【暗躍】
そんな、とショックを受ける雲雀に、安心するようにとうららからの呼びかけがありました。
今、誅魔の里には誰もいません。
いるように見えたのは、全て宵ノ坂を欺くための分身だったのです。
宵ノ坂と直接顔を合わせそうな雲雀と狹霧には隠していたそうで、他のみんなは知っていました。
狹霧との婚約だけが目的ではないと察しがついていたため、コガラシたちに知らせ、協力を依頼していたのです。
さらに誅魔忍軍総出で、あらゆる手段とコネを用い、ある物を世界中探し回っていたのでした。
それは、八咫鋼の霊力を回復させ得る、霊子結晶でした。
誅魔忍軍により集められた霊子結晶が、コガラシの元へ届けられます。
引用:週刊少年ジャンプ1号
そうはさせまいと、醸之介はコガラシに向けて攻撃をしました。
霊子結晶により回復したコガラシは、その攻撃をあっさりと弾きます。
コガラシの霊力が満タンになったと幽奈は驚きました。
さらに前の戦いによって、以前よりずっとコガラシの最大霊力値が上がっていたのです。
それにより、幽奈が憑依した現在のコガラシの霊力値は、10億を超えていたのでした。
【決着】
10億という霊力値に、さすがの醸之介も驚きます。
これでもう宵ノ坂家はコガラシの敵ではない。
彼らに長期戦を仕掛けるならば、また自分達が暗躍しようと、おばば様は醸之介に話しかけました。
儂の可愛い孫娘を、貴様らのような下衆の嫁にやるものかよ、ときつく睨みを利かせます。
じゃあな宵ノ坂醸之介、あんたらは狭霧を、誅魔忍軍を舐めすぎた、そう言ってコガラシの一撃が醸之介に激突したのでした。
【告白】
一週間後、誅魔の里は破壊された家屋の復旧作業に追われていました。
そこにコガラシが訪ねてきます。
誅魔忍たちは、コガラシに頼るしかなかったことを詫びます。
そして、誅魔忍軍はもっともっと強くなる、あんな奴らからもこの国を護れるように、と頼もしい姿を見せたのでした。
雨野家跡地では、狹霧がおばば様へ自分の決意を伝えようとしていました。
今回の件で、自分の結婚というものについて現実的に考えた結果、確信を得たと狹霧は言います。
自分はコガラシと結婚したい!と声に出した狹霧でしたが、その後ろにはコガラシや雲雀たちがいたのでした。
先程の言葉を聞かれた狹霧は、慌ててコガラシにどうしてここにいるのだと詰め寄ります。
一緒に聞いてしまった雲雀も、やっぱり狹霧もコガラシのことが、と慌てて尋ねました。
その問いに対し狹霧は、何を馬鹿な、と言ってしまいます。
確かにコガラシは結婚相手として非常に、この上なく理想的だ。
だが、勘違いしないでもらおう、自分が言っているのはあくまで誅魔忍として…と、ここまで言い、狹霧は一旦踏み止まります。
だから、だな、と言葉を続けます。
好きなんだ、そう言った狹霧の顔は、これ以上なく赤く染まっていました。
引用:週刊少年ジャンプ1号
誅魔忍としてだけでなく、1人の女として自分はコガラシに惚れていると、手を震わせながら必死に言葉を繋ぎます。
こればかりは幽奈にも雲雀にも誰にも譲らない。
必ず自分の夫にしてみせる!首を洗って待っているがいい!と、コガラシに面と向かって言いました。
その様子を見ていたうららは、クナイ捌きは天才的な器用さなのに、不器用なやつだとため息をついたのでした。
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【感想】
ついに狹霧の結婚編が終わりました。
酌人との戦いに比べると、醸之介はあっさりと倒されてしまったように思います。
そこが少し残念ですが、だからこそ、回復したコガラシの強さがよく現れていたのだと思いました。
そして狹霧が、ついにコガラシに想いを伝えることができました。
恋愛については、おそらく誰よりも不器用な彼女らしく、非常に不器用な告白です。
これでまた1人、コガラシへ気持ちを伝えた者が増えました。
同じ誅魔の雲雀はコガラシに振られてしまいましたが、狹霧はどうなるのでしょうか。
これからのコガラシをめぐる女の戦いにも注目したいところです。